№1101
時が過ぎると共に、台風がもたらした被害がどんどんと分かって来て、その規模の
大きさに驚いています! これは全ての人が同様に感じる「大災害!」なので
す。
未だ全容は把握されていないようです。(目立つ場所は気づきも早く報道にも載るが)
一体、どこに住めば安心して人生を送ることが出来るのでしょうか?
真剣に考えてしまう現実です😱
専門家によるとスーパーコンピューターで何千回と「温暖化による最悪の雨量」の
データーを計算させると・・・今回の台風のルートと、ほぼ一致するそうです!😱
計算による「将来の可能性」が「いきなりの現実」になった形!
と報道されていました。
政治的な背景や土地の人々の価値観の違い、財政面での問題などなどの理由で河川
の「土手」が強化されないまま今日に至る場所、そもそも「ダム不要論」などが政権の
違いによって「まかり通り」、その後幾年も幾年も「災害が起きない」時間が続いた為
に、ダムが作られないままになった県で最悪の氾濫が起きてしまった・・・などなど
今後の問題が大きく浮上しそうです。
何よりもまず、救出がなされて孤立している人たちにも水や食料が行き渡ることを
願っています。
今回の「税制アップ」によって得られるはずの「税金」を、今回の災害復旧に使ってで
も良いと思います。(今年未だ台風が終わったわけではないし・・)
きっと年々、台風が大型化し辿るコースも過去のようなルートとは限らなくなります。
台風上陸の経験が薄いほど、対策も手薄になるのは理解できます。
なので今回以上の災害が更に起きる可能性は大きく、まさに「現実的な恐怖」になるの
です。
私の住む街の近隣の「中小河川」の多くが反乱し、全国的にも報道され続けていま
す。特に「特養施設の水没」に関しては、高齢者の人数が多く逃げようのない場所と
建物でした。幸い施設の関係者が以前に似たような状況を経験していて、適切なタイミ
ングと適切な行動をされ、細かな怪我は有ったものの全員無事だった事は、これからの
「良いモデル」となると信じています。
その施設から数百メートル先の「霊園」に、私の親と妹の骨が埋葬されています。
もちろん意識も差し障りも全く無い「無」の状態ですから、何も影響はないのですが
施設よりももっと反乱した川に近いので、水浸しになっているのが少し気になります。
台風中と翌日は頭痛と腹痛があって、一日中家の中で横になったり起きたりしていて
全く外の様子が分からなかったのですが、昨日は動けたので少しだけ出掛けてみまし
た。
まずは事前の調査無く、大型ショッピングモールに行ってみました。
この場所は近くをやはり河川が流れ、橋が崩落している場所でした。(報道無し)
すっかり水は引いていましたが、もともとは湿地帯でしたので思いっきり浸水した様な
後がすぐに分かりました。
道の全体が乾いた泥に覆われていて店は全体が「閉鎖」されていまいた💧
既にある程度清掃が為され、水没のような悲惨な状況ではありませんでしたがかなりの
水がホール内に入り、開店のメドが今の所ついていません。(HPによる。)
同じ環境下に、新たな住宅団地が出来ていてまだ数年しか経っていないはずの新築の家
が浸水を受けていました。
本当に家を建てる場所って悩んじゃいますね。
何十年も「何事もなく」過ごせたとしても・・・その何十年後のたった一日で・・・
終わってしまうほど自然は不確定なものなのですねぇ💧
ガソリンスタンドは「売り切れ」の為に「閉店状態」です。
補給に来るはずのローリーが各所の道路閉鎖で、末端まで来れないことが原因です。
食品スーパーへの供給も途絶え「日配」と呼ばれる食品類(納豆、もやし、牛乳等)は
在庫限りで殆ど無く、カップ麺に至っては台風前の「特需」で、広大な売り場の棚が
空っぽでした。
行く途中の川(越辺川)ですが、この場所では大丈夫でしたが、下流で反乱した川で
す。 土手の頂端まであと2m程を残すギリギリまで水があったようです。
見える家の人々の不安はとても大きなものだったことでしょう。
近くの水の引いた川に立ち寄ってみました。
「沈下橋:わざと低く作って、大水時には上を大水をやり過ごせるようにした橋」が
あるのですが、橋自体は持ち堪えていましたが・・・・
樹木の幹や枝、草が盛大に引っかかっていました。
土手の頂端まではもう50cmも無いほどです。
この住宅も一番低い場所にあるので、行きた心地がしなかった事でしょう😱
桜の木がよく耐えてくれました。
でも普段良く来ている場所なだけに、ここまで水が来ていたという景色を想像するだけ
でも「ゾッと😱」してきます。
現実的に土手の崩壊に拠る「水害」が目の前で展開している被災者の事を思うと本当に
心が痛みます💧
この子たち(アオサギ、カワウ)はどこで台風をやり過ごしたのでしょう?
川の様子が全く変わってしまい、困惑しているのか?それとも川魚の姿を追っているの
か? ここにシラサギも加わり、まるで会話をしているかのように見えました。
冠水を免れた少し小高い場所に、狂い咲きした「梨」の花が咲いていました。
その白さに「無情感」と「自然への複雑な思い」を感じました。💧
橋の幅は2mちょっとだけ。
しっかりと造ったはずの基礎も、水の勢いで「食い荒らされ」ていました。
もう一つ、少し上流の橋は大丈夫でした。
でも、こんな立木が根こそぎ!
(最近の河川敷や水量の減った川そのものに、成長の早い樹木がにょきにょき生えて
いるんです。きっとその数本が剥がされてここに辿り着いたのでしょう。)
強風により小枝をかなりの数折られたのでしょう、クヌギの葉や枝が沢山落ちて
溜まっていました。
実った後に、出荷するための収穫目前の「🍎農家」も長野では壊滅のようです💧
丹精込めて枝の選定、花の受粉、摘花、摘果、雑草の整理、農薬散布・・・一年に渡る
細やかな世話を受けてきた林檎たち・・・一瞬で全てが・・・💧
本当に補償や援助が為されるのでしょうか?
嵐に耐えたコスモスたち。
肌寒い今日の気温(19℃)、そして小雨でしたので蝶の姿は全くありませんでした。
そんな中、イチモンジセセリだけがコスモスの花の上で「休んで」いました。
羽ばたくことも無く、吸蜜するわけでもなく、腹を下ろして羽をシッカリと閉じて・・
まるで「お祈り」をしている姿のようでした🙏