№1174
真空管ラジオの修理に少し「飽きて」来ていた時に・・・
ふと「通信機型ラジオ」と検索してみたのが間違い?の始まりでした😅
もともとアマチュア無線をやっていましたから、「短波」「SWL」「受信機」などの
言葉を見聞きすると「わくわく」しちゃうんです(^^)
そうしていたら当時は高くて買えなかった受信機が、手の届く価格でヤフオクに出品
されていました。
冷静にパネル面のパーツは、受信機性能には全く無関係な「時計機能」や「メモリー」
機能のスイッチなどが多いのですが・・
「操作スイッチの多さが魅力!」というマニアにはとても気持ちの良い雰囲気と
「かっこ良さ!」を感じるデザインなのです。😅(私もその一味?)
受信機が良い物になると・・・今度はアンテナも少し良い物が欲しくなります。
前々から持っていたアンテナがあります!
当然!外にアンテナは設置したいものです。 というのは、出来れば少しでも良く
受信出来るように「同軸ケーブル:主に黒くて丸いケーブル」で引き込みたいのです
が・・
昔のボロい家とは違いましてどこも「アルミサッシ」が殆どです。(我が家もそう。)
サッシは「密閉度」が高く、小さな隙間からは虫🐛すら入ってこれないほどです。
細い電線でもガラス戸を思いっきり何度も開け閉めすると・・・「切断!」されて
しまいますし、ガラス戸自体、しっくりと閉まらなくなります。
かといってガラス戸を少し開けるとなると・・・風、花粉、虫、騒音・・全てが侵入
してきちゃいます。
今回の記事は、その問題を解決!しかも「安価」に製作できる工夫をしてみました。
Amazonで「8mm幅」の銅の薄板テープを購入!
そして、昨年台風の前にやっと買い求められた「緑色の養生テープ」を使い
まして・・
銅板テープの裏紙を剥がしたら・・・養生テープの接着剤側に二本貼ります。
次にその表面を養生テープで貼って覆います。
その次に裏返して、今度は中央に一本だけ銅板テープを貼ります。
その次には養生テープで貼って覆います。
ほんの数分で完了です!
写真のような「絶縁型BNCコネクタ」を使用し、2本銅板を貼った方を「アース側」
として、次に1本の銅板側を「信号線」として、それぞれを端子にはんだ付けします。
補強と防水を兼ねて、養生テープと黒いビニールテープで巻き付けます。
同様な作業を行えば・・・「全て完了!」です!(^o^)v
15分も掛かりませんでした。
電気的、高周波的に厳密に言うと・・・少し問題があります。
(電波関係には必ず「インピーダンス」というものが有って、受信機のそれは・・・
「50Ω」、テレビ系は「75Ω」となっています。ただ受信する場合は送信と違って
送信機の真空管が壊れたり、出力トランジスタが焼けたり等はしませんので(^^)適当に
作ることが出来ます。)
出来上がった「スキマケーブル」の裏に「両面テープ」を貼って・・・・
サッシの凸凹に合わせて「ジグザク」に貼っていきます。
厚みは1mmにも満たないので、ガラス戸もスムーズに開閉できました(^o^)v
外側のBNC端子には外専用のケーブルを、内側のBNC端子から受信機までも別個の
ケーブルで繋げば・・・受信開始!\(^o^)/です。
これで花粉症がきつい、息子や家内に怒られることが無くなりました(^^)
外の騒音も冷たい隙間風も回避できています。
半幅の養生テープが、こんな部品のために役立つとは思ってもいませんでした。
ここは二階ですのでセキュリティ的には窓が空いていても、まぁまぁ安心ですが、
アンテナケーブルを「一階」の窓から引き込もうとすると・・
この部品はセキュリティー的にも重要な意味を成してきます!
壁に穴を開けたり、エアコンの配管の隙間から部屋に入れるのも「大仕事」に
なるので、とても良いアイデアだと思います。(市販品が出ています。高いです💧)