昨日の夕方は、妹の入院先の大学病院のDr.との「インフォームド・コンセント」
のために出掛けてきました。
肝臓の腫瘍部分への「カテーテル手術」に関する「納得説明・そして同意」です。
癌の間近に「抗がん剤」を注入し、進行を抑える目的があります。
しかし、学術的なものを見ても「効く癌」「効かない癌」そして「効く人」と
「効かない人」がいる・・んだそうです。
今までの数ヶ月の間、「放射線照射」、「一回目のカテーテル手術」、そして
「抗がん剤」の処方がなされてきました。 しかし、昨日のDr.の所見に依ると・・
CT画像を一緒に見せてもらいながらでしたが、素人目にも分かりやすい画像でして
「今までの治療の大きな成果が得られず、癌が更に広がり活性化している」・・という
残念な説明でした。
なので、二回目の薬剤注入も効果が無ければ他に治療方法は今のところ「無い」。
そういう結論でした。 私から望んだことでしたが、意思の口から現状の正確な告知
をして頂きました。
偶然、今日(24日)が5年前に亡くなった父の命日。
それを知っている妹にしては、何か不吉な思いがあったようですが、そんなこと一切
気にしない私なので「とにかく現実を受け止めよう!」と励ましました。
患部を切り取る事が出来ない部位、そしてステージ段階、しかも薬が効かないので
生存率が少ない状態であることには間違いありません。でも、そういう情況からでも
数年も生きている人もいるのでまだまだ分かりません。 とはいえ・・・
家庭での最終的な「看取り」までは、介護保険を有効に使って「緩和ケア」に関して
も具体的に考える備えが居要る段階になりました。 本人にも「逢いたい人、行きたい
場所、しておきたいこと・・』を促しています。 そして何よりも【覚悟!】を決めて
置くことも・・・。
母親の介護はだいぶパターン化出来るようになり「半月のショートステイ」、週三日
の「デイケア」にも母は慣れてきて「行きたがって💕」くれるので大助かりです。
それ以外の日々だけ様々な介護が必要です。
「三度のご飯の支度」「おむつ交換」「着衣の脱着」「汚れ物の始末や洗濯」・・・
妻の協力が一番の支えですが、介護職に携わる私ですので苦なく出来ている自分に
ビックリです😊
「主夫?」頑張ってます(^^)/
フリー素材を使わせて頂きました。
妻は本日、今までの疲れがたまったのか、吐き気や下痢のために寝ています。
ノロでは無さそうです。
「いつもありがとう😊 今日はオレにまかせなさーい! 👊 」
病気の家族を持つ大勢の方々の「不安な思い」や「肩に乗る数々の課題の重さ」を
少し分かりました。 そんな中で頑張っている方々を本当に尊敬します。