№1217
行き先は埼玉県狭山市の【智光山公園:ちこうざんこうえん】です。
しばらく前までは「6月末まで閉園」の案内が出ていて、立ち入ることが出来ません
でした。 緊急状態が解除されたため「一気に全体をオープン!」とは行かないので
すが「テニスコート」「体育館」などを除く「外のエリア」は順次OPENされました!
午前中は快晴に近い天気でしたので、バイクで30分ほど走って無事に入ることが
出来ました。(^o^) この季節は【花菖蒲】が見頃なのです。
今年はだめかなぁ・・・と諦めかけていましたので、とっても嬉しいです🎵
武蔵野の森の雰囲気が残るこの公園は、大きな樹木がたくさん残っています。
主に広葉樹なので、尚のことこの公園が柔らかな日差しや、気温ではなく雰囲気が
「温かく」感じます。(どんぐりやクヌギの宝庫です(^_^)v)
ワクワクするアプローチの小さな坂です。
今日も膝をかばってポール(ストック)を一本使っています。
(有る と 無い とでは体のバランス取りが全然違います!)
もう9時はとっくに過ぎていますが、私が付いた時には全く人影がありません!
「独り占め写真🎵」です(^^)
夜間の雨の雫がまだ鼻に残っていて、水辺の花にふさわしい朝です🎵
奥の方に来ましたが、まだ人の姿はありません。
小鳥たちの囀りが音楽のようです🎵
それを遮る音が・・・狭山基地か? 入間基地?に飛来する軍用ジェット機です✈
青空に光る機体は「嫌いではない(^^)」ですけど、騒音はやはり耳障りですね。
なかなか複雑な構造をしている花ですね。
TVで「杜若:かきつばた」と「花菖蒲:はなしょうぶ」と「あやめ」の違いを教えて
いましたが(NHK 趣味の園芸)、花の付け根のキャベツの芯の様な場所?が何色か
どうかで決まるのと、育ちやすい環境の違いだそうです。
因みに・・・水辺が【カキツバタ】で、土と水辺の中間(湿地など)が【花菖蒲】、
そして水ではなく畑や庭などに咲くのが【あやめ】だそうです。
イメージとしては「潮来のアヤメ祭り」と聞くように、潮来=水郷=水の中
と思うので「え???」ってなりますよね(^_^;)
雨の雫に朝日が当たり、光っていたのでカメラを向けましたが・・・
肉眼でどんなに眩しいほどに光っても、レンズを通すとフィルターが掛かってしまい
見た通りには行かないので・・・敢えて「ボカして」撮ってみました(^o^)
丸い光の玉が出来、花菖蒲の尖った葉の先端と偶然一緒に写っていて面白い🎵
ボランティアの方々や市の職員さん、外郭団体さんのおかげで毎年キレイな花を楽しむ
事が出来ています。 「世の中は誰かの仕事で出来ている」・・TVCMですが感心した
キャッチですφ(..)メモメモ
亜高山でもアヤメを見ますが、蕾のこの姿が一番ワクワクします(^o^)
幼い頃に山形の山の中に住んでいた私は、初夏になると大きな木を全て伐採した裸の山
裾に「かっこう花」と呼んでいた「アヤメ」が大好きでした(^o^)
少しづつ水が染み出るような、「モウセンゴケ」が自生している湿地でした。
紫色の濃い蕾が「ツーン!」と真っ直ぐ立つ姿は、子供ながらに「風情」を感じたもの
でした。(あの頃は純で!素直で!可愛かったんだろうなぁ・・・今は・・💦 )
菖蒲田の脇の雑木林の縁には「木いちご」が沢山生っていました。
食べたい気持ちでいっぱいでしたが・・・今回は我慢しました💦
ビー玉ほどの大きなイチゴでした🍓
肉眼では「毛」のようなものは見えませんでした(^o^)
20分ほどゆっくり歩いていたら、少しづつ人の数が増えてきました。
ご夫婦?のカップルが多く、足の悪い我が妻がなかなか一緒には外に出て一緒に歩く
事が無いので、少し羨ましかったなぁ💧
この後、バイクで移動し同じ公園内の「植物園エリア」に来ました。
見た目通りの名前「ホサキ(穂先)シモツケソウ」です。
花は確かに込み入った咲き方をするピンクの小さな花、シモツケソウそのものです。
【ハーブエリア】です。
【チコリ】の花は大きくて、青くて素敵ですねぇ!😍
枝も大きくなりますので庭に植えたら夏は本当に涼しそう!
【ノコギリソウ】ってハーブなの?
ハーブ畑に植えられていました。 この花は虫さんが大好きなようですね(^o^)
【ベニシジミ】の夏型の色の濃いオスが二羽も吸蜜していました。
近寄りすぎてボケちゃいました💦
焦点が「触覚」に合っちゃってます(^_^;)・・下手!
ちっちゃな(蜜蜂の1/4ほど)ハチの仲間の「この子」も一所懸命蜜集め。
触覚が3つに分かれていて面白い形の「ハナムグリ」もこの花にずっと居ました。
ハーブ畑の周囲を大きい飛行動作で、あっちへこっちへと移動して少しも止まる気配の
無かった「キアゲハ」が、まだ花の付いていない「ローズマリー」に止まってくれまし
た(^o^)
すぐに飛び立つことは無く、数分ここに居てくれました。
(この後、別の葉の上に止まって羽を広げてくれたのですが、別のアゲハが来て絡み始
めて、カメラを向けていたのに飛び去られてしまいました💧)
とってもお腹が重そうな(^_^;) 親近感を持てるキアゲハさんでした😍
美しい水色のハーブ・・「ボリジ」です。
エディブルフラワーとして砂糖漬けに出来るのだそうですね😍
高山植物の「グンナイフウロ」を思い出す雰囲気の美しいハーブでした。
ハーブの側には庭木用のエリアがあり、蜜蜂が「ブンブン」ではなく・・・
「ブワワ〜〜〜〜ン!」と、複数のハチの羽音が聞こえました。
「ニワウルシ」の花に、本当にたくさんの「ニホンミツバチ」が忙しそうに蜜を集めて
いました。 カメラを向けていると、偶然複数が写り込みましたね(^o^)
彼らの忠実な忙しさが微笑ましくなりました(^o^)
そして何よりも「ニホンミツバチ」が大量に来ていたことが嬉しかったです🎵
元気でね! 私も頑張るからさぁ!
「ユリノキ」はまだ一個も開花していませんでした。
街路樹としてのユリノキも、プラタナスや楓(フウ)同様に木肌が綺麗で、葉の姿も
涼しげで素敵ですよねぇ🎵
ただ、最近の日本人は「落ち葉が邪魔、汚い」などと「風情」「情緒」「自然の美」を
愛でる気持ちが減り、自分の都合で「良し悪し」を決める人が多く残念です💧
こちらは普通にその辺には植わっていない【アメリカデイゴ】です。
いかにも南国の花ですよね(^o^)
見上げた上の方に開花した花を見つけることが出来ました。
熱帯の樹木って「ゆったり感」溢れた、ビビッドな色の花が多いですねぇ(^o^)
樹木の太い枝をバッサリ切られても、さすが熱帯産の樹らしく、次々と新しい枝を
伸ばして成長するそうです。
強い生命力は、あやかりたいものですね(^_^)v
こちらは夏を知らせる【キンシバイ】。
ビヨウヤナギと違って雄しべが短く、咲き終えても汚くなりません。
(かつてビヨウヤナギを植えてましたので経験済み💦)
あまりにも綺麗だったのでパチリ! 真っ青!
バラもまだ咲き残っていました😍
黄色は特に滲んで写りやすいので、シャッター速度を1250にして撮影。
そうしないと花弁同士の境が、滲んで溶けてしまうんですよねぇ💦
このバラは【リオ サンバ】と有りました。
最初黄色だった花が次々と色合いを変えていく様が、いかにもリオの祭りの様に華やか
なことから銘々されたそうです。
一部が赤くなり始めていますね。
全く降られずに帰宅できました。
気軽に出かけては変えることの出来る「原付二種バイク」。
夕飯の材料もシッカリと買い求め、テールボックスに入れてこれました。(^_^)v
早く県を越えて花を見に行きたいものです。
今行きたい場所は・・・・長野県東御市の「池ノ平湿原」
もう一箇所は群馬県渋川市の「赤城自然園」です。
お分かりの方はきっと・・・
「分かる!分かる〜〜〜!」って言ってくださるのでは?(^o^)