№1144
(マニアックな電気の話の内容になっています💦)
You Tubeで古いラジオから「NHKラジオ深夜便」のテーマ音楽が流れる動画を見て
からというもの・・どうしても「真空管ラジオ」が欲しくなって、つついヤフオクで
一台を落札したのが始まりでした(^_^;)
そうなんです!
一台では飽き足りなくて、気づいたら更に二台を落札していました💦
それぞれ出品者は違うものの、お二人共スムースで気持ちのこもったメッセージを
交わし、気持ちの良いままに取引完了となりました(^o^)v
梱包は各自が色々なダンボールやら新聞紙を使って出来上がっています(^^)
日本郵便さんが配達しているので、とある◉◉急便と違って、凹みも傷も無し!
これは昭和30年代の松下の5球スーパーラジオです。
シッカリと「アンティーク」ですね(^_^;)
汚れやサビもありますし、もともと貼ってあった「回路図」の紙も劣化していて
少し触っただけでポロッポロ! 3000円での落札でした。
そしてこちらは、大きさがほぼ2倍ある「ビクター」の5球スーパーラジオです。
こちらはとても綺麗で、ラジオと言うより「家具」の一員ですね(^^)
今こうして興味を抱いて古いラジオを見ていると、そのデザインの種類の多さに本当に
驚きます😅
たとえ鳴らなくても、味のある「飾り」「インテリア」「オブジェ」になります(^^)
サランネット部分(布地)は本当に綺麗です。破けも無し!
ただプラスチック部分は時間と共に劣化が進み、かなり「くすみ」があります。
陽に当たっていてもいなくても、プラスチックは経年劣化が出てきます。
まずは全部取り外して行きます。
洗剤で洗った後は「べっぴんさん(商品名)」のような「メラミン樹脂」のスポンジで
こすって行きますと・・・真っ白にはなりませんが、かなり綺麗になります。
樹脂の劣化(割れとかボロボロなど)は全く無くて、丈夫そのものでした。
家具のように材木で固定されています。
昔の証拠として「マイナスネジ」のオンパレードです!
「プラスネジ」に慣れている私には、どうやっても回す途中でドライバーが逃げます💧
中に埃や汚れがありますねぇ。 これも60年以上も前のラジオでしょうね。
全てのネジがマイナス(ー)ネジでしたし、真鍮製なので磁石にも付かなくて(^_^;)
取り付けの時には「ポロリ!」💧 何度も拾い直して大変でした(TT)
ラジオの心臓部(回路が詰まったシャーシ)を外しました。
昔懐かしい「ダイヤル」のための「糸掛け」も汚れて緩んでいます。
新しい「ダイヤル糸」をヤフオクで落としたので、早速古い状態をカメラで撮って・・
それを見ながら新しい糸に張り替えます。
(意外に難しく、キツ過ぎても緩すぎても上手く回ってくれません。)
回転する部分にだけ油を差したら、回転が滑らかで軽くまわる様になりました(^o^)v
「つまみ」は全て「差し込み式」です。
この手の部品は「脆くて」欠けたり割れたりしがちなのですが、これも全く問題無し!
腐っていた「フェルト」を捨てて、手元に有った「フェルトっぽい生地」を適当に
丸く切って(切ったつもり💦)、はめ込みます。(見えないので大丈夫です。)
ダイヤルの針は青いスプレーで塗装しておいたので、少し「ハイカラ?」になった?
パネル面の色も、かなり白く回復しました(^o^)v
大きなスピーカー一個ですが、音の質も音量も十分です!
ボリュームを半分くらいに回したただけでも、10畳のリビングに響き渡ります。
流石に真空管の出力管は力があります(^^)
「蓄音機」から出てくる「主の声を聴く姿」・・・ビクターのシンボルマークですね。
このラジオを聴きながら、そばにある「マッサージ機」に掛るのが夢でしたが・・・
叶いました!(^_^)v
さて、小型の松下の方はどうでしょうか?
同じ様に構造部品を全て分解してまずは水で洗浄です!
当時としては珍しく、ケースが「一体成型」されています。
至る所に「綿ゴミ」や「ほこり」「虫の死骸?」などがありました。
洗剤が黒く濁るほどでしたので洗って正解でした😅
このプラスチックケースも劣化はありませんでした。
これは一体成型のメインパネルです。
裏も表も中性洗剤で洗いましたが、印刷が薄れたり消えることもなく、ある程度綺麗
になりました。
このラジオは「中波:現在のAM放送」「短波」のにバンドが聴けます。
これはチューニングパネル裏の板金です。
何もしていない状態で、塗装がパリパリと剥がれていました。
そこで、思い切って塗装全てをガリガリと剥がしまして・・・
手元に有った薄いグレーのスプレーで塗り直ししました。
この板金は接着剤でケースにくっついていました。
ホコリってこんなに狭い隙間にも入り込んでるんですねぇ💦
外したネジは再び元に戻るのでしょうか?(忘れないようにメモや写真を撮りました)
はい!これは心臓部です!
ホコリは意外と少ないのですが、部品がかなり劣化しているみたいです。
バラす前に受信することを確認しているのですが、どうやら電気部品が劣化していて
役目を果たしていないらしく、ラジオの声が、まるで「うがい」をしているように
「ハム音(ブ〜〜〜ンという音)」と「音の割れ」があります💧
このラジオは外しましたね😅
修理が必要です。(ワクワク🎵)
噂には聴いていましたが、この当時の松下のラジオの配線は、ご覧のように人が何も
していないのですが素材に問題が有るようで、ボロボロに溶けてしまい配線の中身が
丸見えです!
出品者が「音が出るのを確認済み」と書き込んでいましたが、良くまぁ「ショート」
して火🔥を吹かなかったものだ!と驚きました😱💦
まるで既に燃えた後のような姿ですね💧
以前は家で電気の仕事をしていたので、電線クズなどは腐るほど有ったのですが・・
「断捨離」という思いが活発だった時に、思い切って全てを捨ててしまったので結局
ホームセンターで高い電線を買い(TT) 配線をし直しました。
ハンダゴテも新しく買いました💦
とんだ出費です!(ニコニコ(^^))
(届いたばかりの姿)汚れ、ほこり、サビ状態。
清掃後、組み立てた姿。
「黄色いくすみ」が落ち、ダイアルも青い針に変わりました!
真ん中の金属製の飾りもサビを取ってピカピカに🎵
このまま直さなくてもインテリアに良く合います。(^^)
でもせっかくですから・・・・
ヤフオクで「真空管」を安く出品されている方を探し当て、3台ある真空管ラジオの
どれが壊れても対応できます(^_^)v (もう生産はされていないのかなぁ・・・)
調べてみると・・・
ロシア、スロバキア、中国で生産されているようです。
でも、構造やら性能やらが「昔のと同じ」とは限りません。ですからかつてNECや松下
そしてマツダ、東芝で作っていた真空管は「在庫」、または「取り外した中古品」しか
無いと言った方が良いでしょうね。
ますます探すこと自体難しく、価格も高くなっていくでしょう!
今回の真空管をネットで検索したら全部で2万円近く行ったのですが、ヤフオクのお陰
でその1/4ほどの出費で済みました(^_^)v
その後、直すことを決めたので「高耐圧」のコンデンサーや、すり減ったボリューム等
を交換するための部品をヤフオク!や、勝手知ったる秋葉原の電子部品通販店に注文
しました。
一番ダメなラジオを「一番音の良いラジオ」に直す事を楽しみにします🎵
さて、話は思いっきり変わって・・・・・・
実は年末に来て体調を壊している友人が複数いまして・・・
そのお見舞いをしたいと思い「イチゴ🍓」を買おうと思い【道の駅よしみ】へ行く事に
なりました。(埼玉県吉見町)
開店は9時半からなのですが、以前に行った際に【イチゴ争奪戦!】を経験したので
とにかく「並ぶ覚悟」で早めに行きました。
同じ事を考えている人が居て、45分前なのに既に数人が入り口で列を作ってました💦
そして時間とともに後ろにはざっと60〜70人ほどの行列が!!😱
忙しい時の45分なんてすぐに来ちゃうのに、待つというのは長いですね💦
そしてやっと開店時間到来\(^o^)/
小走りにイチゴ売り場へ!
4個入りが30箱有るか?無いか?
2個入りも20箱有るか? そんな程度しか無さそうです。
一度手にして戻したら、次の人がそれを掴むので一気に買うしかありません。
選ぶ余裕はありません💦
物凄い争奪戦が今回も始まって、結局は5〜6分でイチゴ売り場は・・・
「スカスカ〜」。
私は4個入りを二箱無事にゲットできました(^_^)v
品種は・・・
箱の隅っこに「ぐんまちゃん」シールが貼ってある通り。群馬県で開発された品種の
「やよい姫」です。
色がそれほど着いていなくても、甘さが酸っぱさを抑え、そのバランスが絶妙です!
おそらく列の後ろの人は買えなかったと思います。
「いちごの里よしみ」と謳っているのですから、開店時には100を超える数の
用意が無いと問題でしょうね。(もちろん数回追加されますが・・)
競り合って買い求める理由は・・・やはり「甘くて酸っぱくて美味しい!!」のです😍
色や形だけで判断するなら、その辺のスーパーの🍓の方が美味しく見えるかも知れませ
んが、この道の駅界隈の苺の味とは比較にならないほどなのです!
苺も今年の様々な災害の影響で、総量そのものが少ないのだそうです。
お菓子に使われる苺ですら不足していると聞きます。
農家の方のご苦労の「汗の結晶」の🍓たち・・・美味しく頂きましょう!
今年ももうすぐ終わりますね。
そして今日は私の「年齢カウント日」💦
辛い一年でしたが、生きていることに本当に感謝です🙏