久しぶりの近場の山へ

№1410

 

 今日は寒くも暑くもない、そして風も雲も無い快晴のお天気なので、かつては何度も

行っていた【日高市 日和田山(ひわだやま)】に行ってみました。

この場所は「彼岸花」で有名な【巾着田】の真ん前にある低山です。

 

 まだ9時台ですが大勢の登山客が登っているようです。

私のバイクは一番後ろにあるKawasaki Z125PRO です。

小さいので河原の小道も、山道も平気で走れます。

 

 

 登り口にヤブコウジの真っ赤な実が、恥ずかしそうに? 歓迎してくれました。

 

 

 登り始めて5分ぐらいしたら、遠くからたくさんの子供達の声が聞こえてきました。

どうやら授業の一環として学年全部で登山に来ているようです。

今日は精神的にゆっくりしたいので、遠慮して登山は止めてバイクで少し高台に行った

り、巾着田内を散歩することにしました。

 

 まずは日和田山を登った先にある【駒高ロータリー】です。

ここは日和田山、高指山を経て来れる場所ですが、道路がありまして(^_^;)

ズルッ子しちゃいました💦

雲ひとつ無い青空に冠雪した富士山の上部がしっかりと見えます!

迫力ありますねぇ!🗻

 

 

 ここは数年前に「コウヤボウキ」の花に複数のアサギマダラが来ていた場所。

今日は季節が過ぎてしまい、もう南下しているのでしょうね。

コセンダングサ【ヒメウラナミシジミが複数来ていました。

なかなか止まってくれないので、じっと待っている時間が長いです(汗)

 

 

 アサギマダラが居た場所に行きますと・・・

コウヤボウキに「ホシホウジャク」が来ていました。

連写したのですがほとんどがボケボケでした(T_T)

そんな中の一枚。 羽ばたく羽の音が聞こえるほどに林は静かでした。

 

 

 コウヤボウキは面白い花びらですよねぇ。

パーマネントが可愛いんです。 この時期にはガガンボがたくさん集まってくるシーン

が見られるはずですが、今回は一匹も花に居ませんでした。

 

 

 めっきり数が減った「イチモンジセセリ」。

何だか動きもゆっくりで少し心配。

 

 飛び立つと勢い良く遠くへ飛んでいくツマグロヒョウモン

近くに寄ってくると、花ではなく地面近くに必ず止まります。なぜなのでしょう?

 

 

 尾状突起が愛らしいですねぇ😍 ヒメウラナミシジミは本当に可愛いです。

 

 十月桜もほころんでいました。 青空がバックだと映えますね。🌸🌸

 

小さな株ですが、長方形に見える花弁がとても可愛い【ヤクシソウ】。

土っ気の無い法面でしたので、斜面のアクセントになっています(^^)

 

 

 巾着田にやってきました。

彼岸花の時期にはたくさんの観光客が訪れました。何しろ数年ぶりの開催でしたから

皆さん待ちに待った「彼岸花まつり」だったでしょう。

この写真の「青々と」茂っている草が【彼岸花】です。

さすがにこの季節に「ニラ」と間違えて食べる人はいないと思いますがこれは毒です!

 

 【チカラシバ】が陽の光で輝いていました。

写真に撮ると普通の絵ですが、肉眼では本当に煌めいていて素敵です。

 

 

 秋の野菊は種類がたくさんあって、名前がよくわからないので「野菊」で。

少し青みや紫がかった野菊は爽やかですね。飾らない美しさがあります。

 

 

桜並木の奥に見える山が、今回断念した【日和田山】です。

山の一部が剥げているように見える場所が「金比羅神社二の鳥居」です。

写真を拡大してみたら大勢の人の姿が見えました。

富士山やスカイツリーも見える場所なので、休憩や食事を摂る場所に最適なんです。

 

 

 拡大写真です。

 

 巾着田内の小さな花壇に寄りました。

千日紅にベニシジミが来ていました。

貴重な蜜源なのでしょうね。

 

 

 近付いても全く逃げる気配なしです。

 

 ニチニチソウに移動したら、今度は翅を広げてくれました。

シジミチョウは本当に小さいけれど、色合いやデザインがシッカリとしています。

はっきりと種類がわかりますね(^^)

 

 好む花が違うんですねぇ。お互いの花の場所を荒らしません。

ツマグロヒョウモンもかなり近付いても逃げませんでした。

蝶好きの人には「逃げない」というシーンは本当に嬉しいのです。

 

 

 ムラサキシキブももうシッカリと色づいています。

 

巾着田の【巾着】入り口の高麗川です。

このところの雨不足で、水かさは少なく浅いです。

夏は沢山の人であふれる大人気スポットですが、今日はほぼ誰もいませんでした。

 

 

 今日のようにどこに行っても暑くも寒くもない日は、少しづつ無くなり寒さが強く

なっていきます。 今日見てきた花も蝶もいつしか姿を消します。

あれこれ心配して生きた心地がしなかった少し前の私。

こうして自由に移動して心を満たせることを、本当に感謝しなければなりません。

だからこそ、こうして記事に残し忘れないようにします。