№1161
上野の「国立科学博物館」で展示されている「ミイラ」も、24日(月)で終了
します。 なかなか息子の日程が合わず、やっと昨日行ってくることが出来ました。
はるか昔に様々な宗教観が根底となって、僅かな生涯の年月の日々だけでは「生命」
を納得出来ず、「死後の命」や「復活」を遥かに望んだ様子が良く分かります。
医学も科学も進んだ現在も相変わらず寿命が何倍も延びた訳でもなく、知識や経験が
増せば増すほど・・・「人はなぜこんなに短い命なのだろう?」と感じるはずです。
平日でしたが思っていた以上に人が多く、しかも若い人が大勢いたので驚きました。
とはいえ、全く展示物が見られないほどではなく十分に展示物を見ながら「ミイラにな
っている人物たち」の生前の暮らしや文化、そして元気だった頃の様子を思い浮かべて
感慨に耽ることが出来る「静けさ」「見に来ている人の移動速度」がありました。
みんなは何を考えたり思ったりしてミイラを見ていたのでしょうね(^^)
「人の遺体」と思うと決して気持ちの良い存在ではないのですが「ミイラ」として
見ていると、全く恐れも悲壮感も不快感もないのが不思議です。
また「死後の世界」は【何も無い!】という信条があるので、「霊的な畏れ」も全く
感じませんでした。
むしろ、科学が理解される遥か以前の昔に、「科学的な処置や処理」が行われていた
事に驚きます!
日本のミイラも「即身仏」を含めて、何体も展示されていました。
南米やヨーロッパのミイラと違って「埋葬感」が強く、儀式的な処置や対応とは少し
違っていて「開けてみたらミイラに生っていた」感がありました。
屍蝋(しろう)化しているのが不思議ですねぇ・・湿地なのに腐らないなんて。
家族で見た後の感想を語り合いました。
結論として・・・「やはり火葬が良いね(^^)」・・・でした。
そして「ミイラって、怖いとか気持ち悪いというのは通り越して【可愛い】よね。」
という感想でした。
自ら「即身仏」を望んで入定(にゅうじょう)し、ミイラとなったお坊さんは、
その人柄もよく表れている「優しくてチャーミング」に見えました。
「真理」に即しているかどうかは別として、【本当に「他の人の幸せ」を強く祈り
自分の命すら惜しまない】精神態度は、生きている私達が「受け取らなければ」
いけない大事な点だとも感じました。
とにかく静かに「生きていること」「死ぬこと」を考える良い場所でした。
話しは振り出しに戻りますが・・
平日だと展示場所の人は少ないだろうけど、都心はきっと混んでるだろうなぁ・・
と首都高速や関越の交通状況を携帯で見たら・・あっちこっち「真っ赤!(大渋滞)」
空いていたら外環道 ➜ 首都高5号線 ➜ 飯田橋・・とまっすぐ行けるのですが
この日は練馬で関越道を下り、環状8号線に入りました!(此処から先も大渋滞💦)
結局はリアルタイムで交信できるナビに頼りつつ、見覚えのない道を「右に左に」案内
してもらい、やっと秋葉原へ着きました_| ̄|○(疲れた💧)
「ここどこ?💦」
防衛庁近くだそうです! 初めての道ばかり!😁💦
ココも初めての景色(靖国神社でした。)
「九段下」・・やっと一度通って知っている道に出ました\(^o^)/
そして!
かつて50年も前から通い詰めていた「秋葉原の街」が見えました!
秋葉原は「その時々の流行りを映す街」として知られてきました。
私の若い頃は「無線関係中心:HAM、CB、パーソナル無線」でした。
やがてパソコンが中心になり、かの「オウム真理教」が店を出しているパソコン屋も
ありました。(リアルで知っています!)
やがて携帯が中心になり、テレビやその他の家電も勢いがありました!
そして今は「アニメ関係」「メイド喫茶」の街として有名に😁
「AKB48」の「AKB」は「秋葉原:アキハバラ、またはアキバハラとも。」の略文字
ですものね(^^)
家電屋さんも随分変わりました。
今回は2m近い車高のミニバンで行きましたので、2m制限の「上野パーキング」は
諦めて、二駅離れた「秋葉原UDX」の地下駐車場に駐めました。
ここなら「2.4mmax」なので安心して入れます。
(3時間置いたのですが1800円で済みました。)
本当に久しぶりの「秋葉原駅」のホームです!
そしてこれも久しぶりの山手線の電車に乗りました。
あっという間に上野駅です!
そして通い慣れた道を暫く歩くと「科学博物館」です。
「写真や動画撮影禁止!」が書面でも口頭でも何度も注意されてました。
実際にカメラをこっそり出して撮る人は誰もいませんでした(^^)
というわけで・・・ミイラ展の内容は写真なしです(^^)
案内資料の写真でどうぞ(^^)/
館を出たら真っ青な空とクロスした飛行機雲!
初めて水道が凍結した今朝の気温の影響は消え、気温が7度になっていました。
これでも十分低いのですが、すっかり寒さに慣れた様です。
さぁ!車に戻りましょう!
せっかく来たのですから、ラジオデパートに寄って欲しい部品を買って帰りましょう!
通い慣れた店の殆どは別の店だったり、販売している人も変わり別の時代になった感じ
は変わりましたが・・・佇まいや雰囲気は懐かしく感じる空間でした\(^o^)/
店や飾られている飾りは変わっていましたが、やはり秋葉原の雰囲気は少しも変わって
いない!と思いました。
今度は一日中街を彷徨いたいと思います(^^)
久しぶりの都会でしたので、車と人に「酔い」ました💦