「ピエール・ド・ロンサール」に励まされて

№1203

 

 気温が夏並みに上がってきましたね💦

この気温の高さがコロナの弱点だったらなぁ・・・。

 

人間世界の喧騒をよそに、植物も虫たちも元気に淡々と命を営んでいます。

庭のレモンの木にアゲハチョウの幼虫を見つけました。

込み入っている庭なので鳥やハチに見つからないように・・と思っています。

無事に庭で蛹が出来たら、今年は家の中に保護して育ててみようと思っています。

それまではやはり自然の営みに任せましょう。(生態系を守るためにも)

 

 今日になって、昨年のおそらく6月か7月に、とにかく5月に花を楽しんだ後に

剪定をした際に一本だけ「気まぐれに」、まだ緑色の木肌の5mm径くらいの枝を

何の処理もせずに近くのプランターに「プス!」と挿しただけでしたが・・・

しばらくしたら、ツルンとしていた「棒切れ」状の枝に「ポッチ」が出来て、そこから

新芽が出てきて、葉が現れました(^o^)

 

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でも・・・ここまでなら今まで挿してきた枝でも、同じ様な進展がありました。

結局は切断した切り口から黒くカビ始めて、最終的には腐って駄目に・・💧

 

 そして冬を迎えました。

一応霜の心配があるので、外はそのままですが軒先に置き日当たりも一番良い場所に。

黒くカビることもなく、木肌も枯れ色になることもなく・・若々しい葉をそのままに

今年の早春まで無事に育ってくれました。

そして! 葉の数も増え本格的に育ってきた先月の終わり頃に「あれ? なんだか

枝の先端に小さな膨らみが有るぞ!」 と気づいたのでした(^o^)

 

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そして数日前には、蕾が本格的に大きくなってきました!

昨年の初夏に挿し木にしたものが、果たして本当に翌年の開花時期に花を咲かせる

ことって出来るのでしょうか? そんなにも成長著しいバラなの?

プランターから大きめな鉢には花が終わってからにしようと思っています。

何度も書きますが・・・挿し木で増やそうと何本も枝を切っては水苔で包み、

発根しやすいように鹿沼土に挿して、水は毎日スプレーで供給して大事に大事に

扱ったのに・・・葉が出るところまでは何本か育ってくれましたが、結局は枯れて

姉妹全滅だったのです(T_T) なのに、その気も全く無しで「プス!」っと無造作に

差し込んだだけの枝が、こんなにも順調に育ったことがどうしても信じられないん

です(*^^*)

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そして今日! 可愛らしい花が咲きました(^^)/

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本当に頑張りました!👏

花が咲くだけでなく、右側を見ると「若枝」の赤みのある若葉までも茂っています。

このバラの姿を見ているだけで、「逆境」「恵まれていない立場」「一人きり」など

などの人間の「泣き言」が軽く思えるほど・・・よく自力で頑張って根を張り、栄養分

を吸収し、親木と同じ花を咲かせてくれました!😍

昨年、挿し木にした頃は術後5〜6ヶ月経過した時期で、あまり調子が良くなくて・・

「手術はしたものの、抗がん剤は続くし、こんな状態で果たして来年って有るんだろう

か?」とかなり弱気になっていました。

今年になってこの花が咲くことを見られる事自体、おぼつかない希望でしたから本当に

嬉しくてたまりません😍「生きていて本当に良かった〜」と。

 

 地植えはすでに大きな木が二本有るので、このバラは鉢植えにして形を整えながら

育てたいと思います。