№1328
車で小一時間有れば行ける「吉見百穴」。
「よしみひゃっけつ」でも「よしみひゃくあな」のどちらでも良いとか。
どこにでも有りそうでいて、まず見つけられない珍しい「お墓」です。
入場料は300円(大人)です。
今から25年ほど前に来た記憶があるのですが、それ以来ご無沙汰でした(^_^;)
8時半には入場できます。 その時間近くでしたから誰もまだいません(^o^)
斜めでごめんなさいm(_ _)m
ファインダーでは水平なのですが💦
お墓だと確定する前には、いろいろな説があったみたいですね。
ペンギンの巣のような穴がたくさん空いています。
時の経過とともに崩れたものや埋まり気味のものまで、細かに手を加えてはいないよう
でした。 通路も本来は何本も有るのですが、通行止めになって久しい道も何本かあり
ました。
頂上まで行けます。
穴の中に少し頭を入れただけで「ひんやり」します。
この日は朝から暑かったですのでねぇ(*^^*)
この穴は結構大きかったので、半分ほどまで入ってみました。
閉所恐怖症のワタシには「無理💦 」
山全体が大きな「岩」になっているのですが、はるか古代においてはこの部分は比較的
深い海底の大陸棚の一部の【畠山凝灰岩】・・と説明されていました。
掘るには「硬からず」「柔らからず」丁度よい地質だったのでしょう。
この場所を【心霊スポット」に仕立てて、話題作りを試みたYou TubeやSNSの人が
いるようですが・・・残念ながら「悪霊の気配」は全くありませんし怪しい雰囲気も
全くありませんでした。
せっかくの歴史的な遺跡を、面白半分で誤紹介するのは止めて欲しいものです。
死者への冒涜となる行為でもありますし💢
登っている途中から見た東松山市内です。
秩父方面の山並みと、龍が口を開けて火を吹いているかのような「可愛い」雲が
出ていました(^o^)
頂上にはナラや松などの樹木が茂り、気持ちの良い日陰を作ってくれました。
各所に説明板があるので、読みながら当時のことを想像しながら見学ができます。
山の一番下は、昭和20年前後の世界大戦終盤の頃に軍需使用されていたようです。
突貫工事で掘られ、思惑としては安全なこの場所にて「飛行機部品」を作るはずだった
のですが、実際には軌道に乗る前に「終戦」を迎え、複雑な坑道だけが残りました。
少し坑に入っただけで「冷風」が中から吹いてくるのが分かりました。
資料館があり、この場所や同じ町の異なった場所から出土した貴重な物が広い場所に
展示されていて、とても興味深かったです。
聖書を学んできた私には、紀元前のはるか昔のモーセやイスラエル人の歴史観からする
と・・・「7世紀」と聞いても「ずいぶん最近の物?」と感じますが、日本の歴史年表
から見ると「かなり昔のもの」と思えるようになります(^o^)
貴重な金属が装飾品として(主に宗教的な用い方)出土しているのは興味が深まりま
す。
敷地内のガクアジサイにスズメバチ🐝 そっくりの【ヨツスジトラカミキリ】がいま
した。見た目ハチそっくりなのでびっくりします😅
今年我が家のガクアジサイは一個も咲かなかったので、外でこうして紫陽花を満喫しま
した(^_^;) 来年こそ咲くように「下手な剪定」は止めようと思います💦
そうそう!ここには【ヒカリゴケ】が生きているんです!
この苔は元来「高度のある冷涼地」の洞窟など湿り気のある場所に生息するのですが、
平地の吉見町に自然発生していることが大変珍しいことなのです。
園内の方にお聞きしたところ・・・
「以前よりも小規模になっていますねぇ。山全体が乾いてきていてるのよねぇ」
そう仰っていました。
「敢えて霧吹きとかで湿気を加えたりはしないんですか?」と聞いたら「いいえ」とい
うお答えでした。 自然のままが良いのかなぁ。
肉眼では確かに『緑のLED』っぽく光っていましたが、レンズを通すとその光は感知
出来ないようですね💧 肉眼では水滴がキラキラと光っていても、カメラで撮るとその
輝きが全く写っていない・・アルアルですよね(^_^;)
中央から少し下りた辺りの散った感じの緑がソレです。(日付側は雑草です。)
買い物も済ませ家に帰ったら・・・
朝よりもまたスモモの色が増していました🍑
なるべくお尻が赤い物を、手を伸ばして収穫(^o^)v
甘酸っぱくてジューシー!😍
様々な史跡があるのですが、今まで他の楽しみに追われて訪問してこなかった事を反省
します😅
過去の様々な人々のおかげが有っての『現在』ですので、思いを馳せることは彼らへの
感謝に繋がる気がします。
吉見百穴の敷地内にある飲食店で販売している「手作り五家宝」は絶品です!😍🎵
私は「きなこ」を買いました。太めですがしっとりとして食べごたえ満点(^o^)v