No.1332
【池ノ平湿原:いけのだいらしつげん】は、
★印付近に位置しています。
埼玉の我が家からは高速道を使ってノンストップで走っても、約2時間プラスの時間が
掛かるほどの「遠い場所」です。
一年にそう何度も行ける場所ではないので、車窓から見える景色も、風も匂いまでも
きっちりと覚えておきたくなる大好きな場所です。
【小諸IC】で下りて、だいたい30分ほどで標高2000mの湿原へ到着します。
(群馬との県境の地蔵峠をすぐに右折して4kmほどです。)
湿原の入り口に100台は置ける駐車場があります。
軽も普通車も含めて「600円」です。事前に有人方式で支払います。
安心して登山ができますね(^o^)
せっかくですので、なるべくコース全体を楽しみたいと思います。
結果としては湿原の一周は疲れたのでパスしました💦
見慣れた懐かしい看板です。
人にもよりますが、私はまず山に登る方から開始です!
陽が射すものの、雲が多く景色はいまいちでした。
でも風がなく落ち着いて歩いては撮影・・これをじっくりと出来ました。
お久しぶりです!
【イワカガミ】の濃いピンクが心を和ませてくれます。
開けた場所に来ると少し汗ばんだ額に風が当たり、気持ち良いことったら(^o^)
視界が良ければこの方角に富士山が見えます。
足元の白く可愛い花は【褄取草:ツマトリソウ】です。
前に来た時にはゴゼンタチバナやバイカオウレンなどが咲いていましたが、今回は
それらには一輪にも会えませんでした。(行く日付が微妙に違うんですよねぇ)
もしかしたら植生が変化しているのもあるかも。 今回は「笹薮」が以前よりも広がっ
ているように見えました。
そして今回会いたかった花【マイヅルソウ】です。
全体としては時期が早かった感じがしますが、場所によって此の様に咲き始めたものも
結構見つかり撮影できました(^o^)v
この花は小さくて白いことも有って、なかなか上手く撮れなくて「白飛び」死がち。
そこで敢えて暗めに撮っておいて、編集で明るくしました。
それでも鮮明に撮るのは本当に難しい花です(^_^;)
とにかく可憐な花です(*^^*) 葉の形も模様も魅力的です。
見晴らしだけに登ったあと、少し遠くですが折角来たので「三方ケ峰」のコマクサを
見に行くことに決めました。
あの禿げたような砂礫の場所を好んでコマクサは咲きます。
この季節だけの贈り物【コマクサ】です。
この写真はもう一つのコマクサ自生場所(見晴岳下)です。
レンゲツツジが今の季節花盛りです。
三方ケ峰のコマクサ自生地に着きました。
花の数も広さもここは大規模です。
視界が良ければ北アルプスの雪の山々が見えます。
この日、目には北アルプスの雪山が確認できましたが、カメラには少しも写りません。
厳しい生息場所なのに、花はこの上ないような幸せ色です💕
コマクサを撮るには望遠が必須です。
たいていロープから数メートル、数十メ−トル先に咲いているからです。
大満足して湿原に戻ろうとする途中で【ハクサンチドリ】を見つけました😍 存在感の大きな花です。
さっき歩いてきた尾根です。
空が晴れてきました。
今回出会えた他の植物や花たち。
【コケモモ】です。
何回かこの木の側を歩いていたはずなのに、今回初めて気づきました!
倒れた状態の樹木ですが、そこからまるで地面から生えているかのように何本も何本も
伸びていたんです!\(^o^)/ 改めてびっくりしました(^_^;)
他の人の会話を通して初めて存在を知った・・・
【一葉蘭:イチヨウラン】です。
緑色なので急いで歩いたら決して目に入らないランですね(^_^;)
鈴蘭にも出会えました。
毒があるからでしょうか? バイケイソウには芽を出してから育つ間にも
虫も野生の動物達も食われず・・青々としています。
でも花が咲くとたくさんの虫が寄ってきます(*^^*)
名前が全く分からない樹木? 草?
すっごくギザギザな葉っぱです。 中央に集合した花が付きそうです。
何という名前なのでしょう?
2021/06/30追記です。
名前がわかりました! 【トゲブキ】でした!
若葉でも見えていますが、葉っぱに既に【トゲトゲ】が見えていますね。
物々しい攻撃的な?防御的な葉っぱです。
この日、移動する先々で咲いている真っ白で可愛い花。
決して自己主張が強いわけでもなく、目に入らないほど小さくもない高山の花。
【オオヤマフスマ】です。
葉の形がとってもソフトで、群生している姿は登山者をほっこりとさせてくれる癒やし
の花ですね😍
一時間45分ほど湿原を楽しみました。
車の中で手作りの美味しい弁当を食べて、帰宅の途に着きました。
ところが災難が発生したんです!!
今回古い車を酷使したからでしょうか?
上信越道の「佐久平」から軽井沢方面へと続く長い上り坂で・・・・
エンジンの回転は上がって行くのに(タコメーター)、速度が全然上がって行かない
異常が発生!😨💦
長い下り坂でオートマを「2」や「L」に落としてエンジンブレーキを長く掛けた所為
なのだろうか? クラッチが滑ってる? とか「一気筒死んでる?」などなど頭を
よぎりました。 何とかエンジンは止まること無く登りきりましたが・・・
3000回転付近に生るとまるで道路が凸凹しているかのような、今までに感じた事の
無い「ガタガタ振動」が発生したんです。
少しアクセルで回転数を落とすか? 上げるかで振動は消えるのでどうやらタイヤの
バランスが崩れたわけでも、アライメントが狂っているわけでも無さそうです。
とりあえず【横川SA】で一旦エンジンを止めて休憩です。
10分ほど休んで戻ってきてエンジンを掛けました。
事無く始動はしたんですが、いつものような快適な掛かり方ではなく重い始動💦
そろそろとゆっくり走り出したら、これまたいつもの感じではなく何かを引きずって
いるかのように重たい出足なんです、明らかにどこかが異常です。
4気筒のうち一つが死んでいる・・そう考えると納得できる症状です。とはいえ、
ここから自宅まで100数十キロ・・・どこかで止まるのも心配ですが何とか走れる
ので、70k〜80Km付近速度で、他者に迷惑をかけないよう走行車線をゆっくりと
走行し高速をやっと下りられました。
エンジンを止めると掛からなくなるのも不安ですが、ガソリンがカラカラなので給油
しエンジン再スタート! やはり変! そしてアイドリングの音が「不連続音」。
まるでハーレーの排気音のような音がし、車が止まっているとやはりバイクのような
振動がハンドルに伝わってきます。
帰宅後すぐに懇意にしてる修理屋さんに電話し、内容を伝えて預かってもらいました。
もう10万キロを超えている軽。 比較的シンプルにしかも堅牢に作られている三菱
パジェロミニですが、いよいよ寿命なのかなぁ(T_T) また諭吉が消えるのか?💧
というわけで、もし他の車で行っていたら気づかなかった不調箇所(まだ不明)。
考え様によっては「今回使ったから分かる不調部分」が早く分って良かった!とも
言えるので、まずは人間様が無事に帰れるように車が頑張って走ってくれたことに
感謝します😍