野の花は本当に健気(けなげ)

№1193

 

  胃の心配が減り、食欲も「抑えないと」食べ過ぎてしまうほどに回復!(^^)

おかげさまで本当にいろいろな食物を、美味しく頂けております(感謝!)

体重が底値の65kg➔69kg(+4〜5kg)まで回復してきました。

自分でお腹を見ても「デブジワ?」がすっかり消えて、また「張りが良く?」

なってきました(^_^;) 

ということで・・今まで忘れていた「高血圧化」が復活してきました😅

「痩せたら下がるよ!」とDr,に言われた通り、病気中は下がりました。

この言葉の逆を読み解くと・・「太ったら上がるよ!」になりますよね!(笑)

下の血圧が「+10以上」、上の血圧は「+30〜40」にまで上昇!💧

 ちょうど降圧剤が切れたところでしたので、行きつけの医院に電話しました。

「コロナ騒ぎが大変な今、診察はありますか? 電話による診察はありますか?」

それに対して受付の人がこう返してくれました。

「はい、通常通りやってますよ。問診はありますが、検温もありませんのでそのまま

 おいでください。」

小児科と内科の医院なので、コロナだけではなくこの時期、子供特有の病気で「混雑」

しているのでは? と車ではなくバイクで行きました。ところが・・・

車はたったの1台だけ!(いつもなら7割ほどワゴン車で埋まっている)

いつもと様子が違うのは・・カウンターギリギリにまで「透明ビニール」が張り巡らせ

てありました。僅かな隙間から診察券や問診票をやり取りします。

 

 先客(患者)は一人でしたので、すぐに呼んでもらえました。(^^)

ガンの検査結果を伝え、血圧が上昇してしまったことを伝え診察を終えました(^^)

こちらから言う前に「こういう事態ですので2ヶ月分薬を出しておきますね。」

先生が言ってくれました。

今の町医者の様子はこのようなものでした。

コロナ以外の病気や緊急な不具合が生じた時に、どうしたら良いのか?

本当に困った事になりましたね。(救急車を呼んでも受け入れる病院が無い様です。)

 

 医院に行く前に山の坂道から見た河原の景色がとても麗しくて、一旦家に帰ったあと

カメラを首に掛け行ってみました。

(人もまばらですし、家からバイクだとほんの4,5分の場所)

 

奥に見える山は「キチョウの森(私が勝手に命名😅)

沈下橋の掛かる橋がとても情緒豊かな景色です。

川は「高麗川(こまがわ)」、昨年は左の桜の木の1/3の高さまで濁流に呑まれて

しまいました。

石だらけの部分はかつての幅の2倍ほどになり、豊かな土は流されてしまいました。

植物の環境も変わってしまいました。

 

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八重桜の並木だったことを、見るまではすっかり忘れていました💦

だ〜れも居ません。 気温は12度程度なので、薄着で来てしまい反省💧

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今が見頃です🎵 ある日好きな人と訪ねた「千鳥ヶ淵」の八重桜を思い出しました😍

 

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じつは・・・この河原に生えていた「ムラサキツメクサ(アカツメクサ)」を、あの日

キチョウの幼虫の食草にして欲しくて、台風後の傷んだ苗を掘って洗って送ったのでし

た。 この子達は何メートルもの深さの濁流時に、石や砂利で削られて傷んだのに必死

に耐えてきたようです。(カヤ類はすっかり消えました。)

子供の頃「道草」の時に「蜜」を吸った思い出が蘇ります😍

優しいピンクですね。

 

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この場所 ⬇ の根の一部を掘ったのでした。

キチョウはもういませんが、この葉っぱを食そうとして受け入れてスクスク育ってくれ

たんだと思うと、何だか嬉しくなります。

食草が生えていた場所と、埋葬した山の上までの距離は直線で「4〜500m」しか

ありませんので、一つのストーリーが終わったかのようです。

(絵心と文章能力があったら絵本にしたいんですけどね(^^))

ムラサキツメクサの蕾って、その気になって見たのは久しぶり。

 

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小さな植物たちも洪水を生き延びたようです。

花の大きさが「数ミリ」しか無い・・でも、黄金色に輝いています!✨✨

【コメツブツメクサ】です。

なんとも愛らしい小さな花でしょう!😍

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「星の瞳:オオイヌノフグリ」にちょっと似ている花ですが・・・

【カワジシャ】という花です。

本来なら川の水ギリギリか、浅い水の中に咲く30〜50cmになる草丈の植物。

ですが、昨年の大水でスッカリと流されてしまい、今年は10cmにも満たない株や

花が2つ3つしか無い株ばかりでした。 

でもそれが「健気で健気で・・・💧」

 

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たった1個しか花を付けていない小さなカワジシャと、コメツブとの「2ショット!」

 

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この花も見過ごしてしまいそうな小さな花。

【キュウリグサ】です。 

「コメツブルリソウ」と呼んでも良いようなキレイな青😍

2,3mmの花とは思えないような、じつに可愛いデザインの花ですね(^^)

 

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桜の根本に咲く「ニガナ」も素朴な味わいがあります。

河原からは他の花よりも遠い場所の、土がシッカリとした場所を好むようです。

柔らかで穏やかな葉も上品な感じです😍

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ファミリーが軽でやって来ましたね。

昨年の大雨でも「沈下橋」は物凄い「ゴミ」を抱えながらも、持ち堪えました!

橋の袂の石積みや土の方が先に流されてしまいました💦

外来種は強いですねぇ!

根が丈夫なのでしょうね、【ヘラオオバコ】の茎がツンツンと伸び始め、真っ白な

線香花火のような花が咲き始めています。

 

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下の方から「ポッ!」「ポッ!」と咲く姿が好きです😍

私には「宇宙ステーション」のイメージが湧いてくるのですが(^^)

この「ヘラオオバコ」は、ヨーロッパでは「万能薬」として用いられる「ハーブ」とし

て有名なのだそうです。結構「優秀な雑草?」なのだそうですよ(^^)

葉も種も有用と聞くと、試してみたくなりますね(^^)

 

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 ほんの少ししゃがんで周りを調べて見るだけでも、こんなにたくさんの「野の花」に

出会えます。

そして大きな災害を被っても、負けずに根を張り、葉を茂らせ、花を咲かせる・・・

生きることに一所懸命な「野の花」たち。

 

 そうだね、負けちゃいけないんだね、私達も頑張らなくちゃね。