なぜ「蝶」に魅せられたのかなぁ(^^)

№1338

 

 私のブログはもともとは「バイク旅」の記録だったり、季節ごとに出会う「山野草」

の写真が中心の内容でした。

それが、自分でも不思議なのですが・・それまで「さほど気にもしていなかった」蝶や

さまざまな虫たちの写真が多くを占めるように生ってきました(^^)

 

 その理由として・・・

 

1.「美しい」からです(^^)

 ◎太陽光線の働きによって、蝶のさまざまな模様が浮き立ちます!

  オレンジ色、真っ白、黄色、黒、群青色、そして得も言われぬ「ブルー」!

 一例として「リンク先を載せましたが、このチョウに関しての説明にびっくりです😍

 

オオルリオビアゲハ:主に赤道近くの熱帯地方の蝶のようです。】

  「鱗粉:りんぷん」と呼ばれる翅の表面の「粉」には、無数の溝があり、様々な仕方で光を反射します。例えば溝の中央部分は黄緑色の光を反射し、縁の部分は青い光を反射します。また、溝の中央に当たった光は直接反射しますが、側面に当たった光は幾つもの層に反射するため光の波が増幅され、部分的に『偏光』します。

見る角度で色が変わるのって「タマムシ」などもそうですよね(^^)

この特殊構造を科学者は見逃さず・・・『偽造しにくい紙幣』やクレジットカード、また太陽エネルギーを効率良く得るための太陽電池開発が期待されています。

 

黒いアゲハチョウの光の具合で見える青系の色は本当に美しいですねぇ😍

 

 形が似ていても翅の模様が様々に違うからこそ分かりやすい「蝶の種類」。

「なぜこんな模様がデザインされているのだろう?」って、いつもそう思いながらカメ

ラを向けている私です(^^)

見慣れた蝶でも「思い一つ」で可愛らしさが深まります💕

 

『ヒメアカタテハ』

ツマグロヒョウモンと同じ時期に花に集まるのですが、模様違いのおかげで最近は

飛んでいても違いが分かるようになりました(^^)

翅の裏と表の模様が全然違いますね。

模様の区切りのそれぞれを、皆さんはどんな色で塗り分けられますか?\(^o^)/

あの毛虫さんからは想像できない美しさです♬

 

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いつも思うのですが・・瞳のように見える部分から私の姿が『丸映り』ナノでは?と。

葉っぱの上に重たいお腹を乗っけて、ニラの蜜を吸っているみたいです(^^)

 

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蝶の魅力の二番目は・・・

2.あまりにも不思議!だからです。

 ◎蝶は『完全変態』で有名ですね。(え? 私は、ち、違いますよ!!💦 )

 蝶の種類にもよりますが、生命の始まりはある植物の葉に産み付けられた卵です。卵が孵るとその植物の葉は、幼虫(毛虫や青虫)のご飯になります(^^) 始めは自分が出てくる殻をまず食べて、次に葉をどんどん食べていきます。成虫になってからは、ひもじい思いをする世界が待っているので、毛虫が葉を食べる様子は「葉を食べる生きた機械」の様に見えるそうです。 興味深いのは・・・蝶の専門家によると【2,700gの人間の赤ちゃんを、もし葉を食べる幼虫に置き換えると・・なんと!!2週間後の体重が・・・8,000kg=8トンに達する】のだそうです。

いかにその食欲がすごいか分かりますね(^_^;)💦

まだまだ不思議なことは続きます!

 

旺盛な食欲で大きくなった毛虫は、もともとの皮には収まりきれず、数回の脱皮を経て「蛹:サナギ」になるわけですが、まるでサーカスの名人の様に「絹のような命綱」を吐き出して葉の裏側や枝に固定します。失敗したら他の虫や鳥に食べられてしまう危険な時間帯です。 なんとか上手く蛹になると動かないまま(まるで死んだかのような)時が経過します。

さて、いよいよここから「大きな奇跡的変化」が起きます! 

幼虫の器官の大半はホルモンによって溶解し、その結果生じた液体や様々な物質が「再編成」されて蛹の内部では『成虫』を形作ります。

なぜドロドロに溶けたものが、あの素晴らしい形へと寸分も狂わずに変化するのでしょうか!? 計算しつくされた「設計者」の存在を素直に認めたくなる世界です!

蛹の中で成長した「蝶」は、気温、適切な日照時間の長さ、湿気などを本能的に感知して「今が羽化すべき時!」と察知します。 蛹から出る時間は1分から5分ほどと言われていますが、一番危険な時でもあります。捕虫動物にとっては最高の「餌」とも生る瞬間です。 羽化した翅は乾けば広がる・・というものでは無いそうです。これはセミにも共通していますが「羽の翅脈に体液を頑張って送り込む」ことを経て広がって、やがて固くなるとともに軽くなるんだそうです!

 

目の前の蝶がヒラヒラと花から花へと飛び回り、時々は手を伸ばせば触れるかのように私の目の前を横切ってくれたり、静かに写真を取らせてくれたりすると・・・「本当によく頑張ったねぇ!」って褒めてあげたくなります。 きっと親の蝶が生んだ卵のほんの数%しか蝶になれないんだろうなぁ・・・と思って調べてみたら・・・・

【100個中の1,2個】つまり1%〜2%しか(T_T)

 

撮れた写真の蝶には、きっと2度と会えないのでしょうね。

愛すべき者たちはもちろん【蝶】だけではありません。

 

自然界の生き物は、調べれば調べるほど「不思議?」でいっぱい!\(^o^)/