№1202(2020/05/13)
今日の関東地方は「暑い」日でした。
そろそろコロナにも辞退してもらいたい初夏ですね。
とはいえ、今日も買い物は人での少ない早い時間に済ませ、誰とも会わずに行ける
「翔ぶ妖精さん」のいる林へとバイクで行ってみました。
まだ昨年の台風の傷跡が癒えない「林道」が多いため、近くからその場所へ入ることが
出来ません(T_T)
昨年の丁度!今の時期でした。
林道の少し開けた場所の空間を、どこかに止まることなく「ふわふわ・・ひらひら」と
優雅に翔ぶ「妖精さん」こと【ウスバシロチョウ】を、この場所でたくさん
見つけたのでした。
そして、なかなか近くから撮れないまま林道を進めて行ったある場所の「ウツギ」の
花に、何羽も止まって吸蜜しているシーンに出会い、数十センチほどの近接から撮影
できて大興奮したのでした。
撮っている私の耳のそばを羽音を出しながら目の前の花に来てくれた蝶には、本当に
驚きましたっけ・・・。
残念ながら今日は、そんな【奇跡的なシーン】はありませんでした(^_^;)
さぁ!同じ場所に来ました!
さて居るでしょうか?・・・・数分居ましたが姿がありません・・・ん??
ガードレールの下の方から一羽だけ、ふわり!と白い姿が見えました!\(^o^)/
しばらくそのままで見ていたら、次々と高い木の上の方から二羽・・三、四・・
最高時には視界に七羽も翔んできました。でもね、翔ぶのが忙しくて吸蜜も無く
羽を休めることもなく、小さなファインダーで追いかけることが出来ません(T_T)
でも!やっと! 距離6〜8mほど離れた場所でゆっくりと羽ばたいてくれたので、
何とか姿をカメラに撮ることが出来ました!(^_^)v
そのままでいてね!!
5〜6羽以上も翔んでいるのですが、とにかく止まってくれません💦
この撮影後には、もうどの個体もジッと出来ないようで撮れませんでした(T_T)
何枚も撮ったのですが、ほとんどが飛び去った後で、ボケボケか、何も写っていない
写真ばかり💦
この写真はガードレール下の6mほど先で、羽ばたきながら数秒だけ止まった場面。
何とか形や模様がわかります♬
これなどは、翔んでいる状態を撮ろうとしたのですが・・・
写真中央の木々の内の一番右の木の真ん中あたりに「白い短い線」状態にしか写り
ませんでした(^o^)💦 白いゴミにしか見えませんね。
見て下さっている方は「欲求不満」になられるのでは?(^o^)
そこで、昨年間近で撮れた写真を載せました。
この下の写真は、全て昨年の5月16日に撮れた写真です(^_^)v
ワタシ的には「タレ目の猫ちゃん模様」って思っている蝶です(^^)
思いの外、胴体が太めで(^o^)、毛深い特徴があります。
この時は標準レンズで、接近距離が30cmくらいでした。
敏感な蝶ですがこの時はウツギの花の吸蜜に夢中でした。
一つの木に5羽ほどが集まってきていました。
違うカメラでも撮りました(色味が少し違いますが同じシーンです。)
マクロ撮影ができる距離でした(^_^)v
さて、シーンは元に戻ります!
シロチョウに混じって【カラスアゲハ】が二羽やってきました。
ムラサキハナナだけに近づいて吸蜜していました。
一つの花に3秒ほどは止まってくれるので、望遠でも何とか撮れました(^o^)
オレンジがきれいですね😍
間近でじっくり撮れる場面はありませんでしたが、今年も同じ場所でウスバシロチョウ
が元気に翔んでいる姿が確認できて、安心しました。
環境が変わったり、開発で山が崩されたりするとあっという間に消える生態系。
今年は林道の通行止めが続いているので、より自然は落ち着いている様でした。
今は林の入口付近には【シャガ】が花盛りです。
明るすぎて白飛びしちゃってますね。
こちらは林道を走っていて、たくさん咲いていた【ヤブデマリ】。
沢沿いや谷あいの湿り気のある場所を好みますので、ガードレール下に咲くので
カメラ的には嬉しい花です(^o^) 真っ白で涼しげな花です。
珍しくも、紫色の【ニセアカシヤ】が咲いていました。
真っ白なニセアカシヤは甘い香りがして、天ぷらにして食べることが出来ます。
紫色は近くを通ってもあまり香ってこないところを見ると、白とは特徴が何かと違う
のかも知れません。
ニセアカシヤは成長が早いので、木材用として輸入されたようですが、時代が変わり
現在では河川敷や土手をジャングル化させている「迷惑樹木」になっている・・・と
書かれていました。
すべて「人間の側の勝手」で、植物たちにはなんの罪もありません。
植物も小動物や魚に至るまで、全て人間の利己的な理由で広がって、そして「厄介者」
扱いにされる・・・困ったものです💧
コロナ騒ぎが終わったら・・みんなで思いっきり「外に出ましょう!」ね。