№1389
息子がネットで探したバイクでした。(Kawasaki バルカン1500Classic)
どこにでもありそうな車種ではないので、見つかっただけでも嬉しかったようです。
埼玉から栃木県足利市へと鉄道を乗り継いで・取りに行ったものでした。
(JR八高線 、 両毛線)
お店の不備があって後日また行った記憶もあります。
面白かったのは、帰りに高速でスコールに遭いびっしょりになりましたが、夏の日差し
が強くて途中で乾いてしまった事は今も「語り草」です(^^)
ガソリン供給経路に不具合があって急にエンストすることがあったり、水冷の循環系
にも問題がありリザーバー(予備タンク)が空になったり・・・・・
でもねぇ・・・1500cc、しかも「2気筒」というとてつもない大きなエンジンか
ら出るトルク力や、音がとても味があってねぇ🎵 高馬力のうるさいエンジンでは決
して味わえない魅力がありました。
いつ止まるかわからないバイクでしたが、あえて県を越えたツーリングに行った日も
ありました。 埼玉から山道を越えて長野県へと向かうルートで行きました。
何か有っても携帯は【圏外エリア】で、民家すら無い奥深い山の中。
(日航機事故があった御巣鷹山の近くを走るルート)
そして行った先は【八千穂高原白樺群生地】でした。(5年前)
幸い全く異常なく山道を往復できました。
(浅間山がよく見える日だったんですねぇ・・佐久市ですね。)
その後もちょくちょく乗っていたのですが、タイヤの交換やオイル漏れ、燃料系の
整備など・・・結構費用がかさみ、車検切れを境に「ナンバープレート」を陸運局に
返納してしまいました。
(この手続は再びナンバーを取得して乗り直す際に重要です。)
でも・・・そのまま時が流れてこの日まで来ちゃいました。
ネットで「大型バイク 無料回収」と検索して、【雅JAPAN】という会社に
メールで問い合わせ、「本当に無料なのですか?」と何度も確認しました。
バイクの「老朽化」次第ですが、国内では修理しても利益回収には無理なバイクは輸出
するルートが有り、主に開発途上国ですが彼らは器用で日本では【寿命?】と思われて
いるバイクも見事に実用にしちゃうそうです。
またバイクとして生きて欲しいと思いました。
前日に水洗いし、サビを取り、ワックスを掛けて光るところは光るように手入れを
しました。ガソリンは半分以上ありましたが、バッテリーが駄目なのでエンジンは掛り
ませんでした。
外に出しっ放しでしたが、景気が良かった時代に開発されたからでしょうか?
作りがしっかりしていて思った以上に綺麗でした。
バイクを「茨城県常陸大宮」という遠くから車で取りに来ていただいて、300kg
近いバイクを板を渡しただけで、押して乗せた業者さん! さすがプロです!
「無料引き取り」ではなく【買取:驚くほど安いですが】してくれました。
どうかこのバイクが「儲け」を出してくれますように🙏
この後すぐにスーパーに行って「🍷ワイン」を買って来て、連れて行ってもらった
バイクを偲びました。
予備知識:
●「リサイクル制度」が施行された以降のバイクは、処分するのに「有料リサイクル券
購入」が必要だったり、修理困難なバイクのナンバー手続きなどの「費用」がどうし
ても法的に掛かるので、比較的新しいものでも「有料引取り(1万円など)」となる
事例が多いそうです。 基本的には【もう邪魔になって仕方がないバイクがあるけど
何をどうしたら処分できるか分からない】時に、「おまかせします!」と頼める業者
さんが存在する! ということです。
【処分する】事が前提!と考えた方がよろしいと思います。