「デンドロビウム ギンギアナム さくらひらひら」

No.1512

 

 今、部屋の中で元気良く「ラン」が咲いています。

 

 思い返して記事を遡ったら・・・2019/5  に、すでに花が終わってしまった鉢を

購入したのでした。(懐かしい!😅)

「胃がん」の手術をし、仕事も辞めて自宅療養中の部屋は何だか殺風景で何か花が欲し

くなり、きっと手入れが難しいんだろうなぁ・・・と過去に何鉢もダメにしている私な

のでかなり躊躇したものでした。

 

 もうざっと6年も経とうとしています。

これが購入して間も無い頃の写真です。 どうやら混み入った鉢だったので株分けをして

いたようです。買ったものの・・・再び咲くのは「一年後」です🥲

 

 

【ギンギアナム】という蘭は、オーストラリアなどの高原に自生する「デンドロビウム」

の仲間で、どうやら「樹上:じゅじょう」に自生する蘭とのことです。

そのギンギアナムの「交配種」の「さくらひらひら」は、他のものよりも寒暖の差に

強くて私のようなビギナーにも育てやすい種なのだそうです。

 

 樹上に咲く花・・となると、暑い日は直射日光や木漏れ日を浴び、スコール☔️が

やって来ると、思いっきり濡れる訳です。 

ということは・・・花が終わる5月から、寒さがやって来る11月の半ばまでは「外」

に出し放しに出来る・・・ということですので、多少「水やり」は要るとしても、

ほとんど手が掛から無さそうです。

 調べてみると・・寒さと水切れというストレスによって「花芽が形成」される様なの

で、むしろ部屋ではなく外に出すのが正解みたいです!

 

 私んちは地面から虫が入り込むのが嫌なので、フェンスの天井に置いたままにして

来ました。特に病気もせず、時折葉っぱが黄色くなって枯れる程度。

とても風通しが良いので、高温多湿が苦手なランですが、すぐに乾燥することで守られ

てきた感じがします。

とにかく丈夫なので、大きな鉢に植え替えたものを複数の友人へあげました。

 

 今年は株分をして複数の鉢だったものを逆に「1箇所に集め」咲かせました。

寄せ鉢ではなく、水苔を買ってきて「一つにまとめ」た四角い鉢です。

(お気に入りの真空管ラジオを背景に)

 

 香りの好みは分かれるところですが、芳香が部屋に満ちます🎵

花の直下にはむすを呼び寄せるためでしょうか、透明な「キラキラ光る」蜜が付いて

います。 そっと小指で取って舐めてみると、上品な甘さが口に広がります。

 

 

 今年は珍しく桜(ソメイヨシノ)の開花が遅れています。

ゆっくり咲いて欲しいです。 楽しみは待たされた方が喜びがアップします。

私は「さくらひらひら」のお花見をひと足先に「味わわせて」頂きました。

🍺\(^^)/