【馬車よ、ゆっくり走れ】

№1408

 

 このタイトルは以前「秋山ちえ子」さんのラジオ番組で「東山魁夷」さん著の

ヨーロッパ紀行文です。 本嫌いの私が珍しくも仕事で行った先の駅前の本屋さんで

たまたま見つけて、しかも珍しくあの分厚い本を最後まで読み切ったのでした。

 

 個人的には「馬車」とは、【時間】の事ではなかったのかと思っています。

 

 自分もいつの間にか認識しない内に「高齢者の仲間入り」をしてしまいました。

自分がまだ若くて元気だった頃に、「同じ時間」を生きていたたくさんの著名人、

芸能人、そして友人たち・・・いつの間にか、高齢者になる前に「亡くなって」

しまっていたりTVなどで現在の様子を見るにつけ、もう若い頃の面影はなく、過ぎて

しまった時間の残酷さを強く感じてしまいます。

(もうそろそろ私もかなぁ・・・って。(TдT))

 

 こんな聖書の言葉を皆様はご存知でしょうか?

今から3500年も前に現存し、神に導かれて聖書の幾つかを書いたモーセは実に

現実的な記述を残しています。

それは【人の寿命】に関してです。

 

詩篇90篇10節

   【私たちの寿命は70年、丈夫な人でも80年です。人生は悩みと悲しみであふれて

 います。瞬く間に過ぎ、私たちはいなくなってしまいます。】

 

全く同感!そう思われる方も多いのではないでしょうか?

 

   でも、おや?って思いませんか?

病気に関する知識も乏しく、医学も殆ど発達していなかったであろう数千年前のモーセ

の言葉と、現在の寿命とに変わりが無いのです!

確かに医学的にも薬学的にも有利な立場に有るはずの「医師」の寿命が、他の一般人と

比較して1.5倍または2倍の寿命でないのはなぜでしょうか?

どうやら人の寿命は、生物学的なものというよりも、そこに「神への崇拝;宗教」的な

要素が関係しているようです。(もちろん現在科学や医学はこの考えを一蹴します。)

特効薬は開発しようとしても功を奏さないでしょう。

 

「聖書」はこの点で、なぜ人は死んでしまうのか?をはっきりと伝えています。

 

ローマ人への手紙5章12節

【1人の人(アダム)によって人類に罪が入り、罪によって死が入り、こうしてすべて 

 の人が罪人となったために、死が全ての人に広がった・・】

*ここには、反逆した霊者の存在や、その霊者が支配の仕方に関して神に異議を唱えた

 出来事が関係していますが、省略します。

 

先ほど、今年(2022年)に亡くなられた著名人や有名人のリストを眺めていて

「あァ・・あの人も亡くなったのかぁ・・」「あの元気だった人も、もう80歳を超え

ていたのかぁ・・・自分も年を取るわけだぁ・・」などと思いながら、時の流れの

残酷な早さと、「一体、人は何のために造られたのか?」を理解する時間の余裕もなく

「死んだらどうなるのか?」も知らされないままに死んでいった人の無念さを考えさせ

られるひとときでした。

 

数ある宗教や哲学、また理論などなど世の中にはありますが、聖書だけがすべての疑問

に答えを出しています。

【この先、何が実際に起きるのか?】【最終的にどうなるのか?】

【亡くなった人には希望がないのか?】・・・

この点もはっきりと伝えています。 聖書はクリスチャンだけのものではありません。

人間全てのために今に至るまで守られてきました。 事実、今は世界中の人の殆どが

自分たちの言語で読むことが出来ています。今、調べることはとても重要です。

聖書の真理は「無料」で得られなければ、それは間違った宗教です。

人の恐れを利用することも間違っています。 

 

聖書の巻末の書【啓示22章17節】にはこう書かれています。

【喉が乾いている(霊的に)人は来なさい。命の水(聖書の真理)が欲しい人は

 無償で飲みなさい。】