◉横長の地図や写真は、クリックしていただけると
大きくなります(*^^*)
じつはどうしても【二人静(ふたりしずか)】に逢いたくて😍
その場所は知っているのですが、果たして花の時期が合うか少し心配💦
飯能市の有名な低山・・・
手頃なハイキングコースとして、また地元の人の散歩道として休日には人の絶えない
快適な山の気分を味わえる場所です。
低山とは言え油断すると「まむし」「落下」「怪我」などの心配のある自然空間です。
【中央公園】に駐車させてもらい(無料)、花が一番少ないこの季節ですが・・・
ゆっくりゆっくりと「わき見登山?」してきました。
コースに沿って景色の写真を撮りました。
ぜひお出で頂きたくて\(^o^)/
それでは出かけましょう!
道案内板が各所にあるので、迷うことはありません(^^)v
数百メートルの区間は一般住宅の前を通ります。🏠 🏡
住宅が途切れると同時に山への入り口が見えます。
この先は「本当に!」人しか入れない道になります。
入ってすぐの左側の道草の中に「キンラン」が咲いています。
目立つけれど誰にも採られずに今年も咲いていました(*^^*)
明るい場所ではすでに落花し、結実しているこの時期・・日当たりの悪い場所だから
こそまだ咲いていたようです。
二年前のこの時期に撮った同じ場所の写真。
元気で生きていたのはうれしいですね〜\(^o^)/
見事に折れた樹木。
まるで「平均台」のようです(*^^*)
お猿さんがいたら喜びそうな「橋」の様にも見えます。
ココ【天覧山谷津田】は、大勢の人の努力によって、美しく整えられて
います。
(あえて自然さを損なうこと無く)
「その様子が伺えるPDF資料」 (クリックしてご覧ください)
この谷津田の左の林の中に、お目当ての【フタリシズカ】があるんです。
でも今年は全般的に花の時期が早まり、この花も例外ではありませんでした💧
「もう終わっちゃってます・・・_| ̄|○💧」
この花も二年前に撮っていました(^^)v
二年前と4日しか違わないですが、やはり今年は開花が早かったんですねぇ。
真っ白な【麦】の様にも見えます😁
【コアジサイ】が全山に渡って見頃でした。
とっても緻密な設計が為されているとしか思えない、この美しい作り!!
香りもとても良くて・・
個人的には「アカツメクサの甘い香り」に「優しいミント」が加わったような、
「爽やかな若い香り?」というイメージが湧きました🎵(香りは個人差あり。)
ぜひこの花に出会ったら・・鼻を近づけてお確かめくださいね(^_-)-☆
葉の着き方も紫陽花とは異なり、こじんまり、あっさりという雰囲気で好きです💕
ツボミは特に青さが目立ち、緑一色の林の中に清涼感を感じさせてくれます。
【コゴメウツギ(小米空木)】
この花も「楚々」とした感じがあって、野趣あふれる美しさを感じます。
とにかく「小粒」の花なので、クローズアップレンズを着けて撮りました。
星の輝きのようにも見えます😁
さて、今日の足の調子はどうかな?
ん!? 意外にも痛みも違和感も薄いです(^^)v
階段は自分の登るタイミングと合い難いので、左脇の地面を登ります!
(登山好きの【市毛良枝さん(女優)】がTV番組の中で「階段って、人に足取りを
強制するでしょ? あれが嫌なの!😁」って語っていて、「同感!!」って叫ん
じゃった記憶があります。)
階段は「デジタル」で、坂道は「アナログ」だっていつも思います(*^^*)
元々、私は回路設計者だったので尚の事そういう思いがありますね(^^)v
階段が終わる場所が「見返りの坂」。
そして【コナラとヒノキ】がピッタリと「くっついている💑」場所が開けます。
1本に見えますが・・・まっすぐな左側がヒノキ、yの字になっているのがコナラ。
この辺りは稜線になっていて、道の左右は結構な急斜面になっています💦
悪ふざけしてコケたら、幹にぶつかるか、かなり深い場所まで転げ落ちます💦💦
ヒノキの脇のコアジサイを撮っていて、ふと浮かんだ事があります。(拙い挿話💦)
私『ねぇ、コアジサイさん。 こんな山の中にポツンといて寂しくないの?』
コ『わざわざこんな場所にまで来て、私に声を掛けるあなたの方が、きっと
寂しがり屋さんなのね。 元気出して🎵』
確かにそうかもしれない・・・社会の中で、家庭の中で自分の居場所は有るけれど
決して贅沢な意味ではなく・・「疎外感」が、ふっと涌いて来るのです😓
きっと【群衆の中で感じる孤独感】と似ているかもしれない。
だから、たった一人で山の中にいても「孤独感」は全然感じなくて、逆に開放感に溢れ
物言わぬ植物たちと一緒に時を過ごすことに、無常の喜びを感じます(*^^*)
花が有っても無くても、山に来ると元気が出てきます(^^)v
そしてまた、来たくなるのです😍
今日は山頂には行かないで、山頂間近の綺麗なトイレの場所で分岐する初めての道へと
向かいます。
【御嶽八幡神社(おんたけはちまんじんじゃ)】へは、
一度も足を踏み入れたことが無かったのです。 楽しみです🎵
山の西側なので午後の日差しが入り込み、明るい道が続きます。
小さな社がありました。
ココが「御嶽八幡神社」の様です。
下の方にこれから行く「名栗川(入間川支流)」方面が見えます。
出掛ける前にネットで調べた通り、どなたかが毎日日参されて
【日めくりカレンダー】
をめくって下さっているようです(*^^*)
これだけでも「血の通った神社」という感じがします。
社は小さいのですが、これから下りていく道の造りが・・・
古くから参拝され、大事にされてきた事が伺えます。
ココからは奥多摩や丹沢の山々が見えます。
スッキリ晴れていれば富士山も見えることでしょう。
愛らしい5月の代表花「ウツギ」が日差しに良く似合います。
この花ももうすぐ終わりますねぇ。
とても急な石段が延々と続きます。
登り始めた天覧山側の緩い坂道とは異なり、急な斜面のようです。
「こんなに高い山だっけ??」って思うくらい急なのです!
道は九折(つづらおれ)です。
下りた場所に誰かが始めたに違いない「石積み」がありました(*^^*)
私も子供に戻った気持ちで・・・・・一番上の小石は・・・私が積んだものです😍💦
(戻らなくても子供なんだからぁ😁)
神社はこんな急峻な岩山の上に有ったんですねぇ!!
もっと早くこのコースに来れば良かったぁ!\(^o^)/
はい!その通りだと思います(^^)v 脆い岩山に見えますし😱💦
まだ姿が見えない頃から幼子が「ねぇ!ママ〜〜!オッパイどこ〜?」という声が
山に響き渡っていました💦
まさかお母さんがオッパイを(妄想😍)・・・な訳はありませんね😁
この「木のオブジェ??」を見て合点がいきました(^^)v
切り倒した樹木のこの部分がどうも気になって、残しておいて飾ったんでしょう!
お母さんから「もう少し頑張って登ったらオッパイの人形さん着くからね。」と
言われて登ってきたんでしょうね(*^^*)
とっても微笑ましい気持ちで山の挨拶「こんにちは!」って、幼子もしてくれました。
この急坂を更に軽々と登って行かれました(*^^*)
大きな大きなクスノキ。
12世紀の初め頃に造られた神社ですから、きっとこのクスノキも大事に見守られ
登る人々の指標になってきたのでしょう。
それにしても写真でもはっきり分かる「急斜面」です!
ね!? 大きな石で構成されている石段。
立派でしょう! 幾多の風雨にも負けず。
鳥居が見えてきました。
そろそろ登山の終了です。
鳥居を出てから振り返ってパチリ!
神社から下まで石段があり、林の中は適度に伐採され風通しが良くて素敵な林でした。
途中から「茶」の木が広範囲に生えていました。
もしかしたら何十年か前まではお茶畑だったのかも。🍵
登山道のすぐ入口に、花を終えた「キンラン」が立っていました。
この花も誰も引き抜かずに守られて来たようです。
モラル有る登山者たちに感謝です🙏
出口は休耕田?または休耕畑状の広い空間でした。
小鳥たちの美しい声が重なり合う素敵な場所。
ここで、平坦な場所には珍しい植物を発見!!(たった一箇所!)
【ギンリョウソウ(銀竜草)】です。
1000m近い丸山の林の中でしか見たことがないので、驚きました!
見つけた場所は、普通に歩いていても気づき難いただの土手の一部分。
はい、この写真の右側の斜面の本当に一角だけの場所なんです。
まさかこの場所に!?って思います。
珍しい花に出会えたことは喜びです(*^^*)
そろそろ出口が近づきました。
住宅街が見えています。
出口(入り口)はこんなに住宅にくっついた場所💦
確かに案内板が出ていましたので間違いないようです(*^^*)
県道が走っています。
いま来た道は道路の反対側(黄色い塔が見える側)です。
これから「吾妻峡」へと向かいます。この道も初めてです!
住宅街を抜けるんですよねぇ💦
リュック背負って歩くのがチョッピリ「場違い💦」な気がしちゃいました(^_^;)
明らかに個人のお宅の駐車場を横切らせてもらって・・・
こんな素敵なマーガレット畑をすぎると・・・
案内板がまた道を教えてくれます(*^^*)➡
畑の一角にこんな「名文」が😁
「深い」ですねぇ(^^)v
程なく【ドレミファ橋】が見えてきました!
水量は問題なし!(^^)v 降雨後は急な流れが覆いかぶさり、渡れなくなります。
川の向こう側は、早春に【ニリンソウ】を撮りに来た場所です。
渡る途中で今、来た側をパチリ!
楽しいデイキャンプ!🎵
元気な子供たちの声が響いていました♫
この場所で初めて咲いたのを見せてもらった「ミヤマカタバミ」。
尖った💓が愛らしいです😁
これは!!私が大好きな山菜!
【ウワバミソウ】別名「ミズ」。
クセが無くて油炒め煮にしたらご飯何杯でもいけます🍚🍚🍚(^^)v
【吾妻峡】を出ると、そこもまた住宅地。
土や石の上を歩いてきた足には、舗装道路がとても違和感を感じます。
やはり舗装は足には良くない・・・膝を痛めている私は身体で実感します!💦
道の歩道から手が届きそうな畑の前面に【千鳥草】が綺麗な色合いで咲いていました。
青空と白い雲、そしてチドリソウの濃い青紫がじつに美しいです!
涼やかな細い葉が良いんですよねぇ(*^^*)
出口から700mほど歩いた場所に、木材で作った「恐らく?椅子?」が。
「張り紙」や案内板も無いので、果たして自由に座って良いものやら悪いやら?
なかなかユーモラスな椅子(たぶん💦)です。
木って優しいですね😁
春先には気づかなかった橋の工事場所!
CGで加工した「完成予想図」がなかなか良く仕上がっています。
交通の流れがどうなって行くのかは、良く分かりませんが工場や振興住宅団地を抱える
地域が山の上に広がっているので、大型車の出入りも必要になったのでしょう!
これほどの大きな建造物に今日の今日まで気付かなかった私(^_^;)💦
やはり自分が住んでいない街の事って、知らないものですねぇ😓
この道を左に曲がれば、数百メートルで「岩根橋」に着きます。
そこから駐車場まではやはり400〜500m。
今日は膝の調子が良いので、歩くのが楽しくて仕方ありません🎵
いつもならバイクや車で一気に通り過ぎるこの場所も、徒歩だと家の庭の花やら
元あった木材加工場が朽ち果てかけている、町並みの変化などが目に入ってきて
飽きません。
「岩根橋」に到着!
橋の真ん中から入間川(名栗川)の上流をパチリ!
先程通り過ぎた「吾妻峡」は1km以上も上流になります。
中央公園まで戻ってきました\(^o^)/
【御嶽八幡神社】【ドレミファ橋】【吾妻峡】などなど案内板にありましたね(^_-)-☆
かつてランニングしていた時と、軽い登山をする時のウェアは基本同じです💦
フィット感を可変できるスニーカーと、黒いタイツ、そしてランニング用の半ズボン
上はもう仕事では使わなくなった「ポケット多数あるスクラブ」です。
気温に応じて上着は「リュックに丸めて入れられるような薄手の長袖ジャンパー」
だけです。タイツは膝が自由になり登りも下りも楽です🎵
「トレイルラン」の真似事をしていましたので、これ以上の着衣では汗を掻きすぎて
しまい「汗冷え」の心配が有ったので、描いた汗がすぐに乾く方式が快適だったから
です。(それにしても短い足ですこと!(^m^))
こうして2時間ちょっとのハイキングを楽しみました。
咲いた花はあまり無かったんですが、初めて通った山道の楽しさと、意外な場所で
意外な花と出会えたことは喜びです。
家に着いたら「カンパニュラ」の花が4つほど開花していました。
まるっきり「ホタルブクロ」そっくりですね😁
沢山の蕾が出来ています(*^^*)