№1151
昨年の10月に飯能市の低山(天覧山、多峯主山)に登って以来、「低山」とは
言えども、最近全然登っていないことに気づきました💦
体調不良や足の痛みがあるとどうしても「山に入る」気力も湧いてきませんでした。
今日(1/10)は比較的暖かく、バイクで向かいましたが防備も冬仕様なので
寒さは全く感じませんでした(^o^)
「高さもなく」「遠くもない」山ですが、一歩足を踏み入れると「山に来た!」
そう思わせてくれるのが、地元の低山「日和田山」です。
小さなバイクは全く邪魔にならず、気軽に出かけられます(^^)
さっそく「ヤブコウジ」の真っ赤な実がお出迎え😍
本当に鮮やかな赤ですね😍
さぁ、無理をせずゆっくりと登っていきましょう\(^o^)/
登り始めてすぐの所に「ロウバイ:蝋梅」が咲き始めていました。
花の無い林には、とても新鮮で暖かな黄色です。
冬桜も数本植わっていて、やはり目を惹く暖かな色の花です😍
懐かしい水辺に来ました。
風邪が全く無くて、日差しが強いので全然冬の寒さは感じません🎵
「チョロチョロ」と沢の水が流れる音が聴こえてきます。
先日の大雨の時はきっと濁流だったんでしょうね(^_^;)今日は本当に平和です。
沢の水音の正体は、ここにありました(^^)
「水ぬるむ」という表現がピッタリの水面でした🎵
急な階段をゆっくりと登ると【コウヤボウキ】の綿毛が光って見えました。
ピンクの花が可愛い季節も良いのですが、こうして光り輝く綿毛の季節もまた可愛い
大好きな低木です。
接近してみると意外にも「剛毛?」でした(^_^;)
沢山ありましたので、一掴み分だけ持ち帰りました。
葉っぱも可愛いので、発芽してくれたら嬉しいんだけどなぁ🌱
「見晴らしの丘」という場所には手作りのベンチがあり、外界の景色を見ながら🍙を
食べたら、さぞ美味しいだろうなl そんな「ホッとする」場所でした。
小枝の間から「スカイツリー」が良く見えました。
高層ビルはやはり遠くから見ても「異様」に感じます。
私は「美しい」とは感じませんねぇ💦
ヤマツバキの素朴な赤も、色気のない林の中では多少シミがあろうが輝いて見えます😍
季節外れの「ツツジ」も所々にあって、暖かな一日を盛り上げてくれます🎵
「男坂」にはこの様な「ロック」が待っています。
実際はこの岩を直接登ることはせず、回り込むようなコースで登ります。
油断すると割れた岩の破片に足を取られ、転落する危険性があるので必ず手で岩を
シッカリとつかみ、決して後ろへ反り返ったりしないようにします。
(舐めて掛ると痛い目にあいます😨)
登りきった場所は「金比羅神社」の鳥居です。
岩肌が剥き出している場所ですが、視界が良くて「お昼ごはんを食べる格好の場所」と
なっています。
タイミング良く雲が取れ始め、富士山の「上半身?」が良く見えて来ました😍
ココからは丹沢、都心部、さいたま新都心のビル群などが肉眼でも十分に見えます。
私が休んでいたすぐ隣の方に「富士山が見えてきましたよ!」とお伝えすると・・・
「おや!本当ですね!半ば諦めていたんですよ・・」と言われました。
それをきっかけに自分の身体の事や、久しぶりの登山であることを伝えたら、その方は
「私もガンで、今も定期的に検査を受けているんです」と話し始めてくれました。
首の脇の「しこり」に気づいてからしばらくしたら「視覚障害;二重に見える」が出て
よく検査したら「悪性リンパ腫」で、脳内にそれが転移したので障害が出たそうです。
抗がん剤で吐き気が酷いことや、頭髪、眉毛までもが全て抜け落ちたことや、数度渡っ
て入院されたことなど・・・私以上に苦しまれたり、怯えたりしたそうです。
でも、体力を少しづつアップし、今日登ってこられたそうです。
健常な方でしたら、高尾場所で休むこと無くどんどんと頂上を目指す低山ルート。
でも、体力の落ちた私達には結構キツイので頂上までは行かずに、ここから女坂ルート
でゆっくり踏みしめながら降りました。
途中の休憩場所には【コクラン】の株がありました。
目立たないランですが、木の葉を見ると「あぁ、自然の中のランはどれも気品があって
佇まいが素敵だなぁ😍と思いました。
殆どは終わっていましたが、草を掻き分けたら未だ実が付いていました🍓
【冬いちご】です。
澄み切った赤い実がなんとも嬉しい色合いです。
木漏れ日が眩しくて、直視出来ないほどでした。
このまま春が来て欲しいです。
ぐるっと1周して来ました。
標高の高い雪山とは違い、緊張感の代わりに「安堵感」が漲る低山登山は「暖かくて」
身体も心も「ほぐされる」感じがあって大好きです。
来た時には少し息が切れた上り坂も、今は軽やかに下って行ってます(^_^)v
花粉が盛大に飛び出す春が来る前に、息を思いっきり吸っておきましょう!(^^)
立ち止まる足元には沢山の「ヤブコウジ」。
土が合うのでしょうね😍 落ちた種がさらに株を増やしています。
観賞用として鉢植えで見るヤブコウジも可愛いですが、やはり山に来て樹木の足元を
飾るように咲くヤブコウジはとりわけ可愛く感じます。
はい!わたしはもう下りてきました(^^)
これから登る人がポツンポツンと居て、程良く人がいるので安心感もありますね(^^)
もう少しすると、この足元にスミレが一面に咲きだします。
新緑も待ち遠しいですね。