私の愛用レンズ

№1218

(横写真はクリックしますと大きくなります!)

 

 遠くの風景を撮ったり、近く、それも極近い被写体を撮りたい!ということが一緒に

訪れるのが「散歩」だったり「野山巡り」です。

かつては標準レンズ(18−55mm)と、200mmの「プチ望遠?」の2つレンズ

を持って出かけたものでした。

でも、持ち運びの際に専用袋に入れたりしなければならず、現地でレンズ交換してみる

と・・・落としそうになったり、取り外したものを仕舞う事が煩わしいのです。💧

取り替えた直後に「代えなければ良かったシーン」が訪れたり・・_| ̄|○💧

 

 そんなわけで、数年前に予算が無い中でAmazonから購入したのが、

シグマ光機70-300mm F4-5.6 DG MACROでした。(Nikon 仕様、Canon仕様があるので注意です!)

 

使い込んでいるので表面が削れたりしています(^_^;)💧

 

◎ 「NORMAL」はレンズを縮めた状態でセットします。

 

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◎ 「MACRO」は、基本的にレンズを伸ばし切った状態で切り替えます。

(縮んでいる状態では機械的に切り替えができません。)

 

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この状態でMACROにします。

 

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◎「AF:AUTO FOCUS」と「M:MANUAL FOCUS」の切り替えです。

 随時切り替えられます。

「M」にすると、モーターが外れてレンズがフリーになります。

 

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 このレンズのおかげで、スイッチの切替だけでレンズを取り替えずに撮れます(^_^)v

 

 バイク移動が多いので振動を避けるためにカメラは首に掛けて、ガソリンタンクに

ぶつからない様にベルトは短くして使っています。

 

 では、季節的には半月ほど早いのですが「オオムラサキの里」に行ってきました。

残念ながら一羽も居ませんでしたが、小さな蝶にはたっぷり会えました(^^)💕

 

「オオムラサキの里」は、県内にも数カ所ありますが私は「嵐山町:らんざんまち」の

センターに行ってみました。

オオムラサキの森 | 嵐山町(らんざんまち)ホームページ

 

 

ココはまだ東松山市。

のどかな風景で癒やされます〜🎵

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都幾川に架かるしっかりした沈下橋。

キャンプ場があるとは知りませんでした!

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今年も見に来たいです。

広大なラベンダー畑を楽しめる場所です。

順調に育っていました。 オオムラサキの里はもうすぐです。

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まだオオムラサキは居ないのですが、駐車場には車がいっぱいでした。

何故なのか不思議なのですが、後で分かったのはボランティアさんたちの集まりで、

7月にはオオムラサキを見るために大勢の人が来る、その準備だったようです。

 

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オオムラサキは花の蜜は吸わず樹液を吸います。

なので【クヌギのレストラン】にやってくる「カブトムシ」「コガネムシ」「ハチ」

「カブトムシ」などの昆虫と、「イスの取り合い?」をしている事が多く、一度に

いろいろな虫を見つける楽しみもあります(^^)

でも今回はこの蝶以外は誰もいませんでした(^_^;)

樹木の肌だと正面からでは見つからない保護色になっていますね(^^)

【サトキマダラヒカゲ】だと思います。

くっついた葉っぱかな?と思うほど動きません。

ポールで羽根を少し触ったら・・パタパタ!と飛びました。

やっぱり蝶だったんだぁ(^o^)

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日向に戻ったらシジミチョウが元気に飛び回っていました。

シジミチョウも種類がたくさんあるのですが、大抵のシジミは止まることが少なく

特にヤマトシジミなどは、地面から数十センチほどの低空を「パラパラ・・ヒラヒラ」

とただ舞うばかりで、花にも葉にも止まりません💧

そんな中で【ベニシジミ】は、頻繁に「飛ぶ」「止まる」を繰り返してくれる「愛蝶」

です😍

さっそく【MACRO】&【M】にスイッチを切り替えて近づきましょう!

 

シモツケソウに止まったベニシジミさん。

小さな蝶なのにデザインがとっても良く、ズームアップするほどにきれいな模様が😍

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ここで自分の周りで「モーターが早回りしたような」「スマホのバイブの音」が更に

大きくなったような「異音」が響き渡りました。

ついカメラを押さえたり、スマホを取り出して見ちゃいました。

実は・・・・

先日出会ったばかりの【シオヤアブ】の羽音だったのです💦

それはそれはすごい音でしたよ(^o^) ビックリさせないで!

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気を取り直してシジミチョウを追いかけましょう(^o^)

 

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隣のあじさいの花を見た時に、花の上で静かにこっちを見ていた【カナヘビ】

さんと会いました(^^)

蛇と違って私は「カナヘビ」は好きな生き物に入ります😍

とにかく「つぶらな目」が可愛くて、愛着を感じるんです。

じーっと動かないままでしたので邪魔をしないように静かに立ち去りました。

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このベニシジミは、さっきのと別の個体です。

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私の方が「見られている」感じの写真に撮れました(^^)

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じっと見つめられちゃいました😍

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久しぶりに出会えた「イチモンジセセリ」さん。

この蝶も忙しく飛ぶために、吸蜜している以外には撮れた試しがありません(^_^;)

黒目が大きい蝶なので、とても愛らしく見えるのです。

顔に焦点がバッチリ合いました!

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しっかりと息を止めて撮影した甲斐がありました!(^_^)v

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さらに足を一歩進めてパチリ!

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ナミアゲハも翔んできたのですが、とにかく動きが早く上下左右に読めない動きをする

超!元気なので全く撮れませんでした💧

 

 帰りの道にて、人通りが激しくなる場所に蜂の巣を見つけてしまいました。

調べてみたら【キボシアシナガバチ】の様です。

スズメバチの仲間に入るようで、巣がこのように【黄色い膜】を張るので見分けが

付きます。

お母さん蜂は一人でココまでコツコツと巣作りするんですねぇ。(感心!)

ただ、大人の目の高さほどなので知らずに歩くと蜂にとっては大ピンチ!

そこで、ココを管理する事務所に電話し、場所と蜂の種類を伝えました。

お母さん蜂には可哀想ですが💧 (アナフィラキシー発作が怖いですからね😱)

 それにしても、こんなに小さな生き物たちが持つ「組み込まれた知恵」には本当に

驚きます! とても人間には・・いえ、私には「教えられても」正確な6角形の巣を

作ることが出来ませんし、巣になる物質すら作れません(^_^;)💦

 

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最後に出会った蝶は・・・

【ヒメウラナミジャノメ】さんでした。

「波」の様な細かな生地?に目玉のマークのアクセント!

日陰好きな蝶も、日向好きの蝶も「全部好き!💕」

この蝶も日向と日陰の境を元気良く「不規則に」飛び回ります。

なので止まった瞬間からの、こちら側のアクションが大事です💦

蝶に会うと、いつも心の中で「お願い止まって🙏」「じっとしていてね🙏」・・

そして「ありがとう!🙏」って喋っている私です(^o^)

 

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今年の桜の時期には、とうとう来れずじまいの「ときがわ町桜堤」です。

まだ植えられて幾年も経たない頃から来ていましたので、すっかり大木になった並木は

ご覧の通り「鬱蒼」としています。

ラベンダーが見頃になった頃にまた、バイクでこの道を走って訪れます。

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 私の「花と虫散歩 by バイク」には、今日取り上げたレンズが必ずお供します。
同じカメラ、同じレンズなのにどうやっても色や明るさの点で、またピントの点でも

上手く行く時と、どうやっても上手く行かない時があります。

ファインダーを覗くのは「私の眼」そして「私の心」です。

そんな日きっと「心が乱れている」ので、潔く撮るのを止めて、肉眼だけで済ませ

ることにします。

 

 小さな被写体への愛情は、まだまだ続きます!