「コロナ」の影響はこの場所にまで!

№1251

 

 「忍び泣い」ことだったでしょう!

それは「彼岸花の群生地」として有名な、埼玉県日高市の【巾着田】です。

一年間整備し、楽しみにしていたはずの彼岸花を「刈り込む」事にしたのです!

日高市の巾着田のホームページにその経緯が載っていました。

 

日高市・曼珠沙華の里「巾着田」公式ホームページ

 

そう遠くない場所なので、バイクで寄ってみることにしました。

どうやら、その通りのようですね。💧

でももう少し奥に入ってみましょう。

 

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ココにもこのような記載が・・・。

でも事情を全く知らない人は驚くようです!

お二人の「お姉さま?」が「何でこうなってるんだろうね?」と、訝って声にしていら

したので・・・「実はコロナのせいで人が集中しないように、忍びないと思いつつ、

全てを刈り取ったみたいですよ」と答えてあげました。

納得はされた様子でしたが、コロナが本当に憎い!と私と共にお二人も声を大にして

言っていられました。

 

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彼岸花目当てではない方が駐車場に入ってこられましたが、事情が飲み込めずに入り口

で困惑されている人もおられました。

本来なら・・・大渋滞になる場所なのです。

 

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ここ「巾着田」は彼岸花と並行して内側には「コスモス畑🌸」が広がるのですが・・・

やはり人が来ないようにと「全て刈払われて」おりました💧

 

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この場所は地権者の方が「農地」として普通に使っているので、畑のていれをしておら

れました。 その地殻の土手に少しだけコスモスがありました。

 

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刈り取られた後から出てきた彼岸花。

「一輪」では無く・・・「一輪の一つだけの花」が寂しげに咲いていました。

来年こそ!思いっきり咲いてね(^o^)

 

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土手道の内側に少しだけ草むらがありましたので、そこに飛び交う「シジミチョウ」を

探しました。

シジミチョウの数は多いのですが、ゆっくりと葉や花の上に止まってくれる個体は少な

くて、撮影がとても難しかったです。(止まってもすぐに飛んで行ってしまうし💧)

 

ヤマトシジミ(翅が青い系は本当に落ち着いて止まってくれません💧)

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そんな中、ベニシジミは比較的こまめに止まってくれて、翅を広げる時間も結構長くて

嬉しいチョウチョさんです😍

アンテナ(触覚)のシマシマがきれいに撮れました。嬉しいなぁ💕

とっても「もふもふ🎵)

 

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おめめ真っ黒!

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燃えるような赤い模様ですね。

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最初「紙?」って思ったのですが・・・

白い「エダシャク」の「蛾」さんでした🎵

控えめに陽の光を翅にたっぷりと浴びていました。

私に警戒して逃げる気配もなく、ずーっとこのまま微動だにしませんでした。

(ミスジシロエダシャク?)

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時間は前後しますが・・・・

実は昨年「コウヤボウキ」の花にアサギアダラが何羽も吸蜜しに来ていた場所に、先に

寄ってみたのです。

コウヤボウキはまだ殆どが蕾のままでしたし、蝶の姿はシジミチョウすら無し。

山道でしたので、道脇の花や林の中をゆっく見ながら、ゆっくりと走りました。

 

 

何という花なんだろう? リコリスの仲間かな?

 

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道路から10mも下の方から生えている木々の枝には、鳥も蛇もリスも手を付けて無い

「あけび」がたくさん生っていました。

高枝鋏があれば採れるかもしれない微妙な場所に実をつけるんですよねぇ(^_^;)

手で「パクン!」と割って、中の甘い身を食べて、皮の中に味噌や紫蘇、ひき肉を入れ

て蒸し焼きにして食べたかったなぁ(^_^;)ジュルル!

 

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この花は「アレチウリ」です。

河原に秋になると急に這い出して、一面を覆います。

「ウリ」と名があっても、食用になるウリがなるわけでもありません。

「害草」扱いされている草です。 葉や茎を見ている限りでは「柔らかくて」美味そう

に見えます。 実際は少し苦味があって、伸びた蔓は固いそうです。

野草として美味しかったら食べる目的で摘んでくるんですけどねぇ。(残念)

花が激減する季節の今、虫たちの「蜜源」になっているようです。

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陽の光に金色に輝く「キンエノコログサ」。

本当に綺麗です🎵

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コロナは本当に、従来の生活感や行動面での大きな変化をもたらしました。

今回「一大観光場所」の巾着田が、思い切った行動に出ざるを得なかった程に、大損害

をもたらした「コロナウィルス」なのでした。

屋外なのにやはり「事が起きてから」では収集がつかないと判断されたのでしょうね。