№1366
この季節の風物詩の彼岸花。
我が地域では【埼玉県日高市の巾着田】が有名です!
昨年に引き続き、コロナ蔓延防止のために【曼珠沙華鑑賞は中止】になりました。
日高市の公式ページでご確認下さい。
咲き揃っているのに「見せない!」と言うのではなく・・・
開花する前に【刈り取る】という強硬手段で【鑑賞が出来なく】なっています。
文章だけですと「意地悪」しているように感じますが、普段から手入れをされている
関係者にとっては「子供のような存在」なはずです。
刈り取る作業は「大きな悲しみと涙が伴う」辛い作業であるに違いないのです。
この思い切った行動は【密にならないため、感染リスクを減らすため】には最適な処置
と言えると思います。(結局は訪れる人のためを思ってのこと。)
と言いますのは・・・
こちら埼玉では、低山とはいえ季節を問わず登山する方が多いのですが「郊外だから
マスクは別にいいだろう・・」とでも思っているのでしょうか?
マスクをせずに3,4人でペチャクチャ話しながら上り下りしている人が多いのです。
長野県の池ノ平湿原に行った時も10人中3人位はマスクを外していましたねぇ。
デルタ株は【タバコの煙】に例えることが出来るくらい、広範囲に飛散します。
飯能市の【飯能河原:はんのうがわら】においては、マスクをせず、しかも接近して
テントを張り飲食する人が絶えないため、遂に【利用禁止】になりました。
デルタ株に関しては【ソーシャルディスタンスは2mでは全く意味がありません!】
【郊外だから大丈夫!】これも間違っています。
【今年は曼珠沙華 鑑賞できません】
■それが本当なのかどうか? バイクで見に行ってみました。
入り口には、このメーッセージが何本も立っています。
本来なら入場料を取って入園させるエリアです。
間違いなくその通りでした。(発芽状態ではありません。)
コロナさえなければ・・・画面いっぱいが「真っ赤」に彩られるはずでした。
巾着田の高麗川河原は、平日休日問わず結構な人が訪れてテントも目立ちます。
今日は平日ということもありますが【禁止】は行き届いていて安心しました。
人が来ていない証拠は・・・河原の草が証明しています。
西武秩父線で来られ、徒歩で訪れる人にとってはココが入り口です。
赤と白を組み合わせた【ウェルカムフラワー】はもちろん彼岸花です。
アプローチや農家の方の敷地の土手には、キレイに咲いていました。
この様子を頭で想像して巾着田全体を描いてみましょう😍
白い彼岸花って全く別の花のように見えますね。
たくさんのヤマトシジミ蝶が草むらを飛んでいましたが、どれもヒラヒラと忙しく飛び
回り全く写真が撮れませんでした(^_^;)
そんな中で【ヒメウラナミジャノメ】だけが、ゆっくりと止まってくれました(^^)
土手沿いには集中して咲いているので、全く見れない訳ではなかったことが嬉しい💕
体力があった一昨年までは、トレールランのように小走りで登った【日和田山】です。
山の左中腹に「一部剥げたような場所」が見えますが、そこが展望台になっていて
鳥居と神社の簡易的な社があります。(お弁当を食べるのに最適🎵)
ところで、
ご覧のようにコスモスは今年は植えられています。
彼岸花とは違い、規模も小さいので大勢の人は来ない・・と踏んでいるのでしょうか、
季節的には彼岸花が終了する時期に咲くので、ダブルで混むことはありません。
せっかくなので巾着田内を散歩して帰ります。
この花は【酔芙蓉:すいふよう】です。
素面(しらふ)はほんのりピンクが入った白い花。
でも、時が経って萎むと・・・
こんな風に「酔っ払って顔が真っ赤」になるかのように、赤くなって萎みます。😍
小さな花壇もあります。
今日は曇天でしたが、ツマグロヒョウモンがキバナコスモスに吸蜜に来ていました。
この度も近づいても逃げず、飛んで移動する時にも私の腕をかすめるかのように、接近
しながら行動してくれたことが嬉しくて😍
もう紫式部がこんなに色づいているなんて!!
季節は本当に移動が早いですねぇ。
水量たっぷりの水車があります。
面白半分でシャッター速度を最大の「1/4500」にして撮りました。
水が「つぶつぶ」に写るのが面白いです。
試しに今度は逆に遅くしてみました。(1/100)
水がつながって見えていかにも水量が溢れているかのように見えます。
滝を撮りに行ったらぜひこれを利用しようと思います。
最後に河原沿いの道を歩き、入り口に置いたバイクへ戻ります。
曇天と木陰ということもあって薄暗いのですが、今日一番の群生場所に来ました。
陽が薄い分、開花にズレがあるようです。
これが「にんにくの芽」だったら・・毎日豚肉と炒めて食べられるのになぁ・・・(^^)
毒ですから〜😅
春の花粉は大丈夫なのですが、秋はちょうど今頃になると鼻がムズムズ(^_^;)
また繁茂し始めた【オオブタクサ】です。
試しに「デコピン」したところ・・・「ぶわ〜〜〜っ」っと細かな花粉が舞いました💧
やはりこれが飛んでいたのかぁ!💢!
大勢の人が誤解している【セイダカアワダチソウ】がこれから咲きますが、花粉自体が
結構重いらしく、風で広範囲に飛ぶことはないそうです。
ブタクサは本当に細かくて、スギ花粉と似た飛び方をしたので急いで立ち去りました。
巾着田を訪ねて思ったことは、とにかく【思い切った対策】を取らないと、病気を
舐めてかかる人が本当に多いので、中止はショッキングですが本当に「人のため」に
なっていると思います。