№1361
他人事としか思っていなかった【運転免許更新前の高齢者教習】
その通知書が誕生日よりも数ヶ月早く届きました。
今まで「5年間」という長い運転免許有効期限でしたから、まだまだ更新は遠い先
という感覚でした(^_^;)
若い時なら気軽に更新日を待てば良いのですが・・・
70歳を前にした今、視力の面でも記憶の面でも、また運動機能の面でも衰えてます。
もちろんだからこそ! 高齢者の「認知を含めた機能低下による事故多発」を深く
憂慮している国の方針として「可能なら免許の返納」を勧めているわけです。
この5年の間に随分と高齢者を取り巻く「車の運転」に関わる制度や、法律も大きく
変化してきました。 高速での「逆走」、「アクセルとブレーキの踏み間違い」など
著しく危険な事故が相次ぎましたからねぇ。(池袋の事故は典型的なものでしたね。)
★今まで警察で講習を受けていた時間は無くなり、今回の事前講習の「終了証書」を
提出すれば視力検査のみで即時、免許証配布になります。
■ 講習内容
●シニア専用の教本で、最新の交通に関する法律に関しての情報説明。
◎特に「携帯電話」への接触、注視なども取り締まられることや減点点数が大きく
生ったことが強調されました。
(バックに入れ、手の届かない後席に置くのが一番安全!)
◎高齢者の運転違反(各種あり)を1回しただけでも、有料の講習を受けなければ
生らなくなります。とにかく「可能なら免許証返納」へのリードが見えます(^_^;)
■ 視力検査(静止視力と動体視力)
◎静止視力・・・いわゆる「C」記号の「開いている方向」を用います。
視力0・7以上が求められます。
◎動体視力・・・今回使った機械は、同じ機械ですが「C」記号が「小さい状態
から少しづつ大きく」なりますので、分かった時点でボタンを
押します。小さいほど視力は良い!という検査です。
私の場合「乱視」も入っているため、裸眼では「見えているのに滲んで見える」
んです💦 というか、皆そうなのかな?
■ 実車による指導
◎今現在、免許証があるわけですので、下手くそでも取り上げられることは無し!
中にはペーパードライバーだった人もいるわけですものね。
◎市内の「自動車教習所」が今回の教習一切を請け負っているため、講習も運転も
同教習所内で完結します。
検定試験ではありませんし右左折をその都度支持してくれるので、コースは覚えな
くて大丈夫です。(^^)
今回、講習を受けた仲間は3人でしたので、講師を含めても丁度全員乗車できる
のですぐに全体を走りながら説明を聞くことが出来、その後一人づつ実際に運転
します。(S 字、クランク、車庫入れは無しでした。)
★細かな「運転の仕方説明」はありません。
なぜならこの実車運転の目的は【その人独特の運転の癖】を掴み、
安全運転上の懸念点などを教えてくれる点にあるからです。
送りハンドル、逆手ハンドル? 停止線を超えての静止?
右折時に中央に寄るかどうか? 左折時に膨らみすぎないか?出発時に後方確認
しているか?
などなど普段の癖が出るそうですよ(^_-)-☆ 。
私は普段運転できない【セダン:カローラ】を運転できて楽しかったです。
減点要素が無い!と褒められました(^o^)v
私的には「今回の更新が最後だろうなぁ・・💧」と思います。
望んではいなくても「認知症」が出るかも知れないし、身体そのものの寿命が早めに
来ちゃうかも知れませんし・・・。
とにかく【過ぎてしまえば本当に人生は短いものだなぁ・・】
それを深く感じるイベントでした。
それにしても・・・このシール貼るの嫌だなぁ💦