「ギンバイカ」という花の「よもやま話」

 自宅ではないのですが・・よく行く施設の植え込みの中に見つけました!

たった一つだけの開花です!😊 (しかも生まれて初めて見る花です!)

 

f:id:masatdm1951:20170625092123j:plain

 

 小雨が上がって気温が上がり、この花一個だけを見つけました。

【ギンバイカ;銀梅花】の名の通り、放射状に花開く「雄しべ」の下の方

に真っ白な花弁が見えますね(^_-)-☆  

蕾も「可愛らしい丸」形で、小さなアンテナのような雄しべ達が折りたたまれて

いるのでしょうね💕😊

 

 このギンバイカは、調べていったらとても面白い話へとつながっていきます🎵

 

1.名称、原産地や特徴について

 🔵 名称・・マートル(英語)、ミルテ(独)、ミルトス・・・ギンコウバイ、

       ギンコウボク、イワイノキ、ハダサ(ヘブライ語)・・・・

       などなど沢山の呼び名があります。 概して「お目出度い花」という

       イメージがあります。

 

 🔵 原産地・・主に地中海沿岸からヨーロッパ南西部。

 

 🔵 特徴・・・写真のように初夏の今頃、純白の可愛らしい花を咲かせます。

        沢山の長いアンテナのような雄しべが特徴で、見ているだけでも

        癒やされますが・・花や葉には鎮静効果があって、葉を揉むと

        クスノキの葉にも似た「爽やかな良い香り」がします。

        【香木】の一つなのですね。 そのために「ポプリ」「料理用の

        ハーブとしても利用される「役に立つ植物」(^^)vの様です。

        やがて実が熟すと濃い紫になり、食用にもなります。(偉い!)

 

 🔴 よもやま話

     これは有名な話ですが・・・イスラエルペルシャ支配下にあった時代に

     おいて、「エステル」という美しいユダヤ人の娘が時の王「アハシュエロ

     ス」に気に入られ王妃となり、最終的にはイスラエルの存続の危機を救う

     という壮大なドラマがありました。 

     そのエステル(ペルシャ呼び)という名はヘブライ語で・・

     「ハダサ(わかりやすく言えば本名にあたる)」なので、ギンバイカは

     「エステルの木」とも呼ばれるのです。

 

     さて、このエステルの名が更に別の言葉の由来になっているいる事も知り 

     ビックリしました!!

     女性であれば気になる言葉「エステティック👩

     その言葉とエステル王妃の美貌が関係しているという「説」があるのです♪

 

      前述のアハシュエロス王は、ある出来事の後、国中の美しい娘を集めて

     新しい王妃を選ぶことにしました。 その「選ぶ日」を遡ること1年間!

     娘達には「美容」と「教養」の特別準備期間が用意されました。

     やがて「その日」が来ました!  最も美しく、そして慎み深いだけでなく

     教養にも満ちた彼女が選ばれたのです。

    (詳しくは聖書の【エステル記】を読むと、まるで大河ドラマを見ているかの

     様に一気に読破できますよ(^_-)-☆ そして実際にあった出来事です。)

 

     話を戻すと・・このエステル妃のエステがその語源の「一説」に😊

     (もしそうでないとしても・・エステ=美貌のためもの・・ってもう

      脳に埋め込まれていますよね(^_-)💕 )