「被災者」のお気持ちがよく分かりました。

№1123

 

 半年ほど前からベランダの排水口近くが「ブカブカ」いていることは分かって

いました。 晴れが続いた数日前に、思い切って「患部?」をナイフとハンマーで

壊して状態を見たところ・・・木材部がかなり腐っていたことは先の記事通りです。

 

 雨が降っても大したことはないだろう・・・と、「高をくくって」いましたら・・・

思いの外、雨の降る時間も勢いも強くなり、おまけに多少風までも加わりまして😓

次々と雨水が「患部」へと挑んできました!

「降って入ってくる雨」

「手すりを伝って流れてくる雨」

「排水溝に傾斜があり、寄せてくる水」あり・・・なかなか手強い相手です😱💦

 

 最初はレジャーシートを養生テープで止めるだけの対策でしたが、コレは全く👎❌

水でテープは剥がれ、むしろ水を集める逆効果😓

息子に聞いたら「確かブルーシートがあるはず!前に買ったはずだよ!」と教えられて

必死に探したら・・・棚の一番上にありました!

 

 そこで早速シートを「洗濯竿」に繋ぎ止め、ベランダから外へと垂らしました。

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でも寝る前に確認したら、めくれ上がらないようにと小石を紐で縛って「重り」にして

いたのですが、どういうわけかシートが全部ベランダ内部へと「めくれて」排水溝に

雨水が流れ込んでいました💧(重しが軽かった様でした💧)

急いで更に重くなるように、袋に水を入れて口をシッカリと縛ってから紐でくくりつけ

やっと外側で踏ん張ってくれるようになりました(^o^)v

 

 次は吹き込んでくる雨や、先の方で排水溝に流れ込んだ水を阻止する作業です。

なお、降り始めにホムセンで「30分で固まるセメント」を買ってきて、排水溝をダム

のようにしておりました。

なので多少の水たまりは耐えられそうなのですが、不安は否めません。

そこで、吹き込みには「雨傘」を、排水溝には「土のう」ならぬ「水のう」を作って

置いてみました。

スーパー袋を!と思ったのですが・・・・

意外に「穴あき袋」が多くて、息を吹いて膨らませて絞ってみると・・・

空気が「スースー」抜けるものばかり💧

そこで、台所用の「ポリ袋」に水を入れてみたら・・・全てバッチリ!(^o^)v

自由に形を変えるので、スライムを溝に置いた感じでとても効果があります!

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雨傘も吹き込んでくる雨には効果的でした。

そして意外な伏兵として「手すり」を伝ってこっちに来る雨の通り道があって、

ポタポタと排水溝へ落ちるので、写真の通り手すりの部分にも「水のう」を配置。

コレも効果がありました。

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結局はこの写真の部分の穴の中に、水が入らないようにしなくてはならないのです。

「簡易セメント」は本当に30分で固まりました!(触ると反応熱あり。)

何とか堰き止めることが出来ています。

(排水溝の構造自体、水が流れやすいように「傾斜」が作ってあり、排水口近くが

一番低いはずなので、どうしても水が寄ってきてしまいますので「カラカラに乾燥」

というような対策は無理でした💧)

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雨も風も大したことのない天気・・・

それでも雨から「患部?」を守る為には、かなりの対策が必要なことを肌で感じ取るに

連れ、千葉県や茨城県の方々が台風やその後の大雨によって家が散々な目にあった時の

お気持ちがよく分かりました。(我が家の比では無いのですから・・・。)

かかる費用も半端ない事を考えると、本当に心が痛みます。

 

 予算が余り無いので、酷く侵食している患部周辺を修理して頂き、防水は自分で

ウレタン系の物をコツコツと広げていこうと思っています。

既に施工されているFRPの「剥がし」、下部の板の張替え、再施工となると幾ら掛かる

のかもわかりません。

これからは「暇」は売るほどありますので、修理技術を磨いてなるべく節約する方法で

切り抜けていと思います。

 

ぜひ皆様も普段チェックなどなかなかしない「ベランダ」のサビや腐食、ベコベコなど

無いか見てくださいませね。