No.1536
この「大きなグリーンカーテン」は【カボチャ】です。🎃
「植えた」のでは無く「捨てた種」が大きく育ったんです。
スーパーかで購入して来た「カットカボチャ」です。
いつもならスプーンで掬って生ゴミ入れに「ポイ!」なんですが、この時はどう言う
わけか庭に「ポイ!」したようです。(すっかり忘れて春が来ました。)
カットされたカボチャとはいえ、結構タネってたくさん入っていますよね。
でも出て来たのは「大きな双葉」の芽がたった3本だけ🌱🌱🌱。
「スイカかな?カボチャかな?」
一本はすごく元気が良いのに、残る2本は弱々しくて次第に「団子虫」のご飯になり
消えちゃいました。
残った一本は本当に逞しく、日に日に伸びてフェンスを覆い始めました。
脇から生え出てくる「蔓(つる)」を切らないと、四方八方に広がります。
「雄花」は咲くんですが、「雌花」が全然出来ないまま蔓は10mも伸びました。
雌花ができても咲く前に萎んでしまい「こりゃダメかな?」と思う日々。
そんな日々の後に、玄関前に伸びて来た場所に雌花ができ、ちょうど良いタイミング
で雄花が複数咲いたので花を摘み、花粉部分を切り取って「耳かきの梵天」に花粉を
付け雌花に「人工授粉」してあげました。
受粉が上手く行ってからの成長速度は凄まじく、日に日に大きくなっていきます。
無事に結実してくれました(^^)v
受粉して2週間ですっかりカボチャらしい模様までできています。
重くなるので2階からS字フックを使って吊り上げました。
本当に絶妙な場所で成長し続けています。
何よりも一番目立つし、専用の「椅子?」もあるんです。
玄関のブロック塀の天辺にあるので「よっこいしょ!」てな感じ🥰
何だか「体型?」もドッシリして来ました。
「苗」にも強い者もいれば弱い者もいる、それは知っていますがタネの時点で既に
そう言う違いがある事を知りました。 少なくても十数個捨てたのに前駆発芽するわけ
じゃ無く、発芽しても全然育たない者もあり、たった一本だけでしたが猛烈な勢いが
ある事実は驚きです。
じつは昨日、同じ株の中でも遠く離れた場所の雄花と雌花コンビが咲いていたので
尾花の花粉部を摘んで「雌花」にそれを付けるべく指を雌花に突っ込んだら・・・・
「チックン!!」😣💧
どうやら先客の🐝さんが居たようで、突然入って来た指にびっくりして刺したという
わけです。 すぐに指を絞って針と毒を吸い出しました、
何よりも「アナフィラキシーショック」が怖いので静かにしていましたが、事なきを
得ました。(子供の頃からだと合計10回以上は様々な蜂に刺されています。)
このカボチャのおかげで外からは全く家の中が見えません。
日差しも遮りますので部屋の温度もさほど上がらず大助かり。
余談;
子供の頃私は動物性のおかずが嫌いで、葉っぱ系のものばかり好んで食べてました。
ガリガリの痩せ型で「栄養失調?」と教師からも言われるほどでした。
本人はいたって元気で山の中で猿のように動きまくっていました。(^^)v
そんな食べ物の中で好きだったのが「カボチャの葉っぱの茎」でした。
「え!?あんなにトゲトゲで痛いものを食べるの〜?」と言われそうですが。私は大好
きなのです。
⭕️まずトゲトゲをタオル地の「ふきん」で水を流しながら擦ります。
⭕️次にお湯を沸かして茹でます。
⭕️アクは殆ど無いので水で晒す必要はありません。
⭕️フライパンに油を入れ、しばらく炒めます。
⭕️麺つゆや粉末のダシを入れ、醤油も入れます。
みりんや料理酒はお好みで。
山菜は、ほぼこの味付けで食べて来ました。
茹でてあるので味が整えばオーケー!
フキと違って剥ける皮が無いので、トゲトゲは残りますが「爽やかな青臭さ」が残り
とても美味しいです。オカズというよりかビールの「あて」かな?
昭和30年代の初めの頃、山形のさらに山の中でしたから食生活は決して恵まれた
ものでは無かったんでしょうね。 魚といえば「鮭の塩引き」かカラカラに干した
「身欠ニシン」、「カラカイ(カスベというエイの一種を乾燥させた物)」くらいしか
思い浮かびません。肉は記憶にないですね。嫌いだったからかも。
今年の冬には「冬至カボチャ」にして食べられるかな?🥰