No.1361
埼玉に住んでいて「セツブンソウ」を見たいと思うと、個人的には秩父の奥座敷
「小鹿野町(おがのまち)」になります。
ただ我が家から数十キロも離れており、今年は雪が積もり開花がどうも遅れているよう
です。
そんな折、そう遠くない場所「国営武蔵丘陵森林公園」にも小規模とはいえ自生地を
設けてくれたはずなのです。 結果的に一年前のデーターを、今年の情報だと勘違いし
てしまい昼に向けて行ってみることにしました。 晴れてはいますが北陸や東北の大雪
からの冷たい乾いた風が猛烈に強く、気温は上がりません。
(でも花が見たい欲望には勝てません😅 )
じつは先日、先々日と8000〜10000歩オーバーまで歩き通しの所為か、腰の
中心部が疲労感からくる痛みがあり、早足で歩けないのです😅
でも、腰痛は内科的な問題がない限り「なるべく動かす」ことが良いとのことで、血流
を良くするためにも、腰に手を当てながらも姿勢をなるべく良くしつつ歩きました。
時々休んでは見上げる空の青さと真っ白な雲、そして上空の風の音を大きく増幅する
樹々の枝たちも澄んで美しく見えます🤗
樹々が風を遮ってくれて、体感温度は「ぽかぽか」です。
(パーカーの上にフード付きジャンパーを着ており、ネックウォーマーもしてるので
むしろ暑いくらいです。(^^)v
松と他の紅葉樹が根元から「ピタッと」くっついて生育した様です💕
お互いが栄養を横取りしている様子もなく、仲良しに見えました。)
お目当ての「野草コース」入口に着きました。
期待していた「オオミスミソウ」は葉すらありませんでした😭
福寿草が日に映えて枯れ葉色の景色に灯りが点いたかの様です。
季節ごとに道の脇には「イカリソウ」「山百合」「オオバギボウシ」「蓮華升麻」など
たくさんの草花が目を楽しませてくれるコースです。
今日は冷たい風が音を立てて通り過ぎてゆくばかりでした。
じつはこの道の奥の方に「セツブンソウ」のエリアがあるのです。
お! 去年落ちたドングリが根を出して新たな「木」としてデビューしそうです。
力強さだけでなく、森の妖精の様な可愛らしさが漲っています🤗
今回は最初から最後まで「野草コース」では誰とも出会いませんでした。
お目当ての場所はもうすぐです。
着きました・・・・が、まだ早かったのか? それともここ数年は咲いたものの・・
土が合わなくて消滅してしまったのでしょうか? 花はともかく、葉っぱすら全く姿が
ありませんでした。
しゃがんで小さな花を見落とさない様に探しましたが1本もありません。
見つけたのは道を挟んで本来咲いているはずの反対側に【キバナセツブンソウ】の蕾を
二つだけ見つけることができました✌️
本当にこの二つだけなのです。 でも良かった🤗
この後、梅林に行きました。
公園に来る前に滑川町の「ベイシア」で買った「ハンバーグ弁当」とボトルのコーヒー
で昼食です(^^)v (リュックに入れてたので中身がグチャグチャ😅 )
ピンクの梅には青空が良く似合います。
風に揺れる梅の枝を片手で止めながら・・・アップ写真です🌸
梅の木の下には今が一番良い形の【福寿草】が光っています。
鮮やかな黄色はカメラにはどうも素直に写らず、暗くてぼんやり写るか、逆に明る過ぎて滲んでしまう写真しか撮れません😹
どんなに寒くてもこの花が咲いていると「確実に春!」って思えます。🤗
梅は正直「蕾が一番綺麗」だと思います。
「しべ」が大きい梅は咲いてしまうと何だか「だらしない」雰囲気に見えるんです。
もちろん個人的な見解ですけどね💦
まだ全体の10%程度しか開花していないので、梅の芳香に酔うことはできません。
満開になる頃には気温もかなり上がることでしょう。
梅の木毎に「命名板」があるのですが、この梅の場合は可哀想です😭
せめて「のうめ」とか「野の梅」とか、違う名前で呼んであげて😅
実際の梅はまだ硬い蕾の白梅です。
この紅梅は新しい枝にお菓子の様に美味しそうなピンクの蕾をいっぱい付けていて、
目を惹かれました。 古木にできた新しい枝の雰囲気もなかなか魅力的です。
気づいたらもう出口近くまで来ていました。
ボケボケでとてもアップできませんでしたが【ウグイスカグラ】の小さくて可愛い
ピンクの蕾や開花した枝をたくさん見ることが出来ました。
ラッパ水仙はやっと葉が芽吹いてきたところです。
ツンツンした葉っぱは毎年毎年「春が来たんだなぁ・・」という明るい気持ちにさせて
くれる貴重な緑です。
森林公園内だけで7000歩以上歩くことが出来ました。
なるべく「土」の道を選んで歩いたので、足へのショックも小さくて疲れ知らずに、
しかも入園時の腰の痛みも軽くなっていました。
寒い平日のしかも月曜日。
人手が少なくてコロナの心配も少なく、自分のペースで行きたい先を決めることも出来
節分層は残念でしたが、良い運動になりました。