家族だった「パジェロミニ」ありがとう。さようなら。

№1334

 

 私がまだ勤務していた頃は通勤の足として、娘や私が病院に行く時も元気に一発

始動!で運んでくれた愛車【パジェロミニ】

今回、長野県東御市の池ノ平湿原に行く前日までは全く異常無しで快調🎵そのもの

でした。

 

途中の【道の駅:雷電くるみの里】にて

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でも、高速道路を片道160km、下道と急坂の登り降りを40km走って、帰りに

上信越道「佐久平PA」辺りから始まる【上り線の長い登り】にて異変が起きたのです。

 

後ろから迫ってくるトラックに申し訳ないので「オーバードライブスイッチ」をOFFに

して、ギヤを1段落とす事でスピードアップしようとしたのですが・・・・・

タコメーターの回転表示は上がるものの、速度が全然変化せず、むしろ落ちてきていて

「これはいつもとなんか違う💦 ?」 そう感じたのが始まりでした。

 

 いま思い出せばですが・・「別府交差点」を右折して、地蔵峠ヘと向かう登り坂にて

3000回転まで上げないと、何だか車が重たくて元気が無かったんです。

「急な坂」プラス「カーブ」が近くて速度が上る前にまたヘアピンが迫る・・そういう

道路なので「そういうものかな?」と余り気にしなかったんです。

 

 池ノ平駐車場に着き、ゆったりとエンジンを休めたパジェロミニの室内で食べた弁当

の味はきっとずーっと忘れないと思う。

 

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 ふだん余り車の写真は撮らないのですが、この日は写したくて撮っていました。

 

車の不調は上信越道での登り坂で起き、直近の【横川SA】で一旦休憩し、再び始動した

際に「おかしい!?」掛かり方をし、出足もモタつく感じがして、決して「気の所為」

ではないことが分かりました。

それでも何とか高速を走り切り、自宅に帰ってすぐに懇意にしているモータースに行く

際には排気音がおかしい事と、振動も今までになかったブルブル感が多少あるものの

支障なく到着できました。

 

 そして2日を経た先ほど、モータースから電話があり・・・

「よくこの状態で帰ってこれましたねぇ!!」が最初の言葉。

「点火系」が複数(つまり数気筒分)「狂っている」ということと・・・「タイミング

ベルト」が緩んでいる・・それに加えて、水回り系の異常があり・・確認のために分解

すると・・・結構な「諭吉円」が掛かる・・・そんな内容でした。

 

 今夜、夜勤の息子がまだいる時間だったので、すぐに家族会議を始め・・・

【廃車にしてもらう】事になりました💧

 

実は購入時既に30,000キロを超えていた中古車。

それでも大した故障はせず、始動時に数回掛け直すことは皆無!たいてい一発で始動!

新車で買った「F●t」は10年目で「CVT」が滑り始めて走行不能で廃車。

なのにこのパジェロミニは新規登録時から【17年】も頑張ってくれました\(^o^)/

 

 明日、持っていったモータースに廃車手続きをお願いし、車中の装備グッズを外して

写真を撮ってお別れしてこようと思います💧

たくさんの思い出を一緒に共有できた車です。

私が胃がんで入院中、愛猫チャムが喧嘩して傷を負いクリニックに運ぶ途中「失禁」

してしまい助手席が「オシッコの匂い」に染められてしまい、入院中のベッドから

ヤフオクで同じ柄の椅子を落札した事も良い思い出です。

 

 車には「意思」は無いのですが、どうしてもパジェロミニに感情が有れば・・

「何とか頑張って、無事にオーナーを家まで届けなくっちゃ!💦」って鞭打って

走ってくれたんじゃないかなぁ・・そう思えてなりません💧

 

パジェロミニくん!

今まで本当に「ありがとう」

そして・・「さようなら」