「番外編」
10日ほど前のこと・・
月曜でしたが休日の朝、妹が今までの痛みとは違う「痛み」と「場所」を訴え、
【救急外来】へ連絡して、自分の車で病院へ連れていきました。
既往の病気で入退院を繰り返していますので、まずは「そこ?」の悪化に
拠る痛みではないか? とそこを中心に検査しましたが・・・
今回は患部の内容が違っていました!
結論として、痛みの原因は【胆管結石】でした。
かなり大きな物が出来ていたようです💧 すぐに入院し、検査を深めたところ
様々な「良くないところ」「良くないデータ」が出てきました💧
患部に炎症が起きていて、血液中のそれと分かる「マーカー値」が正常の遥か⬆の
数値を示し、白血球の数値も異常値! 肝臓疾患がもともとあるために、それに拠る
悪影響を受けて肝臓データ(各種)は、いわゆる【パニック値💦⬆】になっていたのです!
(実際に電カル(電子カルテ)をPCで見せてもらいましたが、真っ赤な表示に!)
胆管は実に細い管だということがドクターから説明され、出来た結石がはるかに
大きいために、【胆汁】が閉鎖されて堰き止められてしまうと、また別の合併症への
心配があるため・・・・内視鏡に拠る「切開」「切除」が為されました。
オペの前にドクターから説明されていましたが、その予想が当たってしまい、胆嚢
が炎症を起こした際に「膿んでしまっていた」事と、その「膿」が肝臓内へと入り
混んでしまっていた事が明らかになりました。
それぞれの担当ドクターより、今後の「懸念材料」「更に出来ること」それとは違って
「もう出来ないこと」、亡くなる可能性の大きさ💧 などなど、すべてが情報開示
されました。
日毎に容態は悪化し、現在は【腹水】がかなり増えて腹が張っていました。
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今日の本題は、これからの話しです。
◉本人が生きていて会話を自由に交わせる時は、逆に【もしもの時💧】の話し
というのは本人が切り出したならともかくも、なかなか出来ないものです。(^_^;)
他人同士なら逆に正直な気持ちを冗句交えて話せるものですが、【肉親】だったり、
近い【身内】だったりすると、普段は口喧嘩もするくせに・・・尚の事、話せない!
そういうものではないでしょうか?
我が家の場合、同居はしていますが実の妹とは【別世帯】にしています。
というのは、年老いた両親と妹が一緒に別の町で暮らし、ギリギリまで同居したがら
ず、年に何回か行くかどうかの距離で暮らしていました。
(母の鬱病のために、私にすら会いたくないという日々が何年も続きました。)
しかし、父の病弱化、母の認知症進行と弱体化が目立ち、妹への負担も大きくなって
きたので、なかば強制的に同居させました!
(そのための家購入の為に、お金はスッカラカン!💸💧)
ま、せめてもの親孝行になったかな?と。
親父もおふくろも感謝しながら他界してくれたので、ギリギリ間に合ったのです。
それにしても腹立たしいのは・・・
生活面で無知、無計画な母親の無駄遣い(パチンコ依存症)の所為で、なんと!?
数百万円をも浪費してしまい、それがなければ真面目に働いていた親父なので
数千万円は残せたはずなのに! 妹にはほんの僅かしか残さずに他界しました。
一度でいいから「化けて出て」来たら、正座させてとことん!文句を言いたい💢
でも、人は死んだら意識も身体も何も無く、更には肉体とは別の「霊魂」なども
存在しないので仕方ないですが💧
反面教師にしましょう!
別世帯なので、彼女が一体「いくら¥持っていて?」「どういう金融機関に?」
「どんな印鑑を持って?」いるのか、今まで一度も話した事が無かったのです。
生命保険など入っているのでしょうか?
病気を持っている状態でしたから、尚の事「死んだ時」の話しは現実過ぎて話し難く
思ったわけです💦
でも!気持ちを切り替えて! 現実的な話を【意識がある内に】
聞いて、確認することに決めました。✊
そして、教えられた場所に仕舞ってある様々な「大事な物」を家に戻って探したり、
教えられた金融機関に関する通帳、登録印、パスワードなどを一つ一つ行って確かめて
きました。
保険に入っていることも分かり、保険担当者に来ていただいて契約中の内容についても
また手続方法なども具体的に伺うことが出来ました。
更には、【高額療養費申請】がキチンと為されているか?
果たして入院が長引いたなら、手持ちのお金で間に合うのか??
(コレが一番大事!)
やっと全容が見えてきました。
辛いことですが、私には支払える余力が無いので・・・
【お金が尽きる時・・命が尽きる時】になります。(生活保護は条件的に無理そう。)
実は・・【言いにくいけど!だからこそ!大事な事】として、病床の妹にお金の話を
したことには更に大きな理由があります。
オヤジの時にエライ目に遭ったのですが・・・・ 何も準備せずにいると・・・
【預金口座凍結!!⛄】
これが発生してしまうと、それは果てしなく面倒な手続きをしないと1円といえども
誰も触れることが出来なくなるのです!
ネット上には、それがどのように為されるのか? 諸例が扱われています。
(うっかり「●●が死んだので・・・下ろしたい・・」コレは大禁句!)
その場で凍結されます!
(相続に関して銀行は問題に巻き込まれたくないのです。)
そして、ネットには解凍するためには、どんな書類や、残された遺族の間での「遺産
分配」に関する協議が必要なのか? などが出ていますので詳しいことはココでは
触れませんが・・・・
亡くなってからでは、亡くなった人の名義の口座からは誰も引き出せない!のです。
これだけはよく記憶してくださいね\(^o^)/
生前に「葬式代ぐらいは残してあるから、それを使ってね。」と言われていても、
必要な通帳や、カード、そして番号などを教えてもらって置かないと、そして亡くなる
直前か、もうダメだと判断した時に「下ろしておかないと」何にもならないのです。
親の死の場合、複数の子供がいるとなると生前に「誰が頭となって金を扱うか?」を
決めておかないと、財産分与の前に争いが発生する場合もありえますから尚の事!
「言いにくいけど! ハッキリ話して決めておく!」
可能ならば公正証書を作成して置くのが良いでしょう。
(お金持ちの場合はこの点で揉める話を聞きます。)
私の場合、実の妹だけなので私の判断で「入院費の支払い」のため、更には死亡時の
葬儀費用などのために「事前に下ろす」事が可能です。
今週は容態急変の可能性が大きいために、仕事は後で「有休扱い」に変更してもらう
事にして、上司や現場の人にも連絡して、自宅で普段出来ない片付けや用事を済ませ
られるようにスタンバイ状態とも言うべき「休みを取って」います。
(呼ばれれば、15分ほどで病院に駆けつけることが出来ます。)
来週は働きに行きます。
休み中に「妹の経済的状況」を全部知れたし、使用可能なことを確認できたので
後は容態の変化を落ち着いて見守ることが出来ます。
ぜひ! 皆様に置かれましても【言いにくいからこそ!大事な話!】を、まずは
「自分の場合は、こうして欲しい!」と切り出して、実際的な預金利用方法を教えて
次に「相手の希望、利用方法」を教えてもらい、記録をしておくことをお勧めします。
病気が無ければこういう問題も皆無なのになぁ・・・。