№1327
ブラウン管でテレビを見ていた頃の「アナログ放送」が「地デジ:地上デジタル放送」
に完全に移行したのは2011年(平成23年)・・もう10年も前だったの?
見事に切り替わりましたよねぇ。
もうアナログのブラウン管テレビ、液晶テレビは専用の変換装置が無ければ「形のみ」
でしかありません(T_T)
遠い昔から使われてきた「AM電波:振幅変調(Amplitude Modulation)」。
電源の要らない「ゲルマラジオ:鉱石ラジオ」でも、真空管ラジオでも、トランジスタ
ラジオでも、そしてICラジオであっても受信して聴くことが出来た電波形式の放送を
長年行ってきた「民放44社」が2028年には完全に「FM放送化」しようと計画
しています。
現在はAM放送と同じ内容のものを、FM放送(ワイドFM)で流しています。
例えば東京でしたら「TBSラジオのAMは954KH」。FMは90.5MHz」です。
そうなると・・・
私が好きで弄っては現役化している真空管ラジオは・・・ただの「インテリア」の一つ
になって命を終えます。
ただの真空管アンプとしてFM放送をスピーカーから流せますがね(^_^;)
アジアにおける短波放送はAM放送をやめる情報は聴いていませんので、言語が分か
る方は短波が入るラジオで引き続き楽しめます。
放送局側のFM化したい理由としては・・・
AM放送は周波数が低いため(ほぼ1MHz内外)送信アンテナの巨大化、広大な敷地が
必須です。しかもAM方式の「効率」が良くないため(車で言えば燃費が悪い?)、
電力を高めに加える必要があること、また送信設備のメンテナンスの費用拡大化など
などコストが掛かり、ただでさえ偏向報道が目立ちテレビを見る人間が減り、メディア
部門と強い関係がある新聞の契約解除や、新規契約の伸びの悪い昨今(自業自得?)
とにかく維持費を削減したい! そういう理由なのです。
今のところNHKは全面FM化を表明していないのですが、いずれにしてもそう遠くない
時期にAM放送は「過去の遺産」になるかもしれません。
今のうちに手持ちの真空管ラジオを整備して、早く手放そうかなぁ😓
自分用にもきっちりと整備した短波付きの真空管ラジオを残しておきます。
真空管そのものも「ラジオ用」の物は不要になっちゃいますねぇ(T_T)
技術の革新の背後には、必ず犠牲になるものがありますね。
AMが終了になる前に「コロナ終了!」ってなって欲しいですね\(^o^)/