心がいっぱいいっぱいになった、とそう感じる時には汗を掻くのが一番!
荷物は持てないので、1000円札一枚とiPhone6をポケットに入れて「GO!」
今日は「花冷え」の通り、雨空の上とても寒いです。(4日、土曜日)
舗装道路じゃなく、どうしても土の上を走りたくて、わが町の少し先の「森の中」
の山道を半袖半ズボンの格好で走ってきました(^_^;)
まずは登り口の近くの「一重のやまぶき」にごあいさつ♪ 「こんにちは(^^)/」
一重の花が大好きな私です(^^)♪
小雨交じりのお天気です(~_~)
でも運動するのにはこのくらいが最適!(^^)v
早速山道の入り口へと向かいます。
どこに咲く桜なのか、散った花びらだけが敷き詰められています。
檜の林がまるで遠い昔の「街道」の様な風情を醸し出しています。
どんどん奥に入って行くと・・
道幅が狭くなります。 だ〜れもいませ〜ん(^^)💧
山を切り拓いて作った住宅団地・・・既に40年以上が過ぎ、今や「限界集落」に
なりつつあります(T_T)
隣同士がくっつき合って建っている町並みから、数百メートル離れただけで
こんなに深い森になる変化が、どうしても頭の中で整理が付きません。
登って、下って、スニーカーに感じる「土の優しさ」が、安心した汗になって額を
濡らします。(とても気持ちの良い暑さと、涼しさの感覚です(^^)v)
再び登って行くと、眼下に線路が見えてきました!
JR八高線(はちこうせん)です。
崖を降りて行く途中の斜面には「キランソウ」が咲いていました。
薬草になるらしく「死から遠ざかる」という意味合いを込めて・・
『地獄の釜の蓋』という名前も持っているらしいです(^_-)-☆
この路線は超!ローカル線なので、居る間に列車が来ることはありませんでした。
この後に、思いっきり山を下りました。
腐った倒木の脇を通り、雨に侵食された崩壊寸前の山道を駆け抜けて、少し開けた
場所に行く途中で藪の中が「ガサガサガサガサ!!」と、何かの動物が私の足音に
怯えて逃げていく雰囲気を感じ取りました(@@;)!! (多分、狸のファミリー(^^))
開けた場所の先端は____「あれ?」 道が・・無い・・・_| ̄|○
水深は50cm位だけど、濡れてまで渡る勇気はありません(^_^;)
倒木一本でもあればなぁ・・・(^^ゞ
仕方無い・・別のルートをまた登って行きましょう!
私は上り坂が好きです♪ もちろん苦しんだけど、登った分だけ目に見えて
高度が上がっていくし呼吸が整うんです。 平坦な舗装道路が一番身体に
合わない気がします。
でも、まさかこの道が全く人通りの無い山道だとは知りませんでした(^_^;)
半ズボンの足に下草が接触し、倒れこんだ枝がぶつかり・・・正に「トレイルラン」
でした(^_^;)
念の為に、棒を手にしながら木を叩いて前に進みます。(大げさ?)
やっと視界が開けてきました\(^o^)/
50m超えの鉄塔(赤白で塗り分けた鉄塔は50m超えなんです。)の向こうには
桜並木でした(^^)
せっかくの無防備鉄塔なので、真下から覗いた写真を一枚!(何だか下から盗撮?)
鉄塔に関係する仕事をしていましたので、違和感よりも「懐かしさ」がよぎります。
「風向・風速・気温・湿度・騒音計・・」 私の作った機械は果たして今、どこの
鉄塔で働いているんだろうか?
ここからは一気に下るコース♪
やはり下りは楽ちんですね♪
途中、誰も通らない坂に降り積もった「桜の花びら」が、まるで新雪のようです。
咲く風情も美しく・・散って地に咲いた風情も美しく、哀しく、そして愛おしく・・。
桜はまた来年もう一度・・いえ、何年にも渡って「咲くことが出来る」けど、
人の命は一度「散ったら」もう二度と咲くことは出来ません。
本当に「儚い」のは桜ではなくて・・「人の命」です。
一度も「咲く事」も無く、消え行く命だって少なくない。
せめて「病気」や「障害」といったハンデが無くなればなぁ・・。
私が介護に携われるのは、そんな「命に関する不平等」に対する怒りがあるから
かも知れません。
さぁ! 体力を付けたら、また明日から患者さんへの暖かな思いを胸に頑張るぞ!
家族のためにもまだまだ倒れるわけには行かないからねぇ(^_-)-☆