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山の花を探しに行くには、とにかく遠い場所が多くて時間も掛かるし疲れも
出てくるので・・何処か近くに無いかなぁ? といろいろ検索していて💻
「あ!そうだ! しばらく森林公園に行ってないぞ! 今、何が咲いているのかな?」
と思い検索してみると・・生まれてこの方、一度も見たことの無い花が!!\(^o^)/
さっそく暖かい格好でバイクに跨って、埼玉県比企郡滑川町と一部熊谷市に跨る
【国営武蔵丘陵森林公園】に向かいました。
この場所は寝ていても行ける!なんて、いつも使う道とは違う道に入ったら・・・・
かなり道を間違いまして(^_^;)💧
ドラえもんの出してくれる「苦労みそ」を舐めた感じになりました💦
ということで、何だか林の中の砂利道に入っちゃいました😅
これ、車だったら不安になる道です😱
いつもの時間よりも+30分ほど掛かってしまいました💦
そしてやっと南口に着きました。
平日でしたので窓口も人がまばらで、森林の中を歩く人も少なく、ポピー畑に多くの人
が集中していました。
では早速中に入って歩きましょう!
ウェルカムフラワーは「一重のヤマブキの花」でした😍
私はこの一重のヤマブキが大好きです! スッキリしていて。
初夏の花「シャガ」がもう咲いてるんですねぇ!
こうしてアップしてみるとなかなか彩りが素敵です。
園内ではもうツツジが咲き、緑一色の森林の良いアクセントに💕
舗装道路もあるのですが、公園内には写真のようなクロスカントリー用道路もあり、
私はあえて足のためにも良いと思い、土の道を歩きました。
入り口からユックリ歩いて15分位の場所に、お目当ての【野草コース】が
始まります。ココを左に曲がるとエリアに入ります。
この入口付近には代表的な山野草を植えてくれていて、いち早く山野草に会うことが
出来ます。
見終えるまで今日は誰とも会いませんでした。貸切状態です\(^o^)/
上の写真の下部にも確認できますが、【サクラソウ】がとても綺麗に咲いて
います🌸
やっと咲き始めたばかりのようで新鮮です!
今年初めての【ヒトリシズカ】。
本当に不思議な花の作りです😅
アジュガと呼ばれるセイヨウジュウニヒトエとは違い、日本固有の株です。
春蘭も未だ残っていました。
1000m近い丸山(先日行った山)では、葉の芽吹きすら無い【イカリソウ】
がたくさん咲いていました。
この花も不思議な作りになっています(^o^)
山菜として知られる【ヤブレガサ】ですね。
何だか痩せた「モリゾウ」っぽい!😅
きれいに刈り込まれた林の中に【ハルリンドウ】を見つけました。
咲いているのはこの場所だけでした。
林の中が緑の葉で覆われる前に、精一杯美しい色を放って、楽しませてね(^_-)-☆
近くには【わらび】も伸び盛り!
精一杯「伸び〜〜!」をやっているように見えます(^o^)
反対側の斜面には、園で初めて目にする【キンラン】がありました。
管理されている専門の方々は本当によく知っていて、刈払機で作業するにしても
大事な花はシッカリと目印して守っているようです。(山百合なども)
野草コースの「谷あい」に降りていく階段の直ぐ側に・・・
初めて目にする花が!
調べてみたら・・・とっても元気で大きな株になっている【センボンヤリ】では
ないかと思います。
最初は白いたんぽぽ?て思いましたが、花が全然違うので別の花だと分かりました。
この一株しか見つかりませんでした。
この花が今まで一度も見たことが無い【ヤマシャクヤク】です。
大ぶりの真っ白な花で、面白い角のような突起があります(^o^)
もう私にはこの野草コースの谷あいが「花の楽園」に思えます。
夏には【レンゲショウマ】が咲く谷あいでもあるんです。
【マルハナバチ🐝】がヤマシャクヤクの中に入り込み、中で「ブンブン」言わせながら
懸命に花粉を集めていました(^o^)
どんなに近づいても逃げる気配がなく、じっくりと観察できました。
🐝の大きさからしても、かなり大きな花だということが分かります。
葉っぱも良い形でスッキリして魅力ある花ですね💕
「ヤマブキソウ」「ヤマシャクヤク」「ムラサキケマン」などが咲き乱れてます😍
秩父の山の中で数株だけ見つけて、大はしゃぎしていた私。
【ヤマブキソウ】がいとも簡単に、平地(緩い丘陵)でこんなにまとめて
観察できるとは思ってもいませんでした!
これはヤマシャクヤクの「まぁるぃ蕾🎵」
う〜ん!立ち去り難いなぁ💧
赤みが強いイカリソウ。
真っ白なイカリソウ。
上手く混じったよく見かけるイカリソウ。
イカリソウ三昧できた野草コースでした(^^)v
これから咲く蕾のイカリソウ。
この様な姿を見るのも初めてな気がします。
沢山のカタクリの株も同じ場所の斜面に生えていました。
咲いている株は一つもなく、うまく結実した種を宿していました。
このあとは移動して「ポピー畑」に行きました。
白、黄色、オレンジ・・・このポピーは少し早く咲く【アイスランドポピー】です。
70万株という今までで最大の規模の開花だそうです。
多くの方々はこの花を見るために南口から入ったようです。
ネモフィラは別の入り口周辺のようです。(ココからは少し離れています。)
今回はネモフィラには行きませんでした。
曇天ということも有って、今ひとつ「淡い色」に感じますね。
真っ赤、濃いピンク、真っ白なポピーは、5〜6月にかけて咲く【シャレーポピー】に
期待しましょう!\(^o^)/
帰り道で少しだけ顔を上げた形の【チゴユリ】に逢えました。
普通にしゃがんでココまで見える写真を撮るのって、意外に難しいんです。
殆どの花が「_| ̄|○落ち込んでいるように咲く」からです。
山桜も今日が見納めかなぁ(^o^)
花が小さくて爽やかです🌸
普段通らない「土の道コース」を歩いていて、珍しい花を発見!
本来なら尾瀬などのように標高の高い山の湿地に生える【リュウキンカ】です。
葉が丸いハート型で、ワサビに似た葉ですがワサビの種類ではありません。
園内でiPhoneで検索してやっと名前がわかりました(^o^)
園を出る際に係の方にお礼を言い、この花の存在と名前をお聞きしたのですが
その方はすぐには分からず、私のカメラの記録画像を見て「リュウキンカですね!」
と言ってくれましたので間違い無いと思います。
このリュウキンカは、実はやはり尾瀬のように【水芭蕉】と同じ湿地、環境下で
咲く植物なのだそうです。
そこで威勢のよい緑の大きな葉の植物をよく見たら・・・・
この株にだけまだ名残がありました!(他の株はもう緑一色)
園の係の人に「リュウキンカや水芭蕉が平地でも咲くのには驚きました!」と告げて
お礼を言った後に・・
「ところで、園の花の案内の中に「水芭蕉」」と「リュウキンカ」が有ることをなぜ
載せていないんですか?」と尋ねたら・・・
「分かる人だけが知っていてくれたら良いんです(^o^)」ということでした。
盗掘する人は居ないとは思うんですが、やはりこの公園は森林全体の魅力を全面に推し
て居るのでしょう。
予想もしなかった植物にも初めて逢えたことは、今日出かけてきた甲斐が
あった!というものです。
喜び勇んで、今度はよく知っている道をユックリと走り、帰ってきました(^^)v
125ccのバイクはガソリン1リットルで50km走りますので、経済的な乗り物
です。