【今回の記事は、私的には珍しい内容です(^_^;) 実経験が何%なのかは秘密です😅】
No.1134
この年齢になって惹かれる歌手とは・・・
それは【五輪真弓:いつわまゆみ】さんです\(^o^)/
彼女とは生まれた年は同じですが、彼女が早生まれのために学年が上になります。
なので、私が青春時代に彼女がデビューしたのも良く知っています。
でも、当時はフォークソングやアイドル系に気持が行っていてよく知りませんでした。
当時の「五輪さん」へ抱いていた私のイメージは・・「暗い」「面倒臭そうな人」と
いうように、あまり好きな歌手ではありませんでした😅
デビュー曲の「少女」の歌詞も曲も、何だか観念的でむしろ嫌いでした。
その後、何年も経って「恋人よ」が出た時には「これは売れる!」と直感しましたが
まだ古くからのイメージがあって、どうもシックリ来ませんでした💦
ところが!!
いろいろな経験をし、涙も流し、悔しさや虚しさを味わって来た今、彼女の声も歌詞も
曲そのものも《耳よりも先に心に》響いてくるようになってきたのです!
特に【運命:さだめ】という曲は、何度聴いても歌詞ごとに様々な景色が
浮かび、同じ様な経験などしていないのに、リアル体験でもしたかのような感情さえ
湧いてくるのです🎵
【運命:さだめ】・・・
(歌詞ごとへの、私の思いを書く目的で引用させて頂いてます。】
作詞作曲、歌:五輪真弓さん
いつか二人で 歩いたこの路に 一人たたずめば
寄り添う肩先が恋しい
🎵〜 過ぎた遠い日々なのか、それとも数年しか経っていない日なのか?
幸せな気持で一杯で、何を話すと言うよりも、とにかく一緒に居る時間が嬉しくて・・
でも何かのことで別れてしまった・・いや? 別れなければならなかったのかなぁ・・
風が冷たいほど、なおさらに思い出す幸せの暖かさが辛い・・・(想像💦)
離ればなれで暮らす日々は運命(さだめ)と
泣かない女でいたいけれど 愛を覚えた心せつなく
あなたに会いたい 今は春
🎵〜 やはり一緒には居ることの出来ない(さだめ)だと分かっていたのに・・
それでもいいと覚悟をしたはずなのに・・独りでいた時には何も想わなかったのに、
寂しいとも想わなかったのに・・「愛を覚えて」しまった喜びと、ときめきの代償と
しての「切なさ」が押し寄せてくる・・悲しさや恋しさで胸が苦しくなる・・(想像)
そしてこの歌の歌詞は、会えない時間が果てしなく続いても「心の支え」になって
いることを次のように表現しています。
まぶた閉じれば あなたに抱かれてる そう想えるとき
寂しさをいくつも越えられた
🎵〜遠い幸せな「ひととき」のシーンを思い出す時に、事あるごとに押し寄せてくる
「寂しさ」を「幸せだった時の心の暖かさ」が押しやってくれて、「愛されていた」と
いう忘れ得ぬ喜びの方が勝って、他のいろいろな辛さも乗り越えてこられた・・・
「あの時の喜び」「あの時のときめき」「あの時の甘い●●」・・それがあるから。
(想像💦)
「実らない恋」「実らせてはいけない恋」・・そのどれも人の心を初めは「喜ばせ」
そして「悲しみ」へと連れて行きます。(実感!)
でも、実らないからこそ!
青空が目に染みるような感情、小さな花や虫たちにも「優しくなれる」気持を育てて
くれる気がします。
五輪さんの歌詞通りの出来事をそっくり経験する人は、そんなには居ないかも知れませ
んが、この曲を聞いていると「断片的」に様々なシーンが脳裏に浮かんでは消えていき
心地良い「切なさ」を感じるのです。
今まで何度か耳にしているはずなのに・・・
そう!やっと五輪真弓さんの歌が理解できる年齢になったんだと思います!\(^o^)/
同い年なのに、彼女がこの歌を作った頃の自分は、まだ何も経験も理解もできていない
「お子ちゃま」だったと思うと、彼女の感受性や語彙力の豊かさに驚きます!
なので・・古い楽曲を今、目をつぶって全て聴いています。🎵d(u.u)b 🎵💕
皆様にも、そんな曲がおありではないでしょうか?
その曲を聞くと、一瞬で時を超えて思い出し、その時の色々なシーンが脳裏に展開し
幸せな気持と、甘酸っぱい想いが湧いてくる曲。😍