越生町「あじさい山公園」はどうなっているだろう?

No.1494

 それは思い出せば2010年でした。

ほぼ全国的に紫陽花だけの病気が大流行しました!

花が「葉の様になる」伝染性のの病気でした。その伝染力は凄まじく、罹患した木のみ

ならず土壌も汚染するために伐採して燃やす以外に抑制手段がありませんでした。

切った鎌やハサミ、ノコギリも殺菌する必要があり「ほぼ全滅」してしまったという

ニュースが流れたことを思い出します。

 

【葉化病:ようかびょう】については、

東京大学植物病院さまの記事をご覧いただけます。

https://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/attach/pdf/index-1.pdf

 

 その昔、公園にはたくさんの紫陽花が山の上の方まで植えられていました。 

それが今年はどうなっているのでしょうか?

全く回復していません😢  13年も昔なのに・・・・。

 

 街中は曇天程度でしたが、300m程の山間では霧雨が小雨に変わり合羽が必要な

振り方に変わりました。濡れると気温が25度あっても寒いですね😅

(バイクで行く方がおかしいです!)

奥の方に見える山の麓のみしか植えられていません。

 

 

 その情報まで登りました。

まだまだ植えられて時が立っていませんし、全てネットが張ってありました。

来る途中の民家の周りも畑の周りもネット張り。

そうなんです!  しばらく前に私が運転中に衝突した🦌鹿が食い荒らしてしまうから

なのです。そろそろ本格的な駆除計画をしないと、農業にまで影響が出ます。

 

 

 「麦原地区あじさい街道」沿いのアジサイはきれいに咲いていました。

 

 

 かなりの曇天➕小雨です。暗いですねぇ😅

 

 

 ピンク系のガクアジサイも可愛いですね。

 

 

あじさい山」を後にして「山猫軒」方面へ右折しました。

少し入った場所に大好きな花があるのを知っているからです。

風貌の雨粒もかなり濡れています。

 

 

 お目当ての花は【トリアシショウマ】です。

小雨に打たれて項垂れますが、晴れた日に林を吹きすぎる風に揺れる様は情緒があり

哀愁さえ感じる素敵な花です。

(トリアシショウマの仲間の「ヤマブキショウマ」の春に燃えでた若芽は山形では

【イワダラ】と呼び、おひたしにして食べた癖のない美味しい山菜です。)

 

石垣にびっしりと【ユキノシタ】の花が咲いていました。

珍しい花ではありませんが、群生している場所の花はきれいですねぇ。

 

 

同じ場所に真っ赤な【ヘビイチゴ】の実がなっていました。

別名「ドクイチゴ」とも呼ばれますが、全くの無毒です。

ただ私も口にしましたが見かけとは違い、モソモソとした味の薄い実でした😅

美味しかったらとっくに食べてます✌️  (TVゲームの中の爆弾みたいな形ですね😀)

 

 

 

 今の我が家の「猫の額よりも狭い?」庭です。

住宅用の硬くて栄養素の殆ど無い土の上に「腐葉土」「黒土」「赤土」「肥料」を

盛り上げて作った15〜20cmしかない「畑?」です。

 ダメ元で買ってきて植えた「ミニトマト」と、那珂湊へ遊びに行った際に立ち寄った

地元のホームセンターで見つけた元気一杯の「きゅうり苗」5本を育てています。

 

 

 今日初めてきゅうりの花が一つ咲きました。\(^-^)/

 

 

 花が終わった頃に上部のみをこそぎ取りましたが、残った実がこんなに大きくなり

ました。 出窓に面しているので朝日がうまく制御されますし、日毎の成長が分かり

幸せな気持ちになります。デラウェアです。

 

 

 一本88円のミニトマト苗🍅ですが、元気いっぱいです!

着果100%です(^^)v  ミツバチ🐝さんのおかげです。

 


 玄関のスモモも色づき始めました。

そうだ!? 家の北側の「朝倉山椒」の実も収穫しなくては!

朝倉山椒は「トゲ」が無いので家の裏に回る際にも邪魔になりません。

あの「スッパ辛い(痺れて)」実が大好きです。

 

 このところ体がだるくて、動くことが億劫になっています。

そんな事に負けずに動こうと思います。

 

そうだ!「コアジサイ」に会いに行かなくちゃ!

No.1493

 

 6月を前に林縁に静やかに咲くコアジサイ

今年は毎日疲労感が体から取れなくて、なかなか外に出ることが億劫な年です。

でもコアジサイの「甘くて爽やかで上品な香り」が脳に焼き付いていて、どうしても

匂いを嗅ぎに行きたくなりました!😃

 

 里山の林道の、法面や陽が当たる林縁にたくさん咲いていた昨年の期待は見事に

裏切られました。どうやら刈り払い機で林道沿いの沢山の草木が伐採されていて

思いの外見つけるのが大変でした。

 

 手の届かない高い場所にしか咲いていませんでした。

しかも少し時期が遅かった様で散った花がほとんどでした。_| ̄|○(涙)

でも、嬉しいことがありました。

一度も止まってはくれませんでしたが「アゲハチョウ」に会えました!

きっと撮れないだろうなぁ・・と思いながらシャッターを何度か押しました。

端っこになりましたが何とか確認可能な写真が撮れました。

 右下部分に撮れていました(^^)v

最初は「ジャコウアゲハ」かな?と思いましたが、胴体の色やオレンジと白の模様、

中央部の半円オレンジ、尾状突起・・・オナガアゲハ】だと思います。

撮った後はどこかへ飛んでいってしまいました。

 

 

林道は諦めて、飯能市の「多峯主山」の登山道に咲くコアジサイに会いに行きました。

天覧山」から下りてきた場所あたりに「チャバネセセリ」が日光浴。

小さいけれど勇ましい姿が大好きです。戦闘機みたい😀

 

 

やっと会えました😍

そのまま鼻を近づけて思いっきり胸いっぱいに吸い込みました。

「甘くて」「爽やかで」「上品」な香りが脳内に満ち溢れます🎵

楚々と咲く花の姿も、葉の形も素敵です。 愛好家が多いのも頷けます。

 

 

少し青紫掛かった色合いの花は、尚更魅力的です🎶

 

 

 お!陽の当たる葉の上には「ダイミョウセセリ」さんが!

かなり飛び回ったみたいで、翅が傷んでいます。 頑張ってね!

 

 

 どこにでもありそうで、なかなか群生している場所が見つからない【ヒメフウロ】。

林道沿いの一角にかなり広範囲に咲いていました。

まとまって咲くヒメフウロの姿も大好きです。

 

 

 

 階段を100段ほど登り、「イチヤクソウ」が自生する場所にも行ってみました。

残念な事に歳を重ねるごとに株数が減り、今回はこの一株しか見当たりません。

自然の影響で減ったのなら仕方がないのですが「盗掘」だとしたら許せません💢

この花もどの林の中にでもありそうですが、いえいえ、滅多に自生株は見つける事が

出来ません。 人の影響で「絶滅」していくのなら本当に残念ですね。

 

 

 後味の悪い花散歩でしたが、いつの日か自然が回復する希望を胸に前向きに生きて

行きましょう!

 

レモンは諦めて、みかんにしました。

No.1492

 

 もう飢えて何年目になるのかさえ分からないほど前に植えた「レモン」。

よくよく計算すると大雪(2014)の一年前なので、どうやら10年目だった様子。

数年間鼻が全く付かず、今から3年ほど前に数個、昨年は十数個、今年は40個ほど

花が咲きました😃 嬉しくて筆や綿棒で丁寧に受粉作業もしました。

 

 ところが鼻が散った後に何も残らないという何とも残念な思いを、今年も味わう事に

なってしまいました😢

樹木には罪がないのですが、気が大きくなるだけで全く楽しみがなく、棘だけが何cm

にも成長し迂闊に枝の中に手を入れられません。(カラタチ級の棘です。)

 

 そこで心に決めていた通り、ノコギリを持ってきて枝、幹、根っこを順にカットし

 

本日やっと、幹径が10cmにも太く育った根の部分も丁寧にノコギリでカットし、

スコップで突っつき、こじ開ける様にしてやっと引き抜くことができました。

可哀想だけど庭のスペースは小さく、来年になると更に幹径が太くなるので決断を

下したのでした。

 

 同じ場所に腐葉土や赤土玉と肥料をミックスし、開けた穴が溢れるほど水を注ぎ、

みかん苗を植えました。

先端には数個のみかんが生っています。

苗の種類は【日南早稲】です。

受精が強く丈夫なのだそうです。多少寒さには弱いとありましたが、少しづつ慣れて

いくことで一年中元気にでいて欲しいものです。

 

 

久しぶりに大好きな千葉県へ。

No.1491

 

 私達家族は大の「海」「千葉県」大好き家族!

もちろん「フェリー⛴️」を使うコース採用です。

海無し県埼玉からですと、都心を経由(関越、外環、首都高速湾岸線)するか、

圏央道」「東名」「保土ヶ谷バイパス」「横々道路」「東京湾フェリー」の

二通りです。 外環から都心を避けて浦安、千葉市方面のルートもありますが

この路線は「大渋滞」の中心地なので最初からpass 💦

 

 

 家を5時台に出ました!

東名海老名SA(上り)に寄り、中の「成城石井」で🍙と飲み物を買ってすぐ出発。

実は今日の東京湾フェリーの運行スケジュールが「一隻によるピストン航行」なので

「2時間に1便」しか出ていないんです。 8時20分発に間に合わせるにはとにかく

早めに着くつもりでひた走りしないと大変なことに💦

 

 

 40分以上前に着きました(^^)v

車検証と娘の療育手帳を手にして、割引を利用してチケットを購入です。

平日ですがゴルフの支度をした男女のグループの多さにびっくり!

しらはま丸」大活躍です。(白浜丸はチーバくんが描かれている船です。)

わずか40分で着いてしまうので残念!

1時間40分くらいならなぁ😃

 

 

 出航です!

かなや丸」は今日はお休みです。

 

 

 今日この時間は引き潮です。

良い釣り場の雰囲気ムンムン。🎣

 

 

 この日とても珍しい船に出会えました。

海上自衛隊 護衛艦 もがみ」でした。

最新の技術、装備が整っている護衛艦です。

近隣国の軍事的接近の現場が多いため、ステルス性の高い高性能の艦艇です。

 

 

 釣船がかなり接近していますが、危険を知らせる警報音もなく静かに悠然と航行して

いました。

 

 下船後はすぐに「道の駅保田小学校」に寄りました。

隣に鋸南町の「都市交流施設」を建造中でした。ますます訪ねる人が増えそうな明るい

空間になりそうです。

 

 

 今日は暑くなる予報です。

その通りになっています。 モンシロチョウが沢山飛び回り吸蜜していました。

明るい日差しと花、そして蝶のいる景色は穏やかで大好き🥰

 

 

 この赤い花は「ブーゲンビリア」です。

沖縄に行った遠い日が浮かんできます。

 

 

 この後は少し走って「鋸山」へと向かいます。

歴史と由緒正しい「日本寺(にほんじ)」です。山全体が寺院ですので1日で周り切る

ことは至難の業です。(ほとんどが階段なので💦)

日本一大きな大仏。

一つの大岩を削って作られた大仏です。この日はたくさんの高校生や小学生がいてとて

も賑やかでした。元気がはち切れる姿は羨ましいです😀

 

 

 この場所の宣伝?資料には全く出てこないのですが、ここは「イワタバコ」の名所だ

と確信しました!

ほとんどの植物が根付けない垂直に切り立った「絶壁」を好んで繁茂する不思議な花。

見えている岩に張り付いている草が全てイワタバコです。

 

 

 大きな株の葉を持ち上げてみると・・・・

7月以降に咲く花の芽がもう沢山出来ていました。

 

 

百尺観音です。

とにかく「よく作ったなぁ・・・」ですね。

外国の観光客も大事そうに写真を撮っていました。

 

 

 「地獄のぞき」です。

私は苦手なので近寄ることもダメです😢

石切職人がなぜこの部分だけ残したのかなぁ?

先端部分がライオンの顔に見えたり、人の横顔に見えたりする岩です。

このアングルだと「猫ちゃん🐈」の顔にも見えます。柴犬にも😄

 

 

 切り通しの様な空間も入れて撮ってみるとこんな感じ。

 

 

 じつは大仏の休憩所に女たちを残して休んでいる間に、息子と羅漢群を巡りました。

舐めてかかってました💦 何百段もの階段が待っていました!

太ももに酸素が届かず、乳酸が溜まってくる痛みが押し寄せてきて、一回で登れる階段

の数が20段ほどしか💦

休んでは進み、下では足を笑わせながら何とか40分ほどで回れました。

売店で「自然製法の梅干し」「紫芋きんつば」を購入しました。(訪ねた目的の一つ)

 

 この後は「道の駅うまくたの里 木更津」に寄り、千葉産のピーナッツを買ってから

アクアラインへと向かいました。

この駅は本当に活気があります! ピーナッツ推し、調味料推しで試食試飲できます。

ピーナッツクリームをその場で作ることもできます。

 

 

 久しぶりの「海ほたる」。

快晴ながらスカイツリーがやっと見える程度の視界でした。

富士山も見たかったなぁ。

 この施設内には「アドアーズ」があります。大きなぬいぐるみが「簡単に取れそう」

な雰囲気満載のお店ですが・・・今回は「箱入りの菓子」や「箱入りグッズ」の機械が

増えていて、何よりも欲しいものが一つも無かったことにがっかりし、一円も使わずに

店を出ました。

(推しのサンリオのハンギョドンがいたら、取れるまで遊べたのになぁ😢)

 

 

 久しぶりに遠出ができて心身が休まりました。

実際にはこの日「19,000歩」以上も歩いていて疲れたはずですが😅

いつか大島へ船で渡りたいなぁ。

「ウスバシロチョウ」三昧の日

No.1490

 

 今年は本当に季節の進展が早く、昨年のブログと比較しても「花」も「チョウ」も

全てが半月以上も早く咲いたり現れたりしています。

桜が思いの外、長い期間に渡って咲いていたのでその時期は「ゆったりかなぁ」と。

表題のウスバシロチョウ】は昨年や一昨年のブログでは5月末から6月に入ってまで

なので、GW中にみられるとは思っていませんでした。

 

 陽気に誘われて「もしかしたら・・・いるかな??」程度の浅い気持ちで、近くの

毎年見に行く「現場」へ向かいました。

なのですが・・近道の林道経由で緑を楽しみながら行ってみようかなぁ・・と走行中、

何やら「白いもの」が幾つも「ひらひら」しているのが見えました。

慌ててバイクを止めて確認。

 

 今まで一度も確認できていなかった場所に、たくさんの【ウスバシロチョウ】が発生

していることを知り、遠くの現場に行くことはやめてじっくりとこの場所で撮ることに

決めました!😃

 ここの上には住居があり、開けた里山になっていて栗の木が植っている農地です。

林道はここで大きく幾つかカーブして登って行きます。

空が開けているので明るくて暑いくらいの日差しです。

(私のバイク見えますか?)

 

 真っ白な「ウツギ」の花が満開で、この蝶たちはこの花が好きで良く吸蜜します。

この蝶は一旦遠くへ、そして高く舞い上がりますが・・・また再び同じ場所に戻って

来るので、それまではゆったりと腰をおろして、花の香りや野鳥の美しい声に癒され

ながら待ちます。

 

 やって来ました(^^)v

なかなか翅を広げて止まってくれませんが、目の前まで来てくれるので贅沢は言えない

ですね。本当に忙しく乱れ飛ぶんです。

 

 

日差しが強い日でしたので、コントラストが濃すぎたり逆光だったりと苦戦中💦

以前、ヒメウツギの花に何頭ものウスバシロチョウが吸蜜しているのを見つけ、至近

距離で撮影しても全く気にしないくらいに熱中するのを知っているので、試しに近く

まで行って撮っても、やはり大丈夫でした🎵

 

 胸からお腹にかけての「モフモフ」見えますね😀

 

 栗の木の上を一頭だけしか写っていませんが飛んでいますね。

実際は何頭も飛んでいるんです。飛び方は見た目あまり上手くなく?

ふわふわ・・ひらひら・・ぱさっ!(草むらに降りる) こんな感じ。

 

なかなか全体の姿が撮れません。

 

 

うんうん。

この姿は良いですねぇ。アサギマダラを撮った時のように「丸っこい」形と模様が

分かりやすく撮れました。

ウツギの花のおかげです(^^)v

 

 

葉陰なので鮮明ではないのですが「タレ目の猫ちゃん」の目のような模様が好きで、

やっと撮れたことが嬉しくてたまりません。

 


ウスバシロチョウ

東京近郊の場合、4月の下旬から5月いっぱい、時々6月に入っても林内で見かける

事もある蝶です。

「食草」は「ムラサキケマン」「ヤマエンゴサク」など春先に咲く背丈の低い草です。

卵は紅葉樹の枯葉や枯れ枝に産むので、孵ってから幼虫🐛が簡単に食べ物を見つけやす

そうですね😃

 

 丘陵地や山地の広葉樹林の林縁から草地、農地周辺の草地や栗畑なども良好な生息地

なのだそうです。 この写真は海抜130m程度の里山で撮ったものです。

数本の栗の木、ケマンが沢山咲く山道、山藤が木を覆い尽くすような長閑な場所です。

 

 暑くなる初夏にはもう姿を見かけることは稀になるのでどうしてもこの時期は花以上

にこちらから足繁く会いに行かなくてはなりません。

今年も見せてくれてありがとう!

 

 

近くの森の深さにびっくり!

No.1489

 

 友人から「あの森の湿地の樹木に【カヤラン】が咲いているよ!」と教えてもらい

具体的にどの場所の樹木なのかを聞かずに(そそっかしい💦)一人で行ってみました。

 

 数年前の大雨で色々な場所が崩落してしまい、相変わらず「立ち入り禁止🚫」の

ままなのです。 この森は数十年前の「住宅団地開発」のために広い緩やかな山が

ほとんど削られて住宅になってしまった際に、頂上から川に面した部分だけ残された

貴重な森なのです。 森の深さから、開発前の土地の様子が分かります。

住宅になった場所のほとんどは植林された針葉樹。そして残された森の多くが紅葉樹

です。 川が近い事もあって、たくさんの野鳥や蝶、そして時にはイノシシが顔を

見せる事もあります。

 

 朝の9時ごろに入ってみたら、入って出てくるまで誰一人とも会いませんでした。

連休という事もあってか皆さんゆっくり寝てるのかな? 運動を兼ねて森を散策する

人の多い場所でもあるんです。

 

 さて【カヤラン】には会えるのでしょうか?

どんな蝶さんに会えるでしょうか?

 

 日陰を好む【ジャノメチョウ】。

木漏れ日の中の散歩道の案内役の様に、近づくとまた先へ行って止まる。嬉しい行動。

 

 

 

「線香花火」がパチパチと小さな火花を散らす様な【シオデ】の花です。

丸くて可愛い実が生ります。

 

 

くるくると二匹で回りながら私の近くで止まってくれた【コミスジチョウ】。

この日、この蝶が一番多く飛んでいました。とても敏感な蝶なので望遠を駆使しないと

なかなか大きくは撮れません。

 

 

 時期がぴったりだったのでしょうか?

普段会いたくてもなかなか出会えない【ダイミョウセセリ】もたくさん見られました。

羽を思いっきり広げてくれるので撮りやすいです(^^)v

 

 

別の場所でも出会えました。

銀杏の新芽に長く止まっていました。何がお気に入り?

この蝶の食草は「山芋系」の葉ですので、やはり近くに広葉樹林が多く無いと発生し

難いのかもしれません。自然が豊かで無いと虫たちも生きにくい世の中です。

 

 

 すっかり出揃った銀杏の葉。

たくさんの「緑の蝶」に見えてしまった私は、すっかり「蝶」に魅せられちゃってる。

 

 

 銀杏の次は「アカバナユウゲショウ」の花にしがみついていました。😃

 

 

 森の出口付近の林縁でとても可愛い花を見つけました!

草丈が5cm有るか無いかの小さな小さな「ササバギンラン?」

 

 

 大きさが比較できそうなものを何も持たずに来たので、近くの落ち葉を参考に。

背丈の小さいまま開花し始めていますね。

 

 

 森の入り口付近の枝の整理が最近なされました。

今まで何度も通る道なのに気が付かなかった樹木の様子。

ナラとヒノキが「芽生えた時」から、きっと一緒に育ってきたとしか思えないほど

ピッタリと寄り添っている姿に気づきました。

 

 

 家に戻ったら、間も無く終わるビオラの葉の近くに【ツマグロヒョウモン】のメスが

おそらく卵を産みに来ていたのでしょう。

何回も飛び去ってはまた同じ場所に戻ってきていました。

 

 

 この他にもレモンの花が咲き始めた木には「ナミアゲハ」が来ていました。

遠慮しないで産んで行ってね。

素早くて撮れませんでした。 ガッカリな私のそばを今度は真っ白な模様がはっきりと

分かる【モンキアゲハ】が飛んでいきました。 残念ながら戻っては来ませんでしたが

嬉しいサプライズ登場!でした。

 

 連休はとにかくどこも混むので、こうして近くの場所で自然と触れ合うのも楽しくて

地元を愛する気持ちも深まり、大切に守っていこうと思いました。

 

🔹途中10mほどの落差のある細い道や、削られた沢があり落ちたら大怪我をする場所

があったり、川沿いのためマムシがいる事もあったりと舐めてはいけない森でした。

 

🔹「カヤラン」の咲いている場所の樹木が想定できましたが、草木の背丈が深くズック

で来てしまった足では湿地という事もあり近づけませんでした😅

またの挑戦です。今度はヘビ対策の意味でも長靴必須ですね。

 

急いで会いに行かなくちゃ!

No.1488

 

 今年の4月は「5月化」しているとの表現をラジオが使っていました。

昨日は群馬の少し高い場所にいましたが、それでも29℃と言う「夏?」でした。

そして今朝は寒いくらいの15度開始。

こうなると本当に身体に響きますね💦

 

 今日の記事は山野草の短い花期に合わせてこちらが動かないと、来年まで会うことが

不可能になります。 陽気が不安定だと花期の旬が分からないのが困りものです。

 

 

 今日のお目当ては「ミヤマハコベ」「ワダソウ」です。

不安なのは数年前の大雨で、通行止めになっている林道にしか咲いていないものが

含まれているんです。行ってみないと分かりませんがバイクなので戻るのも苦痛では

ありません。

 

 まずは越生町の古いお寺龍穏寺:りゅうおんじ】に立ち寄って、

季節外ですが「セッコク」の存在を確かめてみます。

山中のお寺なのでとっても静かです。鶯の美しい声が響いています🎵

眩しい日差しの中に幾種類もの蝶の姿が見えました。

 

モンシロチョウが先に吸蜜している花に、【コミスジチョウ】が割り込んで

きてハルジオンを独占し始めました。(シャッターチャンス!)

 

 

 今年初めての出会いがココになりました。

 

 古いお寺の境内にはシャガの花がよく似合います。

 

太田道灌像の後ろの古木の桜に、びっしりとセッコクが付いていました。

花の盛りに来てみましょう!

 

小川笹舟氏の句です。

母を思う息子の気持ちがよくわかる気がします。

 

お寺からは一気に奥武蔵グリーンラインへ向かいます。

走っては止まり、林の中を覗くのですが・・・同じ山系なのに、同じような日照条件

なのに、植物って必ずあるわけじゃ無く、全くその気配すら無いことが不思議です。

 

 この丸印は最近まで通行止めになっていた林道です。

今日は無事に来ることができました。しかし、ピンポイントで「群生地」が工事の

犠牲になっていました。この場所は他の面から50cmも沈み込み、かなり長い期間

通行止めになり、すぐ先の県民の森へ行くことができませんでした。

ここを埋められてしまうと全滅では?

そう思いながら斜面に近づいてみたら・・・・

 

 

 無事に生きていて咲いていました!\(^-^)/

【ワダソウ】です。 

広い広いこの山で、ここでしか見た事が無いんです。

良かったぁ😃

 

 

 10株以上あったので来年はもっと増えるでしょう。

 

小型のニリンソウもこの場所の一角でしか見た事がありません。

平地でのびのびと花茎を伸ばすニリンソウとは一味違います。

 

 

 深く沈むほどの落ち葉の布団を踏みながら観察していたら、ピンクの濃い花びらを

見つけました! 写真加工なしでもこんなにピンクが濃く入っているニリンソウ

初めて見ました(^^)v

 

大満足して次は道を引き返しながら、私の「秘密の花園」へと分岐して走ります。

別の林道に入った途端に、アスファルトの端っこに【ミヤマハコベ】がたくさん咲いて

いました。草丈が低く、葉が小さくて花が大きい為、見応えがあります。

 

 

 「うさ耳」ですよね(^_−)−☆

サワハコベは、この切れ込みがもっと浅い独特の形状なのですぐ分かります

遠目でも一面に咲く季節は本当に楽しいです。

もう少ししたら同じ場所で【ウスバシロチョウ】が飛び回ります。

 

 

法面には小さなハルリンドウがたくさん咲いています。

この花は「ビロードツリアブ付き」でした😃 何処にいるか分かりますか?

 

 

ネコノメソウはもう終わりかな?

 

「キケマン」は標高の高い場所ではまだ綺麗に咲いています。

 

 

 そしてこちら様は【ミツバコンロンソウ】です。

この花もこの場所以外で見た事がありません。本当に植物分布が把握できません。

見つけたら毎年同じ場所に行くしかありませんね。

花の時期は終盤になっていました。なんとか間に合いました(^^)v

 

 

 スミレはすっかり終わっていました。

今年はエイザンスミレには会えず終いでした😢 葉っぱはたくさん見たのですが。

 

 好きな花を訪ねて走ると、30km以上も走ってしまいました。

でも、自然の中の「自然植物園?」で会うことが一番嬉しいです。

「今年も元気そう!」って思えるからかな?\(^-^)/

私も元気でいなくては✌️

 

家の近くの林散歩

No.1487(いいよ〜花)

 

 この季節は本当に植物の変化が大きくて、一週間も見ていなかったりすると形も

大きさも代わっていたり、花が終わって跡形なく・・・ということもしばしば。

 

 近くの林へは歩いて行けるので、よそのお宅の庭の花を愛でながら登っていきます。

寒くも暑くもない日でしたので、汗を掻かないで済むように軽めのウェアで。

 

 運動公園の隅っこに、明るく鮮やかな赤紫色(マゼンタ)が目立つ樹木の花が!

調べてみたら【アカバトキワマンサク】という花でした。花びらが「ふさふさ」

割れている珍しい樹木でした。中国原産だそうです。

気持ちが穏やかになる色です🤗

 

 

 下草が綺麗に刈られ、風が行き渡るようになった場所の【キンラン】です。

愛好家の方々が林を守ってくださっているおかげで、何本も確認できました。

この林には【ギンラン】は見つけられませんでした。

 

 

 林を吹き抜ける綺麗な風に、髪を靡かせる貴婦人のような姿です💕 (妄想)

 

 下草が刈られているお陰の花がもうお一人。

タツナミソウ】です。 咲く光の加減で青や紫色の雰囲気が変わって見えます。

この季節だけの魅力的な花です。

 

 

日陰にもスミレが咲きます。

日当たりがもう少し良ければ草丈はさほど伸びないと思うのですが、ここのスミレは

20cm以上も上に伸びて咲いていました。(多分【ニョイスミレ】)

 

 

林を出る寸前の木の下に、初めて見る花が!

どうにも名前も姿も初めて見るものなので、「知恵袋」に頼りました😅

その結果【シラユキゲシ】だと知りました。

中国が原産で標高が1400〜1800mの亜鉱山で咲く花とのこと。

大きな「葵」模様の葉、スーーーっと伸びた花茎の先に真っ白な可憐な四弁花。

てっきり新種?なんて思っちゃいました^^;

 

 

寒さにも暑さにも強いようで、庭に植えたくなります。

涼やかですよね。

 

 歩いた歩数が5000歩ちょい。

花を探しながらゆっくり歩いても結構歩いちゃいますね(^^)v

 

「笠山のイワウチワ🌸」

No.1486

 

 ここ数年、この季節になると「笠山(乳房山)」山頂に咲く「イワウチワ」が」気に

なって仕方がないんです😅  峠まで行くのにバイクでもほぼ1時間。

峠から130m高さほどの急登箇所があるので、足が痛かったり呼吸器系が苦しかった

りすると行くのが難しいお年頃になりました(^^;;  以前は走れた🏃のになぁ。

 

 

 天気は快晴。 気温は低め(朝7℃、後に山は15℃)ですが、それなりの厚着で

バイクに跨って出掛けてきました。

「県道11号線」を東秩父村に向かい「舘川」の【切通橋】を左折して、川沿いに

数キロ走ると「林道栗山線」に入るために右折します。

この林道は全線が舗装です。(傷んでいる場所がありますが)

かなり上の方にまで人家が続きます。 クネクネの途中に視界が広がる場所も多くて

思っていたよりも「良い道」です。 

 

昔はたくさんの林道があって、材木関係で全て生きていた道ですが、現在は大雨による

崩壊のために通行止めのままという道が多く「行ってみないと分からない」というのが

一番確かです!

「七重峠」「笠山峠」という二つの違う名前の峠が接近しているようですが、元々の

道の様子と違っているので、あまり馴染みのない私には現地でもよく分かりません。

 

 ウグイスの美声が青空に響き渡るのを耳にし、緑やピンクの「パッチワーク」みたい

な新緑を目にして心地よく癒されながら走っていくと・・・・

 

「笠山峠(七重峠)」に着きました。

 

ここにバイクを置いていきます。

しばらく離れるので、前のタイヤをフェンスにチェーンでロックします。

ポツーン・・・ですね🤗

 

この道は「萩平笠山線」。

現在は通行止めです。人間はもちろん大丈夫ですし、この道の途中に「登山口」があり

ます。トレランする人が時々行き来する快適な?じゃり道です。

ここが笠山への登山口です。小さな案内ポールが立っています。

入り口から50mくらいは人が1人やっと通れるほどの狭い道です。

では気合を入れて登って行きましょう!

 

ここは結構きつい勾配です。

ゴロゴロした石に足をうまく乗せないと「ズル!」💦 ってなります。(ゼーゼー)

 

目を下に向けないと気付かないほど小さな小さなスミレ。

【フモトスミレ】でいいのかな? マクロで撮っているので大きく見えますが。

実際には1cmくらいしかありません。

 

休んだ際に空を見上げると、まだ山桜が綺麗に咲いていました。

山桜は葉っぱと一緒に咲くのですが、野趣が溢れていてとても美しいです。

 

 

峠が標高700mなので、高さ137mを登っただけなので30分も掛かりません。

(息は何度も切れましたが😅 )

到着!!!

 

 

 この冠雪している山は何山でしょうか?

多分ですが・・・雪の無い山の形は「男体山」でしたので【日光白根山】では?

 

春浅い時期に咲く明るい紫のツツジは、殺風景な景色を華やかにしてくれます。

ミツバツツジ】でしょうか?

 

 

頂上から一回降りて、再び岩を登った左の急斜面にお目当ての【イワウチワ】の群生が

待っています🌸

午前の9時台なので、逆光気味な場所です。

昨年よりも群生の面積が広がっていて感激!🤗💕

しかも色合いも白、ピンクと一眼で分かる色違いも確認できました。

7分咲きほどに咲いています。今年は早いですね。

 

 

かなり日光が強く差し込んできました。

陽の光に透けて見える花って良いですね。😍

 

これは白系ですね。

 

こちらの一群は肉眼でも分かるように「可愛いピンク」です💕

何度見ても美しくて可憐です。 切り立った急斜面なので太い木に背中を押し付けて

落ちないようにしながらの撮影です。

 

 

満足した笠山登頂とイワウチワのお花見でした。

帰りの道の脇での撮影は【ビロウドツリアブ】さんです。

この時期だけの愛らしい姿のアブさんです。ホバリングが大得意!

短い胴体と航空力学的な羽がなんとも可愛いです。

 

 

じつは3〜4月の短期間しかいない蝶と会えました。

【ミヤマセセリ】のメスさんです。

一瞬「ベニシジミ?」と思ったのですが、主翼の模様が違います!

日当たりの良い場所で、写真のように羽を広げて休む姿ももう少しで見られなく貴重な

出会いでした。

撮れて良かったです。春の蝶は活発で、何頭かテングチョウに会えたのですが早くて

全く撮れませんでした。

 

 

名前はともかく、日の当たる場所にも少し日陰にも様々なスミレが咲いています。

【ヒナスミレ】かな? 花同士がまとまっているのも可愛いですね。

春が深まり、初夏へと向かう短い期間しか楽しむことができません。

家に植えて楽しむのも一興ですが・・・やはり・・・

滝野瓢水(たきのひょうすい)の有名な句・・

 【手に取るな やはり野に置け 蓮華草】 

この「蓮華草」を「すみれ草」に置き換えられて有名な、その勧めに応じ周囲の景色や

土に馴染めばこそ!ソコに咲いている姿を現地に行って楽しむことが大事だと思います

ねぇ。

 

 笠山に至るまでの林では見つからなかった「カタクリの群生」は、じつは笠山峠から

「堂平山」への登山口から50mほど入った林の中に存在します。

笠山峠まで車で入れることを知らず、堂平山頂にバイクを置き、山を一旦この峠まで

降りてから笠山に登った際に知ったんです。

 

下界ではとっくに花が終わっているカタクリですが、700m地点ではやっと数輪だけ

咲いているだけでした。ほとんどは葉っぱがやっと広がり終わった状態でした。

 

 

この場所には「エイザンスミレ」も多く生えているのですが、やはりギザギザの葉が

あるだけの春浅い林でした。

地面に目が行っていたので、珍しくもとても小さな花を見つけました!

画面や本ではよく見ていた【ワチガイソウ】です。

「ワダソウ」とこの花を間違えて覚えていましたので、その違いがよく分かりました。

背丈は10cmにも行かず、群生もせずに数メーター離れた場所に点々と。

何枚も撮ったのですが花が小さくて焦点が合わず、この一枚だけが何とか😅

周囲の草木が生い茂ると春浅い花たちは消えてしまいます。

小さくて健気で愛しいです。

 

 

ヒトリシズカ・・今年初めてのご対面。

笠山峠から「白石車庫」側へ降りていく林道の途中で見つけました。

ほんの数十メートルだけの区間なのですが、林道の斜面に「カタクリ」「サバノオ」、

「ナガバノスミレサイシン」「ヒトリシズカ」などなど山野草があるんです。

少し早かったので他の花はまだ咲いていませんでした。(北側の半日陰箇所)

葉っぱだけですが既に存在感出してますね🤗

 

 

 山野草は本当に花期が短く、しかも年によって日にちの前後があるために「早すぎ」

たり、「遅すぎたり」するものです。有名な場所なら情報がネットに上がりますが、

ほとんどの人が知らない場所はやはり実際に行くしかありません。

今回「イワウチワ」はバッチリ! タイミングが合いました(^_^)v

何とか登れる体力も残っていたことに感謝です。

 

「秘密の花園」はまだまだ早春でした。

No.1485

(管理画面を見たら、思っていたよりも投稿数が多かったので修正です。)

 

 二つほど先の市町村の山の中に、春先ならではの山野草が咲くエリアがあります。

その場所は5月近くになると「ウスバシロチョウ」も飛び交う素敵な場所。

毎年、行く日にちを変えながら結局は2〜3回見に行っておりました。

 

さて、今回は果たして何がどこまで咲いているのでしょうか?

 

 軽自動車でも、前から車が来ると離合が難しいような山道です。

先日鹿とぶつかりましたが、不思議と山中ではエンカウントしません🤗

ガードレール無しの箇所が多いので、脱輪だけは最大注意です!

秘密の場所に着きました(^^)v

 

 一見、何も生えていなような茶色い地面が続いています。

新緑はほんの少し萌え出てきたようです。

 

オスのゼンマイが元気よく生育中でした。

 

 すみれの宝庫なので色々な種類が撮れると期待してきたのですが・・・

まだ早かったようです😅

でも【ヒナスミレ】の綺麗なピンク入りが慰めてくれました。

 


葉がギザギザの【エイザンスミレ】は葉っぱだけの確認でした。(また来よう)

視線を低くして花を探します。

「レンプクソウ」は撮ったのですが、全てボケボケ💦

まだ蕾のようですね。五輪揃って咲く頃にまた来たいなぁ。

小さくても存在感が大きな可愛い花をご紹介🎵

【トウゴクサバノオ】さんです!

 

よ〜く目を地面に向けると・・・・

【ヤマエンゴサク】のやはり可愛いピンク色の花が少しだけ咲いているのを発見!

 

【コガネネコノメソウ】

四角い花の形がユニークですね。 シロバナやハナネコノメソウも見たいのですが、

この界隈には咲いていないのです。

 

 

陽当たりの良い場所に一株だけ「タチツボスミレ」が開花。

安定の美しさと貫禄がありますね。

 

 

アズマイチゲの葉はたくさん見かけましたが、まだ早いようで、やっとこの株を発見。

真上を向いて咲く姿が見たかったです😅

 

 

 この後に広い峠に出て(刈場坂峠)桜と車を撮りました。

 

まだまだ蕾が残っています。さすが標高800m以上の場所ですね。

淡い香りも堪能できました。

 

 

今度はバイクで訪ねます\(^-^)




 

「鹿衝突」の車の修理完了です。

No.1423

 

 鹿とぶつかってから三週間経った今日、修理が完了したとの連絡をもらいました。

何よりも優先して車を取りに行きました。

 

 どうやら最初思っていた箇所よりも広い範囲で凹みや歪みが有った様です。

早速完了後の写真を撮って息子へLINE。

 

交換が必要になった部品たち

●ヘッドライトユニット(一体型です。)

●右側のフェンダー2種(剥がれたり凹んだ箇所です。)

フォグランプ(中に押し込まれて割れて外れてしまった。)

●フロントバンパー

 

 

 そして傷や凹みなどで修理が必要になった部品たち

■ボンネット(小さいですが凹みがありました。)

■右ドア(やはり凹みがありました。)

■バックミラー内部のユニット(最初気づかなかった動作不良のため)

 

ディーラーさんに「実費用金額」を尋ねましたら・・「80万超えたそうです!」

との驚くべき金額でした! その分、とても綺麗になっています。

 

 保険のおかげで出費は「上限5万円」で済みました。(^^)v

とても実費は支払えません!  嬉しい事に飾りとしてバンパーやフェンダーに自分で

貼った「ステンレス製メッキ部品」への保証も利き、2万円も行かない安部品ですが

購入した時の証拠所類があったので提示したら、全額出る事になりました。

つまりは・・・3万円とちょっとの出費で修理交換ができました。

 

 この事故の所為で「保険等級」が3つほどダウンしますが、自分や鹿の命の身代わり

として凹んだり割れてくれたおかげで、大惨事にならずに済みました。

感謝しなくちゃいけませんね🤗

 

 今日はエイプリルフールの様ですが・・・実話です(^^)v

 

保険の中の「車両保険・・自分の車に関しての保証」は、どうしても支払い金額を

少なくするために「自分の車はいっかぁ!」ってなり気味ですが、今回の様に自分が

どんなに安全運転をしていても「降りかかってくる危険」によって下手をしたら廃車に

なる可能性だってありますから、頑張ってそのオプションを付ける事をお勧めします。

 

 

「えっ!もうそんな季節?」

No.1242

 

 2月末頃になると初春の花の開花が迫り(セツブンソウなど)ますので、年が明ける

ともう気持ちがソワソワしてきます。

大きく育つ草や葉が茂る樹木たちがまだ眠っている間に、春の妖精たちは活動を開始し

ないと陽が射さず結実することが難しくなります。 スプリング・エフェメラルたちは

大急ぎで咲くので3月は特に見る方も忙しいのです😅

 

 

 そのような山野草の一つに【ミヤマカタバミ】があります。

少しつぶれた感じのハート型に、大型の白い花がチャームポイント💕

カタバミ」なら道脇や庭の隅っこに小さくて黄色い花を付け、飽きるほど?見る事が

出来ますが、ミヤマカタバミは山林ならどこにでもありそうですが・・・意外にもその

群生地は限られていて、場所を知っていないと見れないまま季節が過ぎます。

杉林の反日影で少し湿った場所で、今年も咲いていました。

前日の雨でか弱い花びらが傷んでいるものもありました。

 

腰を低くして足元を見ないと気付かずに踏んでしまいそうです。

スギの枯れ枝と比較しても、とても小さな植物だということがわかります。

 

ひざまづくと一瞬で膝が濡れますよ😅

 

台地からは20mほど降りて行った場所が河原です。

雨後なので足を滑らさないように注意しておりましょう!

一見すると下草としてはまだ何も生えていないように見えますね。

 

 あら?あなたももう目が覚めたの?

 

私の短い足でも安心して渡れる「ド・レ・ミ・ファ橋」です。

白い看板が見える場所には「ネコノメソウ」がたくさん咲いています。

不思議なことに対岸(今私がいる側)には全く生えていません。

 

水面に近い斜面には程よく「ニリンソウ」が咲いています。

明るい曇り空のためか、思いっきり花が開いていない風情がまた素敵🎵

 

リュウノヒゲ(ジャノヒゲ)」の新しい芽と美しい瑠璃色の実。

素敵な青色です🤗

 

 至る所にニリンソウが咲いています。

 

ニリンソウのそばにはうまく住み分けて咲く【アズマイチゲ】と【キクザキイチゲ】が

ありました。葉の形が違いますね。

この花も日光が射してくると大きく上向きに咲いてくれます。

項垂れ気味の花もまた良いですね。

 カナヘビさんも動き始めました🎵

この小さくてクリクリした目が可愛いです😊

 

 5月に低山の道脇に咲き乱れる一重の「ヤマブキ」。

私は八重よりもこの一重が好きです。 もう咲きそうです。

山吹の花越しに見える川面はとても風情があります。

 

 満喫してバイクに戻る途中、ムラサキハハナの周りを「スジグロシロチョウ」が

嬉しそうに飛んでいました。 葉っぱで一休みの瞬間を📸


家からはバイクで最短距離にて30分。埼玉の奥座敷飯能市です。

家で待つ家族には「飯能名物」の一つ【四里餅:しりもち】を本店で購入。

つきたてのお餅の柔らかさと上品な餡子のコラボ。 一気に4個は行けます。 4(^^)v

初めて知ったのですが・・

左の「縦型焼印=粒あん」で「横型焼印=こしあん」ですって!

我が家は全員粒あん派なので、揃えてもらいました。

大きめですが流石にこの時勢ですので・・160円/個しました。

ちなみに「賞味期限」は「当日中」です。

 

 

 

菜種梅雨が来る前に。

No.1241

 

 どうやら一週間ほど雨や曇天が続く予報です。

桜の満開も気になるところですが、例年よりも何だか全ての花の開花が早く感じます。

山野草もインスタ仲間の投稿を見ていると、たくさん咲いている様です。

そんなわけでいつも行っている小川町の槻川沿いエリアに行ってきました。

目の前の川は「槻川:つきかわ」です。

大木を製材した材木をワイヤーでしっかり繋いでいるので大丈夫です🤗

 

 

 毎年、同じ場所で同い大きさの株で割いてくれる清楚な花は大好きな花です。

「百合山葵」と似た花ですが【マルバコンロンソウ】といいます。

 

ニリンソウはほんの僅かだけ開花。近い内に数え切れないほどに咲きます。

 

今年は花の大きさと草丈が低い様に感じましたが、割いている範囲が拡大していて

遠目に見てもとても美しいです。

 

同じ場所に今キクザキイチゲが爽やかに割いています。

(追記:葉の形からアズマイチゲの誤りでした。)

陽が差してくると花びらを広げ、陽が翳ると閉じる様子が面白いです😊

 

【エンゴサク】が広範囲に広がっていました。 淡い青系、やはり淡いピンク系があり

華奢ですがとてもドレッシーです💕

 

セントウソウです。

花がとても小さいので、マクロで撮るにもマクロ望遠で撮るにしても、なかなか精細に

撮る事が難しいです😅 今回はSONY α6600のマクロ望遠で撮ってみました。

雰囲気がよく出ていました(^^)v(まぐれ?)

 

日陰にも一輪だけでしたがニリンソウが咲いていました。

 

このカタクリも日陰で咲いていました。日向よりもコントラストが薄いために優しく

淡く撮れました。

 

ヒロハノアマナや【キバナノアマナ】も今が見頃です。

 

【ネコノメソウ】も咲いているんですよ🤗

 

スミレは種類が多すぎて?名前がわかりません😭

もしかしたら葉っぱと花の様子から【フモトスミレ】かな?

 

キバナノアマナ】ですね。

 

 しばらく前にセツブンソウを見に来ましたが、すっかり結実していました。

この場所にセツブンソウが咲くことを知らない方が多く、宣伝しちゃいました。

河原には辛子菜の花の吸蜜のためにたくさんの「モンシロチョウ」が飛んでいました。

菜種梅雨が過ぎた頃にはもう樹木の新芽が燃え始めるかもしれません。

年々体力が衰え、歩くだけでも膝が痛む今日この頃_| ̄|○

でも、こうして山野草の命に触れるだけで、生きている喜びに満たされます。

 

春を確かめに河原へ

No.1420

 

 鹿との衝突から数日経ちましたが、心は落ち着いております。

(返す返すも『あれは奇跡的だよなぁ・・』と思います🤗)

 

さて、今日は晴れてはいましたが、風が冷たくて下着とパーカー一枚で自転車に

跨って河原へ行く途中「うわぁ!さむ〜〜〜い😓」となりました。

戻るのは面倒くさいので続行!!

 

 彼は色一色だった河原にもところどころ緑色が見えました。

水辺には「カワジシャ」の美味しそうな新芽が力強く燃え出ていましたし、

カワラヤナギ(ネコヤナギ)の枝いっぱいに若々しい緑の葉が萌えていました。

 

 「星の瞳(オオイヌノフグリ」は小型のネモフィラの様で、

春の地面にまるで青く輝く銀河の様に咲いています。癒される花ですねぇ🤗

思いっきり寝そべって撮ってみました。(コンデジ

 

 

まだまだ殺風景な河原の平地。

竹林の根元には「ムラサキハナナオオアラセイトウ、ショカッサイ)」が咲き、青と

紫が目立つ今の季節です。(タンポポはこの地ではまだ主流ではない様です。)

 

 ゆっくりとペダルを漕いでいたら・・・・

白い蝶が数羽忙しく飛び回っているのが目に入りました。

この早い時期ですと越冬から目覚めたテングチョウやキタテハには会いますが、

モンシロチョウ?さんはまだ早い気がします。

静かに立ったまま動かずにいたら、珍しくも地面近くに舞い降りて花に止まりました。

一眼カメラは持って来ず、CanonのIXYをポケットに入れてきました。

このカメラは数メートルの焦点がなかなか会わない癖があるのですが、5mを超えた

辺りからのデジタルズーム性能が良く、時には一眼よりも上手く撮れます。

 

 まずは町の近くにある特徴のある目印(枯葉や枯れ枝など)に向けてズームし、

静かにファインダーで蝶を探します。

手ブレ機能がなかったら絶対「ブレブレ」にしか撮れない自信があります😅

撮った結果がこれです。

 

スジグロシロチョウさんでした。

まだまだ吸蜜できる花は少ないので、大変だと思うけどもう少ししたら花で溢れるから

頑張って生き抜いてね。

 

 

花が小さくて細いから、蝶が止まって・・花が曲がって・・蝶がコケて😀

そんな愛らしいシーンも見る事ができました。(まだ慣れてないのかもね🎵)

 

 

最近のデジカメはすごいです! スマホのカメラも侮れないですしね〜。

 

 

 蝶に会えて本当に嬉しかったです。

気を良くしてさらに川上へ。 樹木の名前はわからないのですが、河原の近くに大木が

何本もあります。その中でこの木はもうほとんどが枯れてしまい、ところどころキノコ

に覆われてしまっていました。

そんな古木を励ますかの様に「ムラサキハナナ」が根元近くに咲いていました。

 

 

 春を満喫できた1時間でした。

そういえば・・スギ花粉症の症状がほとんど出て来ないぞ!!

私の体が単純に反応していないだけだったりして😅

災難は突然に!

No.1419

 

「まさか!!😱💦」

そう思うしかない事故に出会ってしまいました。はい、私がです。

こうして記事にできるぐらいですから「人身事故」ではありません。

それは・・・

そうなんです。

交通量も結構激しい「県道」を何台も連ねて走っている車の中の、我が愛車を狙った

としか思えない「飛び込み」「ドカン!!」に_| ̄|○

 

 道脇には民家もあり、畑や田んぼがあり、鉄道も走っています。

夜間ならともかく日中の午後2時台の、しかも2車線の反対車線を突っ切って愛車に。

結果は、鹿は多少怪我したとは思いますが衝突後自分の足で軽やかにまた元いた場所へ

消えて行きました。(合計3頭いて、ぶつかったのはその中のオスの大きな成獣)

 

 愛車の右側のヘッドライトに大きなヒビ、バンパーは衝撃でストッパーが壊れて

捲れ上がっています。(センサーは正常、フォグは内側へ押し込まれている。)

とうとうやってしまいました_| ̄|○💦

 

 深呼吸してまずは落ち着いて警察へ「110番通報」。

管轄の警察署から2人の警察官が調書の情報収取へと来てくれました。

「事故の発生時間」「場所:住所確認」「運転者情報収集」などなど。

幸いなことに「ドライブレコーダー」にぶつかった瞬間の映像がくっきりと

記録されていました。警察官にも見ていただき、決して車同士だったり人身事故では

無いことを確認していただきました。

 

 次はディーラーへの連絡です。

警察官がデーター共有をするために、私にも時間や場所を記録し、保険会社へ報告する

際に同じデーターを伝える様に指示されました。

一旦家に帰り、落ち着いて電話をし、ディーラーへと持ち込みました。

 

 ディーラーの担当者の指示の下、保険会社へ事故報告します。

警察調書と矛盾が無い様にありのままの出来事を伝えます。

事故は不可抗力的なものでしたが、今まで動画でしか見たことのない様なとても

珍しい事故をまさか自分が経験するとは思いませんでしたねぇ。

 

保険に関しては、いくつかの「要らないかなぁ?」と思ったものの、やはり一応

つけておこう・・・それが今回は本当に役立ちました。

例えば・・・

①レンタカーオプション

このおかげで混んでいる板金修理屋さんが、取り掛かれるまで時間が掛かっても

代車を「30日間」無料で使えます!

②車両保険

これも、なかなか自分の車の自損に対してはケチりがちですが😅 最大「50000円」

を払う必要がありますが「上限50000円」を支払うだけで、あとはどれほど修理に

掛かるとしても「保険適用」になります。

③確実に動作するドライブレコーダー

普段撮影データーを垂れ流すだけで、記録をほとんど見ることはありません。

鹿の衝突を見事にキャッチ、撮影した映像は警察官への証明だけでなく、保険会社

への正確な証拠情報を伝えることができます。

 

とにかく、人身事故を引き犯さなかったこと、大きな鹿でしたが法規通りの速度

走行でしたので、凹みはしましたが大衝撃事故にはならずに済みました。

鹿も道路に横たわるほどの怪我をしなかったこと、後続車からの追突も無かった事

などたくさんの「不幸中の幸い」のおかげでスムーズに事が運びました。

 

野生動物恐るべし!!

また、世の中には本当に予想もできない「突然の出来事」って沢山あるんだ・・

そうつくづく思いました。 気をつけようがありませんが、里山の近くや

山の近い道路を走る際にはどうぞお気をつけください。

 

【画像を追加しました。】

■サイドバンパーの止め付けが外れ、外側にめくれています。

フォグランプが窓から押し込まれて、内部で宙ぶらりん。

■ヘッドライトカバーに四角く「ヒビ」が入っています。

 

 **真ん中だったとしたら・・・センサーで一杯ですし、ラジエーターなどなど

   多くの部品が詰まっているので免れて本当に良かったです。**