やはり今年は「遅い」のかな?

No.1514

 

 

 野山に山野草を見に行く時は、必ず自分の過去の記事を見ます。

「去年は何日に見に行ったんだろう?」とです。

平地と違って数百メートルの山であっても、気温や降雪などの影響が強くて一週間や

10日の前後差が普通にあるんです。

 

 今日一年ぶりに行った場所は、私の好きな「秘密の花園」のある「ときがわ町」の

山の中です。秘密と言いながら地図を載せたりしていますので、分かります😅

 

 「奥武蔵グリーンライン」へと登っていく山道の途中です。

スミレの各種、イチゲ、レンプクソウ、エンゴサク、ネコノメソウ、ミヤマハコベ、

トウゴクサバノオ、ミツバコンロンソウ、キジムシロ、トリカブト、ヒトリシズカ

などなどを少しづつ季節をずらして見る事ができる場所なんです。

おまけに「ウスバシロチョウ」も見られるんですよ。

 

 果たして何か咲いているでしょうか?

景色は・・・まだまだ冬景色です🥲

 

 

 ざっと見ましたが、何も咲いていません。

咲いていないどころか、やっと葉が芽吹いて来た状況でした。

幾度かのか雪のせいでしょうか、枯れた太い枝が道にたくさん入り込んでいました。

どうも「二週間ほど」春が遅いようです。

この場所で一番先に開花する樹木「アブラチャン」の黄色い花が咲き始めていました。

 

 諦めきれずに少し下って行き、目を皿のようにして探してみたら・・・・

まだ芽吹いたばかりで、葉っぱの赤みも残っている【アズマイチゲ】が3本ほど咲いて

いる姿を見つける事ができました!

 

 

 

 写真の通り、アブラチャンの黄色い花だけが色付いていて、他の景色は「茶色い冬」

の景色です。また来ましょう!

標高は約700mの場所でも、春が訪れるのはまだ先になりそうです。

 

 

 帰りは「奥武蔵グリーンライン」へ入り、「大野峠」から「定峰峠」へ下りました。

「大野峠」の直ぐ下の山林が「開墾」されていました。これにはガッカリです。

すでに丸山の頂上付近から広大な「ソーラー発電」施設が造られていましたが、さらに

下の方まで伸ばす予定なのでしょうか?

色々と問題の多い「メガソーラー」、自然破壊にしか見えません、(個人の感想)