No.1382
ことしのGWは3日からとても5月らしい陽気となり、暑くも寒くもなく快適!
そこで、朝早い内にいつものバイク散歩コースを走ってきました。
山野草の多くは本当に花期が短くて、二週間前に見られた花が次の時には結実して
いて花が姿を消している・・・タイミングが難しいんです。
新緑の範囲も深みも増し、道脇の様子も変わる楽しみがあるのもこの季節です🤗
ときがわ町の「西平地区」がよく見えます。
標高は500mくらいでしょうか?
浅い新緑の林は陽の光がよく行き渡り、バイクを撮るにも絵になります。
温度も湿度も快適そのもの🎵 響き渡る小鳥の声が最高の音楽です🎵
いつもの休憩場所。
この日は人が多く、バイクの数も車の数も普段とは大違い!
アマチュア無線家達のコンテスト日でもあり、弾む会話が聞こえていました。
私もやっていたので上げているアンテナで、どの周波数で交信をしているのかすぐに
分かります😄
さて、お目当ての「はこべ」です。
山に咲くハコベには種類があります。
「5弁花」だなと一目でわかる「うさ耳🐰 」のこの花は【サワハコベ】です。
直径は0.8〜1cmくらいの比較的大きな花です。
広葉樹林の藪のない日当たりも良い場所にたくさん生えています。
ただどこにでもあるか?というとそうではなく、同じような条件の林にも全く姿が
無い場所も多く、鑑賞する人の思い思いの「秘密の場所」があるようです🤗
そしてこちらは【ミヤマハコベ】です。
大きさも生えている場所も同じですが、花の形が少し違います。
おなじ5弁花ですが、切れ込みが深いためパッと見「10枚の花弁?」って思えるよう
な形です。 どちらも真っ白で清楚な花です。
少し移動し前回来た時に「ミツバコンロンソウ」がたくさん咲いていた場所です。
今日はもうコンロンソウの花は全て終わり、種ができていました。
そして春を告げる食用キノコ【アミガサタケ】です。
キノコと聞くと「秋のもの」という思いと、このなんとも不気味な形から手が出ません
が、西洋では重宝される食用キノコです。
ただ、物によって「微量の強い毒性」があるとも言われていますので、私は見るだけに
しました💦 実物を見たのは初めてです!
里ではすっかり終わっている「キケマン」。
小さな小さな株に綺麗な色褪せの無い黄色い花が付いています。
花の形は「エンゴサク」そっくり
です。
日向にはもう【クワガタソウ】が咲いています。
草丈は低いですが、姿が良く(葉も花も)可愛い花です。🤗
少し日陰のたくさんの群生。
花の蕾がたくさんできていました。 また見にこようかな😄
年々小さくそして少なくなっている小さな「リンドウ」です。
初めて見た時は10数株あったのですが、今回は3つしか見つけられませんでした。
崩れやすい林道の法面なので安定しないのでしょうか?
過去の台風19号の大雨で、林道の一部が崩落し道が中断された時間がかなり長く続き
ましたが、今回は開通しており、利用者も少ないのでこの道で下りて行きます。
途中にはスカイツリーと同じ高さの場所に「野末張見晴台;のすばりみはらしだい」が
あります。今回はアマチュア無線家たちに占拠?されていたので通過しました。
段々と下に降りるにつれ巨石群が現れます。
岩というよりも山と言っても良いほどの大きなものから、個性のある岩に至るまで沢に
ゴロゴロしています。
その中の一つに「ゴリラ岩」があります。
なるほどそっくりです!🤗 斜め後ろから見た横顔ですよね(^^)v
下り切った場所は越生の梅林から「黒山三滝」へとつながる広い道。
じつはその奥にとっておきの場所があるんです!
この写真がそれ! え?何も無いですって?
確かに何も無い山道の大きなカーブです。(この道は奥武蔵グリーンラインへと続く)
実はここには大きな榎木があって、数年前このエリアにだけたくさん群れ飛ぶチョウと
出会えた場所なのです。
あいにく時期が早かったのか、群飛ぶ姿は見ることができませんでした。
諦めて帰ろうとしたのですが・・・・
懐かしい姿を「1羽」だけでしたが「ぎこちない飛び方」の白い姿を見つけました!!
とても行動範囲が上下左右にと広くて、とても追いきれず、しかも紫外線の強い午前中
でしたので止まってくれないため、写真は諦めつつ「どこかに写っていたらラッキー」
くらいの気持ちで特別しゃった速度も上げず、連写もせずカメラを向けてみました。
ほとんど何も写っていませんでしたが・・・
たった一枚の写真にだけ、羽を広げた蝶の姿が入っていました!\(^-^)/
どこだか分かりますか?(ヒント:ほぼ中央から少しだけ上)
蝶の名前は【ウスバシロチョウ】です。 今だけの蝶です。
出掛けてきて良かったぁ🤗