№1404
我が家からそう遠くない場所に「彼岸花」で有名な【巾着田】があります。
今が盛りなので、平日休日問わず車が渋滞します。 そこはジモティの強みで脇道を
幾つも知っているので、巻き込まれないように別の場所へと移動しました。
半袖シャツでは流石にバイクで風を切ると「寒い」ですね💦
実は【アサギマダラ】が「コウヤボウキ」の花に吸蜜に来ていないか?と、以前に
たくさん見ることが出来た場所に。(まだ咲いておらず何の蝶にも会えず(T_T))
山の中腹に着いた途端・・お腹が痛くなり、8km先の大型スーパーに向かい事無きを
得ました(*^^*)、この辛さ、神経過敏大腸の持ち主なら分かって頂けますよね(^o^)
隣町の運動公園の一角には「サルビア」「キバナコスモス」「秋明菊」などが咲く
花壇があります。でも不思議と蝶の数が少ないんです。(近くにゴルフ場があるので
繁殖する環境が乏しいのかも知れません。薬剤散布も広いようですし・・・。
でも何かに会えるのでは?と行ってみました。
コスモスが似合う季節になっちゃいました💦 秋はまだ先と思っていたのに。
濃い色と合わさると美しさが増しますね。
この日ことし初めて出会えたお客様が(^o^)
【オオスカシバ】です。 今日は比較的同じ場所の花を移動してくれたので、
顔まで何とか撮れました。
シャター速度を変える余裕は無いので、翅の羽ばたきは「半透明」です(^_^;)
「目」がハッキリと確認できます。
本当に可愛い顔をしてますね。😘
きちんと「吻」を出して吸蜜しています。 見事なホバリングです。
飛び去る姿も残せましたね(^^) 可愛いなぁ。
今日のセセリさんは忙しくて、花に2秒もとどまりません。
前もって花に焦点を合わせておいて・・来てくれたらパチリ!
ツマグロヒョウモンの雄の個体が一気に数頭やって来ては、縄張り争いで絡み合い
せっかく吸蜜している蝶にまで邪魔をします(^_^;)
キレイに撮れました(^o^)v
マルハナバチ? クマバチ?
体が大きくて重いので、花に掴まると花がズーン!と下に垂れる姿が面白い(^^)
「巾着田の彼岸花」は行くだけでも大変なので、近くの河原に出かけて田畑の畔に咲く
彼岸花を満喫しました。
派手な色が返って寂しさや儚さを感じます。
125のバイクはどこにでも入っていけるのでとても便利です。
「アレチノウリ」が繁茂しています。 「シャクチリソバ」はもう少しで咲きます。
彼岸花が咲き、稲刈りが終わると一気に晩秋の感が強まりますね。
10月には大腸の検査があり、受ける前から不安が過りますが・・・思えば「おまけの
命」とも言えますので、結果に関わらず【人生の流れ】を味わいましょう\(^o^)/
「ママコノシリヌグイ」の華やかで慎ましいピンクの花が綺麗です。
愛らしくて本当に素敵な色合いの花です。(名前をなんとかしてあげて(^^))
河原から少し移動し、休耕田の近くの土手道にバイクを置きます。
【マルバルコウソウ】のまさに絨毯の様な群生地ですね。
ほんの一部を写しただけなのに沢山の花が映り込みました。
不思議と何の虫も吸蜜はしていませんでした。
これも不思議なのですが、じーっとカメラをぶら下げて立っていると蝶たちが自分の方
からとても間近い場所へと異合してきてくれるんです。
この子は何度も移動を繰り返していましたが、最終的には手が届くような至近距離へと
移動してきてずーっとここにいました。
花も蝶も「オレンジ系」だとあまり目立ちませんが、オレンジに白!となると遠く
からでもよく見えます。 モンシロチョウですね。
ヒョウ柄の蝶が多いですね。
このシータテハさんは、動きがとても早くカメラの向きを変えようとするだけで気づか
れてしまい、すぐに逃げられてしまいます。 翅の切込みがすごいですね。
翅をたたむと一気に枯れ葉のようになり目立たなくなります。
足が白く、翅に「C」の文字が確認できます。
自分で何枚撮ったのか・・家でPCに読み込んだところ「ジャスト! 100枚」。
同じ蝶の違うポーズを何枚も撮っていました(^_^;)
珍しく「触覚」と「吻」が90度になって「T」の字に撮れています。
このチャバネセセリさんの「吻」の長さにびっくり!
目のクリクリがとても可愛い蝶です。
ニラは開花してから種になるまでがとても早いので、蝶たちも急がないと吸蜜できる
花がどんどん減っっていきます。
たくさんの個体がいましたが、この子は地面に何度もやって来ては伏せて羽を広げ、
私の近くで逃げてはまた止まり・・・何度か繰り返しましたので「撮って欲しいのかな
?」と感じ何枚か撮りました。 アスファルトに水があるわけでもないのでなぜ花では
無くこうして地べたに居るのかが分かりません(^_^;)
でも可愛いな😍
地面近くの草の上を「パラパラ、ヒラハラ」と飛び回り、滅多に止まってくれない蝶は
「ヤマトシジミ」のようです。
ゆっくりと止まってくれただけでも珍しいのに、張り合うためではなく寄り添うために
止まったかのように見えるカップルのシジミさんのツーショット!です。💕
大体はオートフォーカス機能が手前の草に合ってしまい、ボケるところですが、今回は
この「2人」に合ってくれました(^o^)v
ちっちゃな蝶たちも本当に魅力的です。
満足して蝶たちの花園を後にし、家に着きました。
写真は時間が前後しますが、出かける前に自宅の「ニオイスミレ」に恐らく卵を産む
為にやって来た「ツマグロヒョウモン」のお母さんです。
警戒している証拠に、一度下調べをしたら大きく羽ばたいて隣家へと行って姿を消し、
再び絵の壁沿いを飛んできては、このスミレにやって来ます、
スミレ系が食草の蝶です。昨年は2〜3頭毛虫がいて成蝶になりました。
大きな鉢植えが2つありますので、どちらにも何度もやって来ていました。
自宅前なら蜂や鳥にも食べられにくいので上手く行ってほしいです。
頑張れお母さん!
スミレのそばには今年初めて植えて、結構出来た「サヤインゲン」の残りの種を
プランターに蒔いたら、数筆して発芽し、ここまで一気に育っています。
季節的にはもう蒔き時は過ぎており、実がなるまで間に合うかどうかなのですが、
比較的温かい時期が長く続く南に向いている玄関先に置き、育ててみようと思います。
「でっかいモヤシ」みたいな発芽風景でした(^^)
肉眼ではよく見えない蝶の顔や目の表情・・
カメラを使って望遠接写で撮ると、表情が良く分かるので可愛さや生きる力強さ、素直
な生き方を感じ取れます。
贅沢な生活も、つまらない人間社会の中での地位も名誉も何も要らないので、もう少し
だけ動けて、虫たちや花たちが感じる「陽の光」「風のささやき」をじっくりと同じ様
に感じられる感性や命が欲しいものです。