№1274
「あれ」とは・・・
胃がんが見つかり、人生初の「がん摘出手術」をしてもらい無事に退院!
その時から「2年」が経ったのです。
不調だったので自分から病院に行き、胃カメラを予約し、怖い半分!でも
原因を知りたい半分!で臨んだ「消化器上部内視鏡:胃カメラ」検査。
結果が伝えられる「予約診療日」よりも数日早い日に病院からの電話・・・。
「結果が出ていますので、少し早いのですが○○日でも大丈夫ですか?」と。
そのことで全てを理解しました。
(落ち込みながら仕事に行った記憶がまだ鮮明に覚えています。)
そして指定日に行って、ドクターからの診察結果は「ステージ2のガンですね。」
と歯に絹着せない「率直な告知」と「証拠写真:胃カメラ撮影」が耳と目に突き刺さり
ました。
でも不思議と安堵感が起きました(決して強がりじゃなくて)。
というのは・・・
時々「胃」とも「胸」とも「背中?」ともつかない部位から「爪を立てられた」様な
軽い痛みや不快感の原因が分からないため、悶々と不安感に襲われる日々が続いていた
為「その原因が分かった!」という安心感からだったのです(^o^)v
患部の画像をモニターで見せてもらいながら「コイツが犯人だったのかぁ!」って
ドクターの前で笑った記憶があります。
私はどの手術にも「無輸血」で臨んで欲しいと思っていましたので、ドクターにその
思いを伝えたところ・・・
「僕は輸血しないでもオペしますよ!」と言下に言ってくれました。
初めは「許諾してくれても」「いざという時には使います!」という内容の文面に承諾
サインが求められるのが殆どですが、この先生と病院長は私の願いを聴いてくださった
のです。\(^o^)/
実際にオペが行われ、出血量がたったの「200mL」だったことと、最後まで輸血
しないどころか、輸血の用意すらしなかったことを術後覚醒した私に告げてくださり、
誠実に対応してくださったことに本当に感謝したものでした。
術後2週間で退院。
そしてその後は一度も再入院になるような事態は無く、数多くの術後検査が為されまし
たが、そのたびに「異常はありませんね。」と、嬉しい結果を積み重ね、先日数度目の
造影剤(ヨード)を使用したCT断層撮影、胃カメラ検査の結果も「異常なし!」
診察予約日だった今朝、ドクターから聞きました。(モニターで一緒に画像を見て)
まだまだ胃が小さいので、いい気になって少し食べすぎると「苦しくなる」事が多く、
腸も不調になったりする事の多い日々がありますが、まずは一安心です。
結果を待つたびに「今度は駄目かなぁ・・・もし駄目だったらもう・・・」などと心底
「生きていることの儚さ」を味わう事に疲れました_| ̄|○
複数の友人が場所は違いますが、やはり「ガン」に殺されました。
今の私よりも幾つも幾つも若い年齢でした。
本当に病気は憎い敵です!
せっかく「不治の病」と言われて来た「ガン」を克服したのに、コロナで死んでは本当
に勿体ないので、舐めて掛からずに「正しく恐れて」罹患しないように頑張らなくては
と真剣に思った今日の診察でした。
インフルエンザの時には「インフルエンザ差別」なんて無かったのに、病状としたら
インフルよりも「軽い」はずのコロナは「コロナ差別」という言葉が、いえ、実際に
発生している現実は、人々の心の奥が冷えている事が感じ取れて、その事に「怖さ」を
覚えています。
コロナは人の体以上に「心を蝕んで」居ます!
ウィルスへの防備や衛生習慣をシッカリと守りつつ、心への悪影響にも対抗して共に
頑張りましょう!\(^o^)/