No.1416
どなたかの動画だったのか? TVでの報道を見てだったのか?
その肝心な記憶が無いのですが、貴重な歴史的な建造物を【東京都小金井市】の広大な
「小金井公園」の中に移築してある一角がある・・それを知ってから数年経ってやっと
先日行く事が出来ました。
ぜひHPをご覧くださいませ(^^)
どれほど貴重な建物だとしても、個人の所有物の場合「相続」がネックとなり、それを
引き継ぐ後代の子孫が多額の税金を求められるため、なかなか残しにくい国です。
ひどい場合は広大な土地ごと「広大な高層住宅」に再開発されたりして写真以外何も
残らない・・それが現実です。
数は本当に元されているので数える程度しか無いのですが、とても精密に「移築」
された建物を実際に家に入って味わう事ができます。
ほんの一部を除き、フラッシュを焚かなければほぼ全ての撮影が可能です。
建物の「再現レプリカ」ではなく! 本物を想像出来ないくらいに分解し、そして
再組立して、このエリアに建っているのです。(膨大な資料のもとに成された結果)
どの写真がどのお宅なのか細かく載せませんが、味わってきた写真をアップします。
この寺院の様な建物が「入口」です。
たくさんのスタッフさんがいますので、安心して楽しめます。
この素敵な洋館は洒落た調度品やベッド、家具を見る事ができました。
そして、ここは喫茶室もあり私たちは「ケーキセット」を注文しました。
「ボトルに入った和栗モンブランケーキ」と「有機コーヒー」はとても美味しかった。
こんな素敵な空間でケーキとコーヒー・・・堪りません♬ ☕️(^^)v
どこの住宅の空間だったかな?
こんな風に住宅内に入って見学できます。(靴は専用の袋を入園時に頂けます。)
調度品に座ったり触ったりは出来ませんが、「ここが自分の家だったら・・・」と
妄想を働かせながら、しゃがんで室内を見渡すととても臨場感があって楽しかった。
これは豪農の中身ですね。 当時も火が限られた場所にしかなく、しかも藁葺き屋根は
昼からも暗く、寒かったのだろうと想像出来ます。 煙いしね😅
これは東エリアの商店の移築エリアです。
「荒物屋」ですね。 昭和20年代生まれの私にとって、懐かしいものばかりでした。
羽釜(はがま)でご飯を炊いていたので、子供の頃に炊事場に米を研ぎにこの釜を
持って行き、沢の水を貯めた水道で研いだ記憶があります。琺瑯製品も懐かしい!
荒物屋さん、化粧品屋さん、醬油屋(酒屋)、乾物屋さん、旅籠、和傘、花屋、銭湯、
仕立て屋さんなどなどが精密に移築されています。
三省堂さんは「習字」に特化した墨や筆が飾られていました。
じつはこの園自体が「スタジオジブリ」の協賛を得ていて、有名な映画「千と千尋」の
様々なシーンの参考になっているそうです。
因みに「釜爺」が薬引き出しから薬草を取り出すシーンはこの三省堂さんのたくさんの
引き出しが参考になっているそうです。
前回は子供達が多すぎてゆっくり見れず見送った「子宝湯」さん。
今回はじっくりと見る事ができました。
私は子供の頃「炭鉱部落」にいたので、街の銭湯は全く知りませんが大人になって会社
で徹夜仕事をする日に良く利用したので、この雰囲気はとても懐かしいです。
写真は撮りませんでしたが湯船の深さが見かけ「1.5m」もあり、とても座ってゆったり
とは行かない事にびっくりしました。
ほとんど立って入らなければ溺れそうです。 もしかしたら一度にたくさんの人が入り
そして回転が早くなる様に仕組んだのでしょうか?😅
銭湯といったら「絵」ですね。これは女湯側。
どこがモデルなのか分かりませんが、なんとも懐かしくまた明るく、旅に出たくなる
ような絵が良いですね。
これは男湯側。やはり富士山は定番ですね。
どこから見た絵でしょうね🤗 宝永噴火があればすぐに分かるんですけどね。
雰囲気雰囲気♬
都電が良い雰囲気を醸し出しています。
手前の花は「蝋梅」です。
園内の樹木もよく管理されています。 これは「もみの木」です。
可愛らしいピンクの椿・・・和傘屋さんの裏に咲いていました。
小金井公園はとても広いので、街の建物が視界に入りません。
ランニングする人、幼児と散歩する人、体操する人・・・たくさんいてもバラついて
いるので快適です。(でも桜の季節はきっと大混雑でしょう)
彼が手がけたこの園のキャラクター【えどまる】です。
小さなぬいぐるみを買って帰りました。
昼を大きく回りましたのでお腹が減りました。
公園内の【そば茶屋 さくら】さんで「大海老てんぷらそば」を食べました。
これで1000円しないんですよ。
出汁も少し甘めで濃すぎずも薄すぎることもなく、実に美味しい味!
海老も「十二単?」ではなく、しっかりと中身が詰まっていてしかも揚げたて!
私は子供の頃から「一番エビの味がする尻尾」が大好きなので、バリバリと最後まで
食べ完食しました(^^)v
記事を書いていて、また食べたくなってきました🤗
埼玉の西部地区からですと、関越道で終点の大泉で降りてナビ通りに行くととても
狭くて、しかも紆余曲折?の道を渋滞を我慢しながら行くルートです。
距離は無いのですがどうも都下の沢山の「市」は開発がメチャクチャで、道がまず複雑
でしかも狭く、ミニバンでも躊躇する息苦しい道ばかり。(しかも踏切あり😭)
そこで今回はナビに頼らず、関越の所沢で下りて「浦所バイパス」の「松郷信号」を
左折するコースにしました。いわゆる「小金井街道」です。
所々狭くて踏切もありますが、とにかく真っ直ぐなので比較的快適でした。
どの道でも楽な様に軽自動車で行きました。
ぜひたくさんの由緒ある「邸宅」の移築再現建築物をお楽しみください。