No.1549
病気は人の計画も人生も大きく変えてしまう「敵」ですね。医学がどれほど進んでも、またその知識や技術や薬が
開発され進歩しても・・・ドクターや薬品開発者が「人の
2倍」寿命が増えることも、病気知らずと言うこともあり
ません。
最初の先祖アダムから受け継いだ「不完全さ」は、おそ
らく遺伝子レベルでの変化がもたらされ、人が果てしなく
生きる様にはなっていないと言う事実は、どんな人間であ
っても例外なく当てはまります。
どうやら人の命は「医学的」な問題ではなく、もっと深遠
な理由があるのでは?そう思わざるを得ません。
私が「胃癌」の宣告を受け、手術してから6年と半年が
経過しました。最初からの胃カメラ検査から、今月24日
までの検査を合計すると「10回」にもなりました。
その間、「おや?」とドクターが気になった箇所の細胞培
養が3回ほどありましたが、すべて「マイナス」の結果と
なり、術後一回も「再発」がない日々が続いています。
「胃カメラ」自体は決して強がりではなく、全く恐れも
不安もありません。不安なのはその「結果」です。
結果次第で「人生が変わってしまう」くらい影響が大きい
のです。人生の岐路となるほど重大なのです。

イラストの様に口からカメラを入れる方式は、直前に口腔
内麻酔(主にキシロカイン)をしますので「おえっ!」っ
とくる事無しに、あっという間に食道を過ぎ、胃へと達し
ます。(数十秒) これが鼻からですと、喉に達するまでに
まず時間が掛かります。
人によっては鼻血が出たりする様です。
人の口から胃までは「真っ直ぐな管」とみなせますので、
姿勢を上手に調整することにより、口からの方式は真っ直
ぐな水道管に棒を入れるイメージからすると、障害無く胃
に達するわけです。
私はいつも「眠気を催す薬」は一切使用していないの
で、冴えた状態で検査を受けています。
口から胃まで今回は10秒間掛かりませんでした。
痛みも苦しさも「嗚咽(おえつ)」も無く、まっすぐ十二
指腸付近までカメラは進み、ゆっくりと戻りながら胃壁を
撮影しながら病変が無いか探ります。
空気を送り胃を膨らませて全体をチェックします。
痛みは全くありません。
このまま胃カメラを抜く様なら「異常無し」です。
もし気になる箇所があれば看護師に声を掛け、より鮮明に
記録できる様に特殊な色素を塗布し「病変生検」に回せる
様に細胞の一部を切り取って「生検移送容器」へと入れる
指示が出ますので、その様子もみられます。
(これが一番嫌なシーン)
細胞の培養の結果は、およそ2週間掛かります。
なので胃カメラ検査後に診察日が設定されるのは2週間後
以降になります。
私が初めて胃カメラ検査をした時は、2週間よりも前に
病院から電話があり、「結果が出たので聞きにおいで下さ
い。」と言われました。この時点で結果は「黒」だと察し
ました。(病院からの早めの電話は嫌なものです💦)
嬉しいことに今回も「異常無し」でした。
人よりも胃が小さくなっています(人の1/3しか無い)
ので、検査時間も早く、開始からほんの7、8分で終了し
ました。
検査前の「ドキドキ、ハラハラ」は、安堵に満ちた「深呼
吸」へと変わりました。
強い酒はもちろんのこと、辛いものを含めて刺激を与える
様な食べ物はこれからも控え、不規則な生活や、怒りはも
ちろんの事、何かをクヨクヨと考え込むことの無い様に頑
張ろう!と改めて思った1日でした。
出がけに「よし!検査に行くぞ!」と自分を励ましてド
アを開けたら・・・・何かが羽ばたき、私の喉とほっぺた
を伝って飛んで行く者がいました!
それは「アカボシゴマダラ蝶」でした。
しばらく玄関先の季の葉に止まり、美しい羽を見せてくれ
ました。
外来生物として、あまり喜んでは受け入れられていない蝶
ですが、蝶には何も罪はありません。
私は全く「スピリチュアル」な要素を信じたりはしません
が、大好きな「蝶」に送られている様で、嬉しい気持ちで
出掛けられました。「ありがとう!」
