№1132
【きっとこんな記事でも、将来同じ様な傷みを発見した際にどんな手順で
修繕されていくのか? 工事費はいくら位になるのか? などの点で
お役に立つのでは?と思っています。】
またまた虫歯👿に例えて恐縮なのですが😅
治療がひとまず終わって「仮の蓋」を被せてもらったような・・・・
長年の漏水💧により、ボロボロに腐った床板の部分の修理が終わりまして、昨日の
朝の二時間ほどで「FRP:繊維強化プラスチック」の防水加工が終了
しました!
ガラス繊維を高強度のために敷き詰め、その上に液状のポリエステル樹脂を乗せた
防水加工は「強度的」にも、
「耐候性:文字通り気候上の耐性(雨、紫外線、気温変化などなど)」が強い!
家屋防水業界では最高の材料だそうです。
(ボート、浴槽、大型水槽タンク、車のバンパーなどにも使用されています。)
しかもほんの数時間で溶剤が揮発し、固まってくれます。
今回のように「板と今までの床との大きな隙間」があっても、しっとりと、
そして「粘〜〜」とした特性を利用して、隙間なく塗ることが出来ます。
仕上がりです。
もう段差も隙間も無くなりました🎵
樹脂も乾いて「つるん!」としています。
コーナーも丁寧に塗ってくれています。
白い糸のように見えるのが「ガラス繊維」です。
耐衝撃性にも優れています。 ただし!全体として仕上がった後は「固くなる」樹脂
なので、広範囲に塗るのには適していません!
例えば地震は、建物が揺れればその伸び縮みの「伸びしろ」が少ないので「割れてしま
う」事があるんです(TT) なので、小さなベランダぐらいがちょうど良いのです(^^)
排水口の継ぎ目もツルンとしてますね(^^)
じつは今回は予算の都合で、バルコニー全体のFRPの張替えまでは出来ませんでした。
大抵の場合、寿命が来たというよりも《最初の施工時の不良》が漏水の一番の理由なの
だそうです!(ガラス繊維が剥き出しのままだったり、泡が出来たまま固まって割れ)
排水溝の土手側を見たところ、やはり凸凹していて繊維が少し表面に出ている場所が
あって、わずかに割れているのでは?と思える部分が何箇所かありました。
特にこちらからは言わなかったのですが、さすが専門家です!
それをいち早く気付き、グランダーを持ってきて削ってくれた後に【防水パテ】を土手
に塗ってくれていました(^o^)v
9,10の二日間で、今度はFRPの表面を綺麗にした後に、「ウレタン系塗料」を二度
塗りしてくれることに生っています・
この樹脂は弾力性があり、ヒビや割れが出来にくく地震による揺れでもFRPのように
割れてしまうことは稀でしょう。
これからは定期的に葉っぱや、猫の毛(愛猫チャムがバルコニー好きなので)、苔の
様な物や汚れにも注意して、水はけをとにかく良くしようと思います。
とにかく水が「長く留まること」が一番良くないそうです。
さて、今回の見積もりですが・・・・
◉大工さんによる「床板の補修」
◉防水業者さんによる「左右両側の排水口」回りのFRP施工代金、
◉ウレタン材(トップコート)の二度塗り(バルコニー全体)などの作業代金は・・・
材料費込みで・・・・20万円でした!
放っておいたとしたら・・・バルコニーのしたの袋部分も割れやシミが出たり、最悪
モルタルなどが割れて落ちる事にまで生っていたでしょう😱💧
そうなってしまったら・・・100万は掛るかもしれません_| ̄|○💧
これで本当に一安心です🎵