№1063
もう、遠い昔のことですし・・
もう製品も工場も無いので、記事にしても大丈夫でしょう😅 (私の自己責任で)
じつはね・・・
私が最初に就職したのは、今からはるか昔の1970年(昭和45年)でした。
就職先は大手電機メーカーの、ある工場でした。
その工場では蛍光灯の「直管」や「サークライン」という「丸い輪の蛍光灯」の
ランプ類と、ソレに使用する蛍光灯器具を生産していました。
その工場の中の「蛍光灯器具設計課」に配属され、主に家庭用のサークラインを使う
「照明器具」の設計をしていました。私の担当は主に「和風の蛍光灯器具」でした。
殆どの部品はプラスチック(主にスチロール、少し高級だとアクリル等を使用)なので
「射出成形」という、ドロドロに溶かしたプラスチックを、専用の「型:(金型)」に
勢い良く充填して作る方式で部品を作っていました。
そんな設計課の別の分野では、アートデザインに近い照明器具を担当する設計者が
居まして、その製品こそ!【レンゲショウマ】を模したのではないか??
と思えるデザインの商品だったのです!
(私が入社する数年前には既に生産されていました。)
それがこの写真です!
(申し訳無いのですが実物が無いので、ネットの写真を拝借させて頂きました。m(__)m
商品名は【ルミフラワー】と言いました。
(4花弁のように一枚一枚上部で半固定されています。分解して掃除ができる様に。)
これが本当に「レンゲショウマ」にそっくりなのです😍
高度成長が始まったので、結構売れたようです🎵
ショールームの中でも、ひときわ可愛さや華やかさがありましたねぇ。
お店で使われているのを見ると心の中で「ありがとうございます🙏」と思ってました。
あの設計者「❍田さんは今生きているかなぁ💦」
レンゲショウマを見る度に、この器具が浮かんで来て・・・
初めて見る花なのにどういうわけか懐かしさや、可愛さを感じた背景には、この
器具のイメージが、すぐに浮かんで来たからなのかも知れませんね😍
当時の寮生活や、会社での自分の姿、山や海によく出掛けて思い出、そして社内結婚
した遠い記憶などが一緒に浮かんで来ます😅
今は電機メーカそのものが、照明器具の生産そのものを終了したようです。
もちろん当時の工場は残ってはいるものの、内容は全く別のものになっています。
就職して数年しか居ませんでしたが、楽しい青春時代をその工場に居たからこそ!
たっぷりと楽しむことが出来ました(^^)
今も、結婚関係は続いています💕 仲良く年を取っています(^_^;)
あれから数えると・・・来年で50年!😱も経った事になります💦(嘘みたい)