No.1368
え?急にお堅い話でどうしたのか?って?🤗
実はですねぇ・・・趣味で「真空管ラジオのレストア」をしている私ですが、あくまで
も「自分で楽しむ」分には何も法律は関係しないのですが・・・「中古品」を購入し、
それを「儲かるかどうかは無関係」に【他の人に売る】場合、【古物営業法】という
法律があり、許可を得ていない場合は「法律違反」になるのです。
私は全くこのことを知りませんでした。
時々お店の見える場所に「古物商 No.*******」というプレートが貼ってある
のは知っていましたが「せいぜいリサイクルショップの人に必要な決まり?」程度しか
考えたことはありませんでした。
オークションなどで、自分の家の要らなくなった物(買った当時は新品)を出品し
て販売するのは良いのですが、とにかく「中古:つまり古物」を買って、自分で使うの
ではなく他の人に売る行為が関係しています。
この法律は「窃盗」によって手に入れた物品を、オークションやリサイクルショップに
売ってお金にする犯罪を防止するために強化されたものです。
一時、バイクの盗難が頻繁に起き、バラした部品をヤフオクなどで売り捌いている事件
が多発しました。 警察がその事件を追う上で古物商の登録があれば「購入者のデー
ター」を記録する義務があるため、販売者も突き止めやすいわけです。
それにしても・・・ヤフオクなどで「営業目的で出品するには古物商許可」を得て
いないと犯罪になります!とは少しもアピールしていないのが不思議です。
法を違反せずに伸び伸びと「趣味と実益」を楽しめる様に、今日警察に行きました。
ネットで【古物商許可申請】をするには結構ハードルが高い!という記事が多く見られ
可能なら「行政書士」というプロに任せた方が「早く確実」と書かれています。
また個人で警察に行く上で、いきなり行くのではなく「アポ」を前もって取り、予約の
電話を入れるべき!・・・・という記事がほとんどです。
でも、プロに頼むと警察に支払う手数料(19,000円)を含めると45,000〜
55,000円も掛かるんです💦
そんなに支払う金額は持っていないので、何とか自分の力で成し遂げたいものです。
「申請用紙」は警察の「生活安全課」にて一部頂いてきたので、ネットを駆使して
書き方を何度も何度も確認しました。
どうやら県が違うと申請に関する事柄もいくらか違いがある様です。
【ネット】
●担当者は少数だったり多忙のため、書類を見て頂く為には「予約」すべき。
「実際」
○9:00〜16:15の間であればいつでも来て大丈夫です。
【ネット】
●記載ミスがあったり不足していると返される。再度予約が必要。
「実際」
○その場で直せます。私の場合、一枚記載不要と考え白紙だったのですが、その場で
記載出来ました。
【ネット】
●正本1通、副本(コピー)1通・・この2通を用意すべき。
「実際」
○電話を入れて聞いた時点で「コピーは不要です。個人的に取りたかったらどうぞ。
申請上は正本だけで大丈夫です。
ネットで見る限り「ハードル高そうだなぁ!?」と感じていましたが、実際は全然
そうではなく、むしろ「気持ちよく」手続きができました。
あれこれ申請者の「氏素性」がチェックされるため、約40日間掛かるそうです。
でも、無事に取得できれば後ろめたさを全く抱かずにラジオのレストアが出来ます(^^)v
知らないことが多いです。
まだまだ勉強が必要です😅