No.1386
新緑が濃い緑へと変わる5月後半から6月にだけ発生する蝶。
それは本当に年に一度しか会えない【ウスバシロチョウ】です。
数年前に「ウツギ」の真っ白な花に何羽も止まって吸蜜しているシーンに出会えて以来
静止しているウスバシロチョウに会えていないのです😭
季節的には決して早くも遅くも無いこの時期。
でもいるはずの場所に行っても、ほんの一羽だけが羽ばたいているだけで、毎年の様に
何羽も何羽も舞い降りたり上昇したりと飛び交う姿が無いのです。
今回も同じ場所、そして居そうな場所へと移動してみましたが・・・ダメでした。
そこで思いを変えて、この時期だけの花を見つけて鑑賞して来ました🤗
こんな山道をクネクネしながら走ります。
暑くも寒くも無い快適な季節です🎵
日の当たる林縁や傾斜地には【コアジサイ】がたくさん咲いています。
「装飾花」の全く無い珍しい紫陽花ですね。
「ガクアジサイ」の「ガク」を取り払った姿みたいですね😃
唯一他の紫陽花と異なるのは・・・「香りのあるアジサイ」だと言う事です。
それもとっても「優しくて甘い、それでいて爽やか」な香りです。
大きなクマバチ🐝 になったつもりで、しばらく花にくっ付いたまま嗅いでいました🤗
杉やヒノキ林が切れた道路脇の斜面には日が当たるため、この様に急な斜面でも
頑張って咲いています。
顔が届く範囲で、幾つもの花の塊に花を近づけて「香りのご馳走」を満喫〜🎵
とても珍しい花に出会いました。
これは樹木です。 花だけを見ると「ツルカノコソウ」に似ていますが調べてみたら
【アズキナシ】というとっても素敵な花の塊がいくつも枝についている素敵木でした。
小さな花の「セントウソウ」を拡大したみたいな花です😀
すぐ近くへ来てくれた蝶がいます。【ヒメジャノメ】です。
じーっと止まったまま風に揺れていました。 蛇の目玉が綺麗です。
そうそう!この花は【オオイヌノフグリ】です。
春まだ浅い頃にだけしか見る事ができないと思っていましたが、他の草に負けない様に
茎が徒長して、一番上に真っ青な大きめの花を付けていました。
(似た物に「タチイヌノフグリ」や「フラサバソウ」がありますが、いずれも葉の
付き方、毛深さなどが異なり、やはりオオイヌノフグリの様です。)
「日高市、毛呂山町、越生町、飯能市・・」とたくさんの市町村を経て秩父方面へと
抜けることのできる林道・・・それが『奥武蔵グリーンライン』です。
結構長い尾根伝いの林道ですが、私の記憶ではこの写真を撮った場所にだけ「この花」
そう!【ヒメフウロ】の群生地があります。
林道はこの幅程度の道幅が延々と続きます。
この花は「石灰質」を好むそうで、それで地質上この場所がお気に入りなのかも💕
20mほど続いていました。
少しアップ!
グーンとアップ! かわいい花でしょ!?🤗
どこにでもあると思っていたら・・・絶滅が危惧されているお花でした!
どうかいつまでもこの場所で咲き続けてくれますように。
「ガクウツギ」の真っ白な「ガク」も薄暗い林では目を惹きますね。
ウツギの仲間ももうすぐ終わりです。 梅雨が近い証拠です。
林道を降りた場所が「鎌北湖」です。
すっかり貯水も満タンになり、ヘラブナ釣り客で賑わっています。
スワンボートも休日待ちの様です。
無事家に着きました。
我が家には引っ越して来た時から敷地内に「電柱」が立っています。
コンクリートの柱が無粋で可愛く無いので・・・紅薔薇を纏わせて着飾ってみました🌹
頂いたバラの枝を挿し木にしてここまで育ちました!
とても気に入ってます💕
これで隣に植わっている「レモン」が、一個でも良いから実を付けてくれたらなぁ。
(今年は10数個花を咲かせましたが・・全部ポロリと落花しました😂 )