『浜辺の歌』・・大好きな歌。

この歌を「大好きな歌」と選ぶ人は多いと思います。

この曲の作者は「作詞:林 古渓、 作曲:成田為三・・・大正2年(1913年)」

決して新しい曲ではありませんが、今も深く人々の心に染み入るような綺麗な曲。

 

イメージ(大洗の海岸にて)

f:id:masatdm1951:20141001213348j:plain

歌詞が元々は4番まで有ったようです。

色々なことがあって、私達が知るように2番までが標準的な歌詞となったようです。

敢えて3番まで、そして言葉が難しいので敢えて「漢字表記」してみます。

 横の解説は、『高知学芸術』様のサイトから学ばせていただきましたm(_ _)m

大好きな歌だけに、思い違いや感じ方の勘違いを避けたかったのです。

 

(1)

 朝(あした)浜辺を 彷徨(さまよ)えば  (朝 浜辺をあてもなく歩いていると)

 昔のことぞ しの(偲)ばるる    (あの頃のことが次から次へと思い出されます。)

 風の音よ 雲の様(さま)よ   (風の歌よ 雲の様子よ あの頃と同じ・・)

 寄する波も 貝の色も      (浜辺に寄せる波も そして貝の色までも・・)    

 

(2)

 夕(ゆうべ)浜辺を 廻(もとお)れば (夕暮れに浜辺を歩いていると)

 昔の人ぞ しの(偲)ばるる   (あなたのことが 懐かしくて恋しい)

 寄する波よ 返す波よ (浜辺に寄せる波よ 返す波よ 何もかもが貴方の事を思い出させる)

 月の色も 星の影も   (月の色も 星の光も 懐かしく貴方の事を・・)

 

(3)

 疾風(はやち)忽(たちま)ち 波を吹き   (突風が吹いて波を吹き上げ)

 赤裳(あかも)の裾(すそ)ぞ 濡れ漬(ひ)じし 

                 (私の赤い着物の裾は、びっしょりと濡れてしまった)

 病みし我は 既に癒えて (大病を患った私は 今は良くなったけど あの子はいない)

 浜辺の真砂 愛子(まなご)今は (浜辺の小さな砂 私の小さなあの子は元気で

                      居るのかしら 逢いたい・・)

 

つい歌っちゃいますよね(^_-)-☆ まして海の岸辺を歩いたりする時にはね(^^)v

 

埼玉は「海の無い県」(T_T)

できれば毎日海を見、砂浜をランニングしたいものです。

だから尚の事、海へのあこがれが強くなり妄想が暴走します(^_^;)

 

これからの季節・・・「誰もいない海」も思い出されてしまう曲ですねぇ。